平成十七年五月十五日 

花 祭 り

(本佛寺では毎年5月15日に奉行されています)

婦人会が準備

 

お釈迦様の生誕を祝う花まつり
当山では本来の日にち(四月八日)に
釈尊降誕会を行っておりますが、お参りの多い
十五日の御施餓鬼日に合わせて
花御堂がまつられ、参拝者には甘茶がふるまわれます

 

前日準備の模様

 

皆さんから頂いたお花をこの傘に付けていきます。

 

さあ!がんばろう!

 

1日かかって婦人会有志が造り上げていきます。

 

見事完成!

 

今年はバラの花を付けてみました。(初の試み)

 

この四面に本仏寺のマークとお釈迦様が飾られます。

 

 

そして本日(十五日)本堂前に設置されました。

参拝者がそれぞれ甘茶をお釈迦様におかけして、頂戴していました。

 

並んで、順番を待つ参拝者 

 

 

まだまだ甘茶のテントに集まる檀信徒の方々…。

 

大人も子供もお釈迦様に感謝し、お願い事などをしていました。

 

 

まもなく、本堂では月例施餓鬼大法要が始まります。

 

 

大施餓鬼法要(毎月十五日)

 

今月も沢山の僧侶が出座されて執り行われました。

 

僧侶のアトをつけて読経に勤める参拝者の方々。懸命にお経本の経文を追っています。

 

法要途中からお焼香が始まります。

 

長蛇の列となるお焼香は、御宝前に向かう信徒の大切な作法です。

 

 

ご供養を行動で示した後、御前樣の月例法話を聞くことが出来ます。

ご参詣有り難うございました。今月も素晴らしい好天に恵まれ

大施餓鬼法要と釋尊降誕会が出来ました事、皆様の信仰の賜と

感謝申し上げます。過日、私は佐渡ヶ島日蓮聖人大銅像にお参

りにいって来ました。もう丸二年で、開眼三周年法要を行う為

でしたが、やはり十三日は好天でした。有り難い事です。  

さて、最近は目を覆うような事件が後を絶ちませんね。私は以

前から、犯罪が増えたことを否定していました。「そりゃ情報

が全国になったから小さな田舎町の事件も一斉に報道されるか

ら、増えた気がするだけですよ」って。しかし、ちょっと問題

が多くなりました。特に、女性に首輪を掛けて調教するなんて

けしからん事件などは、絶対に許せませんね。やはり仏教教育

が不可欠だど、改めて思います。天台大師は、「過去の因を知

らんと欲せば 現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば 現

在の因を見よ」と申され、行動が原因となり悪因縁になったり

消滅したりすると諭しておられます。今、悪いことをするとそ

れが未来に残り、抜け出ることが出来ないということですね。

このような、施餓鬼の大切さもそれにあたります。教育にこの

事を取り入れ、間違ったら地獄に堕ちる!罰が当たると説くこ

とが今、求められているのではないでしょうか。皆さんもしっか

り、施餓鬼の意味を把握して、このような御経のシャワーを身体

全体に浸透させ、なお一層の信仰に励まれてください。早朝から

のご参詣、誠に有り難うございました。           

 

 

来月もご参詣をお待ちしております。 

 

 広報 前晴

 

 

追伸

甘茶のお祭り(降誕会)は 

ほのぼのとする年中行事のひとつです。

 

昨年を見る