平成20年5月15日

花祭り法要

毎年四月八日のご降誕会を旧暦で行う行事

 

境内に花見堂を設置

朝から参拝者がお茶をお釈迦様に濯ぎ、頂戴しています

   

 

法要前となれば、列になる花見堂

午後1時 大法要開始

多くの僧侶出仕の施餓鬼会と同時に行います

  

お焼香の列に並ぶ参詣の方々

  

お焼香が終わり祈願回向の後

恒例の山首謝辞法話

一昨日まで、佐渡に居まして、あの銅像様建立五周年を団体をお連れして奉行して参りました。

まあ、大変な御加護で、天気が良すぎてご覧のように顔の皮が剥け、ヤケドした形で真っ赤に

なっていますが、御利益焼けということで、お見苦しい顔をご勘弁ください。決してゴルフや

テニス焼けではありませんから。さて、先月は祖母の葬儀に当たり皆様には何かとご迷惑をお

掛け致しました。お陰様で皆様のお香に包まれ寂光土へと旅立ちました。恐らく皆様のご先祖

様とあちらでお会いして談笑していることと存じます。ただ心残りは「励光閣」が間に合わな

かった事です。二年前「立派なものを創りなさい!」と一番に住職の私に寄附をしてくれた祖

母は、完成を楽しみにしておりました。本当に残念です。でも私が祖母と暮らしていて解った

老齢の方への配慮が必要な建物を建てるのがこれからの寺院の考えでなくてはならない!とい

う発想を頂戴した恩は大なるものです。神社仏閣はどうしても階段が多い。あえて備え付ける

節があることの定義を変えさせた人。いわば問題と答えを姿で見せた96才の祖母…。今後、本

佛寺に励光閣がそびえ立つ限り、彼女の功績は語られていくことと信じてやみません。国家の

動乱と国民意識の変化によって生まれた家族制度の崩壊を今一度取り戻すためにも、私は、家

族の生き様を語ることによって修正出来るならば、言い続けるつもりです。皆様も先祖様供養

の大切さはお解りなのですから、現世に於いて先輩を敬う気持ちを是非持ち続けてください。

それが法華経の教えであり、立正安国を目指す日蓮宗の「いのち」に対する主眼でもあり、本

日の降誕会が示す生命尊重の意義です。今月も沢山の御参詣誠に有難うございました。 合掌

 

法要後も花見堂は賑わいました。

 

御参詣、ご覧頂きありがとうございました。

編集部 前臣


 

平成二十年四月八日 

ご降誕会

(本佛寺では毎年5月15日に奉行されています)

ご祈祷日と併せ…

 

お釈迦様の生誕を祝う釋尊降誕会、本佛寺では五月十五日に花見堂を創設
しておこなっております。本日の聖日には、仏舎利塔で讀誦致します。
 

 

今年の記録

午後7時半開始

真っ暗となった仏舎利塔に参拝者が登って来られます。

 

御開扉をするパゴダの内部               御前様導師にての読誦会

   

 

欲令衆の経声にのって、御開扉が始まります。       お寺からのご供養をお渡しする御弟子達

   

 

午後8時

場所を守護神堂に移し、月例の祈祷会

 

読経、お加持頂戴

   

 

多くの参拝者が祈祷を受けられます。

   

 

御前様法話

ご祈祷日には、必ずお説教があります。社会の中の宗教をいつも説かれ、生きる喜びを示される御前様講義。

月に一度だけの信徒向け講義です。今回は「花祭り」についてでした。六道から四聖へのお話…。

ご覧の皆様も是非お参り下さい。

 

 

来月もご参詣をお待ちしております。 

 花祭りは5月15日です!

 広報 前晴

 

 

平成17年を見る 平成16年を見る