熊本地震からの復興
平成30年2月28日
あの日から約2年、本佛寺大本堂にてお預かりして読経を
続けた「光泉寺祖師像」をお返しする吉日が参りました。
熊本市内の復興が進み、お寺様の本堂の修理が完了したとの事です。
光泉寺ご住職ご一家がお見えになり、厳かに祖師様をお迎えに来られました。
祖師像も修復してお祀りしておりました。
光泉寺御宝前
お座りになった御祖師様!
尊いことです。お疲れさまでした。編集部
光泉寺様外構(本堂屋根)
道安寺様整備状況
震災を乗り越え努力されています。
熊本大地震
平成28年4月22日
4月14日、16日相次いで襲った大地震。その後も余震が続き、未だ復興に移れない状態の熊本。
大きな余震を警戒しながら、私達は6日遅れで被災地へと入りました。不足している物資と重機
そして救援隊。何ができるかを模索しながら、御前様の指示を仰ぎ、出来る限りの準備を整え、
トラック5台、宗務院のワゴン1台、計6台キャラバンで山越えしながら現地へと向かいました。
スナップ
22日早朝6時、物資を積んだダンプ、重機を積んだダンプ、そして高所作業車で本佛寺を出発!
(全国日青の心ある物資や上行講からの水も含)
本妙寺様参道に到着。浜田宗務所長様がお待ちでした。被災されておりました。
重機を下ろし、作業開始。 視察移動のため切り上げ、高所作業車とハサミユンボを置いてきました。
横手町の正立寺様、妙立寺様へと伺いました。御前様と同じ宗会議員様のお寺でした。凄いことになっていました。
震源地 益城へ
とんでもない事態になっていました。
日蓮宗 道安寺様に到着
作業時間が短いため、あまり進まず、次回を
約束して帰山いたしました。
25日 再び、益城へ
早朝4時半に出発。重機不足を考え、今回はカニクレーンを積んでいきました。トラックには上行講からの水を積み…
熊本の御上人様方が、置いてきた本佛寺の重機を使いこなしていました!すごく有り難い光景です。
皆様も被災して(熊本市内)おられるのに、益城で作業を進めていました。
お昼休み、ご住職や奥様が生活されている場所で休憩しました。その間、視察も行いました。
ガレキを捨てる場所が突然変更したり、無くなったり行政も混乱しているようでしたので、本佛寺へともって帰ってきました。
28日 もう一度、益城へ
道安寺様と周辺にブルーシートをはる作業に従事。広島や熊本市内のおぼう様方の支援もあり捗りました。
雨が多く、また風も強い益城町。まだまだ大変です。
私達は、被災している方々が一丸となって、もっと厳しい被災地を支援していることに感動致しました。ライフラインを失って
いる益城町。今後も支援活動を続けていきます。
5月11日
水前寺へ
早朝5時出発。久留米インターから上がり、熊本へ
ようやく開通した熊本インター…しかしまだ屋根がありませんでした。 水前寺へ到着。
午前中で終了。気になるのは、やはり益城…向かいました。
まだまだでした。少し支援活動を行い、水前寺へと戻りました。
平成28年7月16日
重機が入り解体作業をする場所。ほんとうに一部だけです。
震災当時とまったく変わらない現実があります。
道安寺様も復旧には至っておりません。仮設を計画中とのことでした。
進んでいない益城町の復興。
閑散とした「たきだし」のテント。人が少なくなっていました。
私達は今後も支援を続けて参りますので、皆様のご協力を宜しくお願いします。
震災から三ヶ月後の現状をお伝えしました。 編集部
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