平成21年5月15日

花祭り法要

毎年四月八日のご降誕会を旧暦で行う行事

 

婦人会の方々が御堂を造ります。

  

前日の飾りを終え、境内に設置しました。

  

次々と参詣者が甘茶を濯ぎます。

  

参拝者がお茶をお釈迦様に濯ぎ、頂戴しています。

 

その折り、前明上人による高座説教が行われました。

 

午後1時 大法要開始

 

多くの僧侶出仕の施餓鬼会と同時に行いわれます。

お焼香の列に並ぶ参詣の方々

 

お焼香が終わり祈願回向の後、御前様の法話を聞く参詣者

恒例の山首謝辞法話

本日も沢山のご参詣を頂き厚く御礼申し上げます。さて、私は午前中、御檀家様の葬儀に伺って

参りました。もう百才を越えた方でしたが、私が幼少の頃からお世話になったお方で、お会いす

れば、いつも御菓子や果物を頂きました。まあ思い出はつきないのですが、その方にはお子様も

身内もなく、お一人で暮らしておられたので、寂しい最後となりました。でもお寺がいます。そ

う私共です。檀家は身内と勝手ですが思っております。私は引導文にしっかりその功績をしたた

めて、釈迦如来にお伝えし棺にいれました。人間、生きるものは必ず死にます。その時に寺がど

んな役割を担うべきなのか。これを常々考えている私でございます。本日は甘茶がでてます。こ

れを濯げば、「心身は快楽する」と経文にあるからみんな古来からこれを飲み、健康を保ったの

です。すなわち御利益一杯のお薬ですね。どうぞ自分だけでなく、他人にも分け合って合掌しな

がら頂戴されてください。(略)今月も沢山の御参詣誠に有難うございました。     合掌

 

 

法要後も花見堂は賑わいました。

 

御参詣、ご覧頂きありがとうございました。

編集部 前臣

 

平成17年を見る 平成16年を見る