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はじめに

「21世紀の日本と国際社会がこれからの世代にとって希望に満ちたものとなることを願い、そのためにはこれからの世代の人々が正確な情勢判断能力を養うことが何より重要であることを確信し、その能力を養うための一助となることを願って」(コラム開設の際の私の抱負の言葉)、2001年9月に、日々のできごとに際して、私が思うところがあったことについて記すコラムを設けました。幸い多くの方々に読んでいただき、それが最大の励みになって、今日まで続けてきました。

2005年4月から2011年3月までの広島生活を終えて八王子に戻るのが近づくにつれて、その年に70歳になるという「節目」でしたし、「もうこの年になって「コラム」を書き続けるのは老害・僭越ではないか。「広島」ももう書くことはないだろう。」という自戒もあって、このウェブサイトを閉じる潮時かと思っていました。

しかし、2011年3月に東日本大震災が起こり、福島第一原発の人災が発生し、さらにまた尖閣問題で日中関係が「炎上」し、朝鮮半島でも様々な動きが起こり、日本のジャーナリズムのていたらくには心底怒りを覚えざるを得ず、こうした問題について自分の思い、判断を書きとどめずにはすみませんでした。こうして気がついてみるとすでに3年近い時間が過ぎてしまいました。特に安倍政権再登場以後の日本政治の有様には文字どおり切歯扼腕の気持ちに襲われています。

幸いにも体の調子は、仕事のストレスから解放されたこととジム通いを欠かさないように心掛けていることとで、外務省・大学時代よりも良好(10年来かかりつけの医者の判断)とのことですので、今しばらくは「コラム」を中心に書き続けたいと思っております。

孫娘・ミクは今年(2014年)3月には中学校を卒業する節目を迎えます。あと3年の学校生活がありますが、娘・のりこはその後のミクの人生設計についていろいろ考えているようです。そういうことを考えられること自体、ミクが生まれて間もなくの数年には思いも及ばなかったことで、それだけでもありがたいことです。しかし、人間という生き物は欲深い存在でして、今では3年後以後のミクの人生設計について考えるのが当たり前となっている私たちがおります。これから3年後と言えば、私は生きているとしても75歳、76歳になっていますから、もはや何も二人に対して意味あるサポートができるわけではないのですが、「ひょっとしてひょっとすると」という僥倖心も働きますので、そういう可能性がゼロと決まるまでは「ミク」を引き続き維持しておきたいと思います。

「丸山眞男」については、是非とも私なりの「丸山眞男論」をものにしたいと願ってきましたが、どうもそれは無理だなという諦めの気持ちがもたげております。しかし、丸山の文章や発言をテーマ毎に書き出す作業はこつこつと続けてきました。あとは、『講義録』と『丸山眞男手帖』の最後の何回かをまとめれば、一応作業は完了します。したがって、丸山眞男の思想をテーマ毎に簡便にチェックし、確かめることができるように提供する作業はこのウェブサイトに残したいと考えております。

「広島」についてはもはや書き足すこともありませんが、これまで書いたことを記録として残しておくという意味でそのまま維持しておきます。「著作」「掲載紙誌」については、細々とではありますが、これからも記録を更新する機会があると思いますので、やはり現状で維持します。「略歴」についてもそのまま維持します。

最後に、足の骨を骨折する重傷を負った次男が休養を強いられる中で私のウェブサイトをリニューアルしてあげようと言ってくれました。実は、お話に伺ったある機会に私のウェブサイトのリニューアルを申し出てくださる方がいたのです。その話を次男にしている中で、次男がやってくれることになりました。

ご案内

2014年2月6日(予定)に大月書店から『すっきりわかる! 集団的自衛権Q&A』を出版することになりました。

すっきりわかる! 集団的自衛権Q&A
すっきりわかる!集団的自衛権Q&A
ISBN 978-4-272-21107-4 C0031
定価:本体1,500円+税
体様:176頁、A5判並製カバー装
発行予定日:2014.02.06
発行元:株式会社大月書店
紹介文と目次を見る

安倍政権は、憲法第9条の解釈を変更して「集団的自衛権行使を可能にする」ことを足がかりにして.ゆくゆくは憲法改正を目指しています。「集団的自衛権」について本格的かつ分かりやすく考えることを可能にする参考材料となることを目指しています。是非手にとっていただきたいと願っています。

*注文の問い合わせ先
大月書店
電話:075-432-2868

2011年6月末にかもがわ出版から『ヒロシマと広島』を出版しました。私が広島での6年間の生活の中で学び得た「現実の広島」に基づいてヒロシマ発の普遍的な平和思想とは何かについて考えてきたことをまとめる試みであり、私のいわばヒロシマに関する卒論です。人間の尊厳を基軸においた平和論、という位置づけです。価格は1,800円(+消費税)です。

2010年8月1日にかもがわ出版から、『13歳からの平和教室』を出版しました。私の二人の孫と会話を進める形で、「平和」という問題について分かりやすく考えて理解を深めてもらえたら嬉しいな、という気持ちを込めて書いたものです。意外にも、「分かりやすい」と言ってくださる大人の読者が結構おられます。

*注文の問い合わせ先
かもがわ出版
電話:075-432-2868

みくと一緒に

3枚の写真を紹介させてください。

1枚目(左)は、2006年4月18日に錦帯橋で撮ったミク(7歳)と私のトゥ・ショットの写真です。のりこが10倍ズームのデジカメで遠くから撮ったもので、ミ クのとても素敵な素顔が写っています。小学校1年間は無欠席で通したミクでしたが、新学期早々広島に来てくれたおかげで大記録はあえなくつぶれてしまいました。しかし、私にとってはかけがえのない日々でした。

2枚目(中)は、2013年5月25日の運動会の時、リレ-でバトンを受けようとするミク(15歳)の勇姿です。

3枚目(右)は、同年10月25日の中学校の合唱コンクールの時、他の子たちと並んで舞台に立ったミク(16歳)の姿です。ともに私が愛用のカメラで撮りました。へたくそですが、私にとってはとっても大切なショットです。

成長著しいミク