寒行記録

(久留米・筑後市内)

1月23・24日

読売新聞1月25日の報道記事

西日本新聞1月25日報道記事

詳細に新聞掲載戴きました記者の方に御礼申し上げます。ありがとうございました。

スナップ

  

23日早朝、本佛寺で出発祈願をし、車で久留米市に移動。恒例の市内唱題行脚を行った。

  

列になって歩き続ける事2時間。途中で日蓮宗本泰寺様に立ち寄り祈願回向する一行。

  

寺町を行進し、日蓮宗妙正寺様へ参拝。祈願回向を行う一行。

  

続いて、日蓮宗妙善寺様で祈願回向。そこで、休憩し妙善寺様からお茶の接待を賜り、寒い中頬が緩む一行。

     

行程を終了し、日蓮宗七面教会様で帰着報告をする一行。同寺院で、食事の接待を賜り、辛い修行を終えた一行。

お疲れさまでした。お世話になった御寺院には心より感謝申し上げます。

 

24日(筑後市寒行)

 

  

早朝6時50分、本堂前で出発祈願。車で西牟田(久留米市)へ移動。寒行托鉢を行った。

  

寒い中、檀家様にお宅で休憩。暖をとって再出発する一行。

  

次々と家を巡り、疲れると道中の脇に腰掛けて休む。写真はその時、御前様が信徒の団扇太鼓にお題目を書かれている一こま。

  

托鉢を終え、最後檀徒のお宅の仏壇で終了報告をし、食事をお世話になる一行。

  

この日の参加者は50人余。準備と接待に感謝しました。ありがとうございました。

全行程を終了し、西身延青年会だけ残り、御前様と共に、会員のお宅で打ち上げをしました…。

  

お仏壇にお参りをし、会食を楽しみました。(^。^)

こうして、平成22年の寒行を終えました。ご協力ありがとうございました。

編集部 


(うきは市内)

1月16日・17日・18日

 

スナップ

早朝、朝勤を終え、本堂前にて一読。いざ出発!

道中でお配りした教箋

               寒 修 行
 激動の中世期。栄西、法然、道元、親鸞そして日蓮といった高僧が次々と輩出されました。それは世情が求めたのか? 自ずと現れたのか? 少なくとも人心の乱れや政治を正常化するため、つまり人々の生活を救済しようとの決意が最大の背景であったことは疑いのないところでしょう。また仏教思想を啓蒙した聖徳太子後の、最澄・空海等から見て取れる「福祉」の精神が「心を洗う」とする情操を更に広め、民に勇気を与え変革をもたらした日本人の輝かしい歴史でもありましょう。今を生きる私達は何処を目指し、何を求め、どうなれば満足するのでしょうか。
 仏教の経典に基づく過酷な修行。そこに世の中の不条理を見つけ、苦しみからの離脱法を人々に説き続けた開祖等。その功労を私達は忘れてはなりません。そう思いながら寒修行と称し、今年も歩いています。唱える経文が目に見える白い吐息を頼りに歩いております。指先のしびれの先にあるちっぽけかもしれない幸せを信じ、私達は太鼓を叩いています。頂いた浄財を社会の為にと生活苦の家庭に届け続けて六七年。身勝手かもしれませんが、己を酷使して頂く尊い皆様の心こそが、社会不安を除去する手立てと考え、続けています。
 祖師は言います。「因があるから果がある」 皆が悪いと謳う今生には何らかの原因があるのではないでしょうか。自己を戒める事に、もしかすると素敵な結果が見出せるのではないでしょうか。私達はそう信じます。
 毎年のご協力ありがとうございました。        合掌
 平成二十二年 正 月 
                    うきは市  鎮西身延山  本佛寺

  

焚き火を囲み、集合場所でまず暖をとり、教箋を読み合い出発する様子。

  

市内の国道を歩きながら、商店を回る様子。

  

参加者の檀家様のお宅で昼食。ご馳走様でした。

  

再び、午後の回りを始める様子。    午後5時半、終了の報告をしました。

二日目

(十七日)

本堂前で出発の一読、安全を祈願しました。

  

この日も天気良好! 次々と待っているお宅へ読経していきました。

  

午後からは、範圍が広くなったため、奥様もお手伝い! 夜も更けての円陣(参加者で輪をつくる)をして円成を告げる様子。

        

本佛寺に戻り、本堂前で報告する様子。真っ暗になりました。

 

三日目

(18日)

    

力を振り絞って、早朝から出発祈願する様子。    集合場所では皆さん疲れが溜まっていても笑顔でした。

  

それでも待っているお宅が沢山あるため、懸命に読経する様子。

 

すべての行程を終了し、参道から行列にて恒例の大行進!

  

 

さあ、お題目! 南無妙法蓮華経!

  

仁王門から本堂へ、そして御真骨堂から鬼子母神堂へと、行進はお題目の太鼓を響かせながら進みました。

 

  

妙見堂から永遠堂へそして仏舎利塔まで、よいしょよいしょで登りました。

  

清正公堂から浄行堂、そして励光閣前広場へと進み、円陣をつくりました。

  

御前様の祈願回向、そして御礼のご挨拶があり、全員合掌し、本堂への入りました。

円成奉告式

  

みなさんの力強さこそが日本を幸せにする道です。この三日間の努力を胸に一年間頑張って下さい。如何なる事も乗り越えることが出来る筈です!

と御前様は、法華経信仰によるパワーの使い道を示されました。甘えてはいけません!と力説され、人頼みは禁物との趣を伝え「寒修行」を終えました。

 

慰労会

  

ささやかな昼食を苦労を語り合いながら戴く様子。

     

 

こうして今年も、天気に恵まれ事故無く、うきは地区寒行を終了しました。

御協力まことにありがとうございました。

ご覧頂きありがとうございました。

編集 前臣

 

 

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