平成25年5月15日

花祭り法要

毎年四月八日のご降誕会を旧暦で行う行事

 

今年も婦人会役員の方々が前日の準備に早朝から取りかかりました。

    

昨日まで団参に参加された方も、お疲れの中、花祭りのため、自宅の庭花を持参でお手伝い。

  

一つ一つ丁寧にハサミで切って張っていく作業。 完成です。明日が晴天でありますように!

15日 花祭り当日

  

次々と参詣の方が来られ、お釈迦様にお茶を濯ぎ、頂いていました。

午後1時 大法要

  

大本堂で、施餓鬼法要の様子

  

御前様ご挨拶   

 

釈迦様降誕会、ご参詣頂きありがとうございました。また沢山のご参集にお釈迦様をして御礼申します。さて、機縁熟し

私達は東日本大震災物故者追悼とし石巻をお参りさせて頂きました。和讚という団扇太鼓を用いての奉唱、つまり歌を捧

げました。ちょっと読みますね(略)このように、代受苦に報謝しながら、団参のみなさん涙ながらに太鼓を叩かせてい

ただきました。四日前の祥月11日でした。残念ながら参加出来なかった方々もここに多くおられますが、その分も一生懸

命に拝みましたよ。そんな中、私は予め前日に仙台に入り、「孝勝寺」という本山に伺い、本佛寺が勝手に宮城に入るこ

とのお許しを賜りる御挨拶に行きました。殊の外貫主様は喜ばれ、なんとお寺の車を貸して頂きました。「わざわざ遠方

から来られ、震災以来一番に支援され何度も何度も勇気付けて下さった本佛寺さん。自由にお使い下さい!なんなら新潟

まで乗って行かれてもいいですよ」と冗談まじりに仰られ送り出して下さいました。仙台駅の裏にある大きなお寺さんで

すよ。いつか団参しましょうね。まあそんな事もあって天気にも恵まれ久円寺様でお題目を唱え海岸でもお題目を捧げて

きました。私達信仰者は、己の幸いのみを祈っていてはいけません。みんなを祈るのです。それが「命」なのです。日蓮

聖人は法華経の中の文底に一念三千を見出されました。幸せとは何か。今こうしていることが幸せなのですよ。次の日は

佐渡の大銅像様十周年に臨みました。すべては佐渡です。昨年の本日ここで申し上げた如く団参致しました。佐渡こそを

我々日蓮宗は大切にしなければならないのです。逆境の中から佐渡で発表された本尊を今一度考えてみましょう! 合掌

 

 

御参詣、ご覧頂きありがとうございました。

編集部 前岳

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