「はじめに」から著者のことばを引用する。
(前略)力学系の理論の motivation は,物理的には力学であり,数学的には微分方程式論である. そこで,この両方から攻められた結果として,どのようにして抽象的な力学系の理論が形成され, どのようなことがそこで問題になり,その問題がどのようにして研究されているかというようなことをわかりやすく書くのが,この書物の目的であると思う.(後略)
私は頭が弱いので、本書の内容がわからなかった。せめて、力学系の定義(p.16)まではたどり着きたかったが、それまでに多くの定義や概念が出て来るので、たどり着けなかった。
p.144 に浦の安定条件
という用語がある。浦とは、浦太郎のことだろうか。Wikipedia には、力学系の関数解析の分野で先駆的な業績がある
とある。
数式表現は ASCIIMathML を、数式表現はMathJax を用いている。
書名 | 力学系入門 |
著者 | 齋藤利弥 |
発行日 | 昭和 52 年(1977 年) 1 月 20 日 4 版 |
発行元 | 朝倉書店 |
定価 | 1000 円(本体) |
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その他 | 川口市立図書館で借りて読む |
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