国技館禁煙訴訟について



 去る平成16年6月10日、財団法人日本相撲協会を相手に提起した訴訟は、相撲協会が平成16年7月17日に、
平成17年1月場所(国技館)から升席を含めて全面禁煙の措置を行うことを決定したので、原告としては訴訟を提起
した目的は達し、一定の社会的使命は果たしたものと考え、訴訟を終結させることとしました。そして、相撲協会との間
に平成16年9月15日和解が成立し訴訟は終結しました。

 相撲協会が全面禁煙に踏み切らざるを得なかった背景には、これまで禁煙運動に携わって来た方々の努力によって
受動喫煙防止措置の問題は、既に社会的な趨勢になっていた背景があったものと認識しております。


 以下に、私が相撲協会を相手に訴訟を提起しようと考え、行動を起こした前後から訴訟終結に至るまでの経緯を
時系列順に記しておきます。



目 次

 1.訴訟提起の前後から訴訟終結に至るまでの経緯と時系列について

 2.原告の訴状&日本相撲協会の社会的責務と本訴訟の意義

 3.相撲協会の答弁書

 4.相撲協会の答弁書に対する原告の反論/準備書面(1)

 5.原告から相撲協会への求釈明=準備書面(2)

 6.訴訟終結/和解条項



 訴えの提起の報道を受け、日本はもとより外国在住の日本人からも励ましメールを戴き、本当に有難うございました。


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