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公共交通機関の利用法
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公共交通機関を使う場合の注意点やヒントをまとめました。訪問予定の都市でどんなものが利用できるか、どう利用すればいいかなど個別の情報は、ガイドブックや現地で入手できる情報誌、パンフレットでご確認ください。ここではあくまでも「共通して言えること」を取り上げています。

INDEX
タクシー
市バス
市電
公共交通機関の乗車時の注意について
  車内での飲食について
  タクシーの乗車位置

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タクシー

オーストラリアはタクシー代が安い国です。空港から市内への移動でも、3人以上のメンバーがいるならタクシー代の方が安いケースもありますから、費用をシビアに考える人はタクシー料金とシャトル・バスの料金比較もお忘れなく。

タクシーは料金体系がしっかりと決められていますので、長距離ドライブでなければボラれる心配はあまりありません。メーターを倒さないような時(ブリスベン〜ゴールドコーストの移動)はあらかじめ「100ドルだけどいい?」と確認してきますので、心配なら筆談で確認しておきましょう。

シドニーのドライバーには要注意

シドニーはなりたてのドライバーが多いのか、道を知らないタクシー・ドライバーがよくいます。FOX STUDIOができてしばらくしてからの訪問の時のことです(2000年5月)。ここに行くのにタクシーを使おうと思ったところ、「どこ、それ?」と言われてしまいました。

FOX STUDIOのようなアトラクションを知らないというのはちょっと極端かもしれませんが、レストランなんかはきちんと番地を調べておかないと連れていってもらえない可能性があるので気をつけましょう。

あと乗車すれば分かりますが、タクシー・ドライバーを保護するカプセル付きの車があってぎょっとさせられるかもしれません。治安が悪い地域があるためとのことですが、他の都市ではまだ全然見かけていないものだけに、シドニーはやはり都会だな、と妙に感心させられました。

プロが多いケアンズ

シドニーと対照的なのはケアンズです。対応の悪いドライバーはまず見かけないし、道もよく知っています。ケアンズにはワゴン・タクシーもあるので家族旅行の人にも便利です。最大7人〜8人乗車できますが、5割増しの運賃で利用できるので、空港〜市内間のトランスファーだったら絶対にワゴン・タクシーの方がお得です。確か4人か5人以上の利用で料金upになったと思いますが、2人くらいで乗車する分には通常料金で利用できます。

料金の払い方

日本のタクシーと違って、タクシーのドライバーは荷物の積み下ろしを必ず手伝ってくれます。支払いは、荷物の積み下ろしがある時はその積み下ろしが終わったところで請求される方が多いですね(別にチップを期待しているわけではありません)。特に荷物がなければ、車内で精算することになります。

タクシーのエクストラ料金についてひと言だけ。電話や予約による呼び出しを行った場合、配車料として80セント(ケアンズ)から1ドル(シドニー)の料金が加算されます。メーターの運賃の右側に表示され、降車の時に合算して請求されますので、お気をつけください。

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市バス

都市によって使い勝手が大きく違います。一番利用価値が高いと思われるのは、無料バスを走らせている都市(パースやアデレード)での利用でしょうか。どちらの都市も英語ではありますが、路線図や利用方法を紹介したパンフレットを作っているので、バス利用を積極的に考えている人はその都市に到着次第ピックアップしましょう。

バス停は日本と違い、運行スケジュールの表示や行き先表示は一切ありません。乗車の際は「このバス〜まで行きますか? Does this bus go to 〜?」と聞きましょう。

またバスは路線によっては日に2〜3往復ということもあるので、例えメジャーな観光地であっても運行時刻はチェックしておきましょう。確かアデレードのクリーランド動物公園行きのバスは日に2、3往復くらいしかしていないと記憶しています。

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市電

電車の利用価値が高い都市はシドニーやパース、ブリスベンなどですね。その他の都市では鉄道がない場所があるし、旅行者として利用するには不便なケースが多いと思います。

切符は自動券売機で購入できます。券売機の使い方ですが日本のそれとは仕組みが違うのでご注意を。オーストラリアの鉄道の券売機はまず行き先のゾーンを確かめる必要があります。券売機に行き先一覧が載っていますので、自分が行きたい場所が「ゾーンいくつ」かを確認してください。

機械の操作はゾーン指定が最初です。行きたいゾーンの番号を押してください。次は大人か子供かの指定です。私が体験した範囲では1度に2人分の切符を買える機械はありませんでした。
ここまでボタンで選択すると、料金が表示されます。紙幣・コイン投入口には受付可能な金種が表示されていますので、その表示にあるお金を投入してください。お釣りも出ます。
あとは切符を自動改札に通してホームに入場する(シドニー)か、検札が来た時のためにキープする(パース)だけです。

メルボルンはトラムが走っていて、とても便利に使えます。市内を循環する無料のトラムもありますので、メルボルンでもトラム情報を最初に入手された方がいいでしょう。
あとシドニーではちょっと高い(1人A$3)ですが市内とダーリング・ハーバーを結ぶモノレールも利用できます。こちらはチケットではなくトークン(コイン型)を自動改札に投げ込んでゲートを通過するという仕組みになっています。

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公共交通機関の乗車時の注意について

バスや電車のシルバーシート

オーストラリアでもシルバーシートが設けられています。日本のようにその座席だけ色が変わっていればいいのですが、シルバーシートの表示が文字だけだったりということもあるので、座る時には注意しましょう。だいたいは入り口のそばとかドライバーの近くに席があるようです。

パースの市電では座席の上部の方にシルバーシートの表示があったため、最初は気付かずに座ってしまいました。まわりがそこそこに埋まっているのにそこだけ空いていたのが気になって、座ってから見直して気がつきました。市電の中吊り広告には、「学生は座るな。座っていいのは正規料金を払っている大人」というものもあり、オーストラリアの子供に対するしつけの厳しさを感じました。

飲食について

電車やバスの中では原則として飲食禁止のようです(長距離のものは違うでしょうが)。どの程度取り締まりが厳しいかはわかりませんが、車内の表示を見て飲食禁止などの掲示があったら注意するように心がけましょう。喫煙はもちろん禁止です。こちらは罰金も厳しいようですので、いっそうのご注意を。

タクシーの乗車位置

オーストラリアならではの習慣ですが、タクシーに1人で乗る場合、助手席に座るというのが当たり前のように行われます(フランスは反対に助手席には座らせません)。男性ドライバーの時に女性は助手席に座らない方がいいだろうと言われています(痴漢行為を心配して…)。

もちろん日本のように後部座席に座ってもかまいません。あとタクシーは自動ドアのものは全くありませんのでご注意を。乗る時はともかく、降りた時にドアを閉め忘れてしまうことが多いので頭を切り換えて乗車しましょう。

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