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年頭祈願祭
平成24年
一月一日〜三日
今年も新年を迎え大本堂で加持祈祷
2012年初春の記録
午前11時と午後3時の二部制
元旦祈祷
午 前 の 部
本年も沢山のご参詣を戴きました。大本堂に入れない方が出るほどの参拝者。
正月一番最初のご祈祷を受けられ、記念に修行僧から護符を戴く皆様。
御前様謝辞
明けましておめでとうございます。昨年の震災以来、私も胸の痛む心境でこの正月を迎えた次第です。新聞等では復興元年としている
ようですが、まだまだ簡単にはまいりません（中略） 私達の祈りが全人類の救済に繋がりますよう共にお参りする年と致しましょう。
「絆」は佛教の大根幹であります。己の幸せだけでなく、真剣に共存の意味を考えながら、今を精一杯生きてください。ご参詣ありがとう
ございました。被災地と繋がっている本佛寺も祈りを続けて参ります。健康で良き年をお過ごし下さい。 合掌
祈祷と法話のあと、寺務所でお守りなどを求める参詣者
１年の始まりです。頑張りましょう！ ご参詣ありがとうございました。
午 後 の 部
受付の様子。当日申し込みをされる方々の問いにこたえる修行僧たち。午前より多くの参詣者で溢れる大本堂。
神仏に頼るお姿は尊ささえ感じます。 多くの参詣者に埋もれる御前様。
例年通り、寿量品（法華経）10卷のあと、お加持を受けることとなります。
読み上げの後、御前様年頭法話（謝辞）を聞かれる参詣者
新年おめでとうございます。今年はお天気がよく、除夜の鐘のご参詣も多かったようです。（中略）ご家族連れの方が多くあるようで大変
嬉しく存じます。昨年の大災害から我々は何を学ぶべきか。これを考える年でもあります。家族があること、地域社会があること、そして
先祖があること、すべて縁あるものです。大自然に生きる人間には勿論与えられた生き場所がある筈です。自然との共生そして手を繋ぎあ
い生活すること、そこに家内安全があります。どうぞお寺は毎日祈り続けますので、良き年を送り下さい。ありがとうございました。合掌
寺務所での様子
お帰りは気を付けて、安全運転でお願いします。
二日目
午前11時。雪のため、道路が閉鎖しているにもかかわらず、沢山の方が山中にある本佛寺に来られ、祈祷を受けられました。
御前様法話（中略）
大変な中、ご参詣ありがとうございます。今朝、朝勤にご参詣の方がありましたので、お尋ねしましたところ、早朝5時にもご祈祷が
あると思って福岡市内からきましたとのことでした。これは申し訳ないことですが、朝は今、電話受付した方のみになっていますと
お答えした次第です。何故このお話をするかと申しますと、本日の道路閉鎖そしてユータンラッシュですね。遠方からの方は何時間
もかけて本佛寺までご参詣されていると聞き及びました。そこで、来年から早朝の祈願を積極的に受け付けます。たしかに皆様大変
ですからね。折角、１年の慶を祈るのに遅刻したから出来なかったでは、私もバチが当たりますよ。是非お電話されてください。と
にかく、今年が安寧で、皆様が健康であることをご祈念し、年頭の法話、御礼にかえさせて戴きます。ありがとうございました。
お気を付けてお帰りください。ご参詣ありがとうございます。
午 後 の 部
高速道路が通行止めの中、それでもたくさんの方が参詣されました。
迫力の祈祷を受け、祈る対告衆
本当に、遠路お疲れさまでした。私達も一層の励みになりました。
三日目
午前の部
交通事情が悪い中、ご参詣になり、受付される参拝者。
お加持を戴き、撰経をお受けし、お焼香される参詣者。
護符を戴き、御前様法話を聞き、お札を手にお帰りになる様子。
午後の部
最後のご祈祷です。本佛寺の職員や私達修行僧も受けさせて頂きました。
今年も沢山の方が祈願されました。本佛寺はお祈りを続けていきます。
本年も宜しくお願い致します。本佛寺一同
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番外編のご紹介
毎年恒例のもう一つの年頭祈願
早朝5時半に集合される企業役員のお払い
平成24年1月5日
もう25年来続けられている栄電舍様のお払いです。
神妙にお払いを受け、励光閣講堂で、今年の抱負と決意を重役の方々にお話される飯笹会長。
会社の方針を御前様の前で語られ祈りを伝えたのち、本佛寺特製雑炊を召し上がり、１年の始めを祝いました。
平成24年1月6日早朝
昨日と同じく、九州栄電舍様も毎年お払いに来られます。
こちらの会社も方針を語られ、雑炊を召し上がってお帰りになりました。
企業にとって向かい風の昨今、神仏がお守りします。がんばりましょう！
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