平成22年5月15日

花祭り法要

毎年四月八日のご降誕会を旧暦で行う行事

 

今年も婦人会が作られた花堂にお釈迦様をお祀りしてお茶を濯ぎました。

   

雲一つない晴天に恵まれた花祭りに次々訪れる参拝者。

  

修行僧の指示に従って甘茶をかける方々。

 

励光閣で昼食をされる参詣の方々。

    

午後1時 大法要開始

  

御前様お導師のもと、30数名の僧侶が出仕して行われる法要。

  

僧侶の御経に併せ、共に読経される参詣者。その後、お焼香の列となり並ばれる皆様。

  

山首謝辞

 

 

今年も釈迦様降誕会にご参詣頂きありがとうございました。また沢山のご参集に感謝申し上げます。さて、本佛寺の

組織、即ち婦人会・青年会・役員会それぞれ総会を終え新年度をスタートさせましたが、その都度私の法話の中で、

元寇の油絵についてお話をして参りました。何故本佛寺に文化財が所藏されているかという経緯ですね。皆様のお陰で

今は素晴らしい寺宝館が完成し展示していますが、結果それと同時のような状況になりまして3月から東京の靖国神社

でも元寇油絵修復が終わり展示会をしております。お互いに協力的に行っておりまして、神仏混同の良い関係でござい

ます。そんな中歴史的認識に若干のズレが発生しましたので、私、先日直接靖国にお参りがてら申し入れに伺ってまい

りました。結論からお伝えすれば、改めて修正をされるとのことでした。大変良かったと安堵し戻って来た次第です。

それを本日皆様にご報告致しておきます。ところで、不求自得のお話はいつか致しましたね。求めなくても得るという

佛教教判ですが、反対に色読による自覚を日蓮聖人は説かれました。これは解釈論でもありますが、「努力は実る」と

いうことです。結ばれるといってもよいでしょうね。今日はお若い方や子供さん達も来られていますので、敢えてお話

させて戴くと、「諦めない」信念ですよ。生きることを諦めてはいけませんし、お仕事や家族の絆もそれですね。どう

ぞ、その柱に仏様を描いて頂いての信仰(中略)をお願いして私の本日の御礼、法話に代えさせて頂きます。  合掌

 

御参詣、ご覧頂きありがとうございました。

編集部 前臣

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