年頭祈願祭

一月一日〜三日

新年を迎え本堂で奉行されるお加持

予約制となっているが当日の受付もある。

 

一日(元旦)

午前11時の部

 

 多くの願主が集い今年の慶を願います

厳粛な空気が漂う中での祈祷

 

 

午後3時の部

午前に続き沢山の願主が祈る

 

受付の下では様々なお守りが並べられています

 


 

二日目

午前の部

 

多くの祈祷師に囲まれ願いを祈る檀信徒。

 

 

熱心に年頭の山首挨拶を聞く信徒の皆様

 

 

 

 午後の部

遠方からの方が多い座となります

 

それぞれの年頭祈願札を探す

 

売店の模様

 

出店が並ぶ仁王門下です

 

除夜の鐘から三日間の開業らしいですね

 


三日目

午前の部

最後の祈祷となります

お正月が忙しくて、受けられなかった方が多くなります

 

商売繁盛といったところでしょうか。

 

午後の部

この座になりますと、滑り込みセーフといった方が多いようです。

 

山首謝辞

この祈祷会を始めてまだ十年程ですが、ご承知のように

当時は前住職の父が荒行の傳師という役目を受けていま

したので、なかなか正月に檀信徒とお会いすることが出

来ませんでした。そこで、私がまだ代務の頃「國祷会」

として行っていた年頭法要を祈祷会と併設して出来ない

ものかと、いわゆる檀信徒のお立場にたって新年の慶を

祈ろうと願って始めたのが、この三が日祈願祭です。 

当初は総代さんや役員の方、一人か二人をお祓いして、

下の応接間でお屠蘇を差し上げるといった程度でしたの

が、次第に私も私もと願主がお集まりになり、四、五年

前から、このように大勢の方が来られる大きな年頭行事

になってしまいました。このことは、私の思いや力では

なく、申すまでもありませんが、仏様の加護の信憑性を

示すものなんです。お陰を頂いた方が「今年も」と願う

ことがあるからこそでしょう。ですから、祈祷を受けら

れる方には待ち遠しいと思われるかもしれませんが、こ

うして、祈祷前に寿量品を十巻読むんです。じっと座ら

れて、三十分以上待たされることをご理解下さい。私も

怖いんですよ。お経を上げることをやめることが出来な

いんです。長く続けられている國祷会をやめる訳にはい

きません。三が日は元旦午前二時からここで寿量品を上

げ続け、本日の今完結されるのですから、仏様へのお経

を削除して皆様への祈祷だけってことは出来ません。ど

うぞ、お経のシャワーを浴びると思って頂き、来年もお

参り下さいますようお願い申し上げお礼と致します。 

 

 

 

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