その4



6/5(日)

朝4時に携帯のアラームで起床。すごく眠いけど、ここで二度寝してはレースに参加できない。 準備をしつつ、外をのぞいてみた。まだ薄暗い。

雲はほとんどなく、なんと富士山がハッキリと姿を現していた。去年は朝から雨で鬱だったが、 今年は気持ちのいい朝だ。

次第に明るくなってきた。富士山の頂上付近に雲がかかっている以外は、よく晴れている。

ホテルの駐車場と富士山の絵。今日は富士山の五合目まで自転車で登る。

富士山のアップ。白いフカフカの帽子をかぶっているようだ。

樹海の奥にそびえ立つ日本一の山、富士山。


↑ 合成したパノラマ写真。


富士急ハイランドの方面は山々が朝靄に包まれていて、幻想的な光景。

コンタクトをつけて、レーパン&レージャーに着替えて、S720iのセンサーも付けて、上から普段着を着る。 荷物をまとめて、皆の準備が整うのを待った。

朝5時過ぎにチェックアウトして車でレース会場へと向かう。エントリー開始日に申し込んだので、会場に一番近い 「富士北麓公園駐車場」をゲットできた。しかし朝早いのに駐車場はすでに満車状態。誘導しているスタッフの数も少なく、 誘導が徹底されていないようだ。周りをグルグル回って、ようやく2台分のスペースを見つけて停めた。

駐車スペースを探している際に飛び出ていた木に引っかかった山田さんのロード。 葉っぱが挟まって野性味が出ている…。ジャングル仕様か。

ロードを組み立てたり空気を入れたり荷物をまとめたりと準備をして、いざ会場へと向かう。 参加者が多いから、荷物預けに行くのも一苦労。快晴の空の下、富士山を眺めながら選手達はスタートの時間を待つ。

混む前にトイレに行っておく。相変わらずの行列。今年は仮設トイレも設置されていたが、参加者が1000人増えたので 混雑具合はさほど変わっていなかった。来年はさらに増やす必要がありそうだ。

トイレで用を足して軽量化を済ますと、ウォーミングアップに出かけた。うちらの出るロード男子29歳以下のクラスは、 今年は一番最後の7時半スタートになったので、まだ時間がある。

会場の富士北麓公園から数キロ下って引き返して上って、まだ時間があったのでもう一往復してアップは完了。 永田君はS720iの胸バンドを着けるのを忘れたらしく、ショックを受けていた。スピードやケイデンスは計れるが、HRが見れない。


アップが終わってロード男子29歳以下の待機するエリアでスタートを待った。少ししてまーさんと青木君がやってきた。 まーさんはZジャージだった。そう言えば、グレッグ・レモンが神様のような存在と言っていた。


↑ レース前にみんなで記念撮影。 提供:青木君



↑ おれのデジカメでも3人を撮ってもらった。
レース初参加のまーさんに色々とアドバイスなどしたり、自転車話をしつつ、みんなで和やかにスタートを待つ。
→ 写真提供:青木君

アスリートクラスを始め、5分毎に次々と各クラスのスタート。でもうちらは一番最後のスタートなので、まだまだ時間に余裕がある。

逸る気持ちからか、時間が経つのが長く感じる。まだ自分のクラスのスタートまで20分もある。まったりと待つ。

他のクラスのスタートを見に行った。7:15は男子40歳代Bのスタート。スタート前の緊張の瞬間。

そしてスタート!! 1.3km地点の記録計測開始地点まではパレード走行なので、いきなり飛ばす人はいない。 それにしてもすごい人数。いつまでも選手の波が終わらなかった。

スタートが近くなり、徐々に緊張感が高まってきた。ヒルクライムもレースも初めてのまーさん。 アンカーのロードにコンポはTIAGRA。ハンドルバーのフラット部には補助ブレーキも付いていた。 シフトケーブルのアウターに特殊な物を使っていて新鮮だった。

今回もうちらの中ではトップタイムを出すであろう永田君。2週間前の会津では入賞している。去年と比べると機材が一新。 アンカー最上位ロードのRHM9になっている。コンポはデュラ、ホイールはキシリSL。

レースで毎回マイペースを保つ山田さん。フレームはLOOK 461で青木君と同じ。1ヶ月前にコンポをすべてデュラに換えたばかり。 ホイールはWH-7800。ハンドル周りはフライトデッキ+S720i+勾配計とおれとまったく同じスタイル。

おれのロードは、去年と比べるとシートポストとサドル、それとペダルが変わっている。 フレームはKLEIN Q-Carbon Race、コンポはデュラ、ホイールはキシリSL。うちら3人はいつの間にかみんなデュラになってしまった…。 ハンドル周りもフライトデッキ+S720iまで同じだし。

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