「AtoZ ホームページ作成体験」のオーナーさんに聞きました。インタビュー大公開！

Q1.ホームページを始めた目的はなんですか？

パソコンを買い、インターネットを始めようとしたのはいいが、操作が全く分からない。インターネットも分からない。ええい、ホームページでも作りながら覚える方が早そうだと、と思いつきでボヤきサイトを作ってしまった。ほとんど、自分の頭の整理と、感情の整理のためのようなサイトです。感じていること、思いついたことを書いているうちに、訳の分からないことに。途中でやめられなくなりました。

Q2.スタートしてから100万アクセスを達成するまでの期間はどれほどですか？

５年かかっています。立ち上げて３年くらいは、まだ、インターネット参入の人口も少なく、ヤフーのオススメに載ったり、雑誌に掲載されてりしていた割には、アクセスは少なかったと思います。多くなったのは、２００１～２００３の時期で、この時期に飛躍的にアクセスが伸びたと思います。そのご、親友を急逝で失い、ぼんやりしていたのでしょうか、電動ノコで怪我をしたり、治ったかどうか、という時期に、左手首を骨折してしまい、２００２年から、ホームページの更新もままならない時期が続きました。アクセスは、２００３年ころが最高で、１年で６０万パースン位伸びたと思います。そのご、プロバイダの移転が起き、登録サイトへの登録変更や移転通知などが出せないままですので、アクセスが激減しています。１ケ月位前から、再開して、ホームページの整理を始めています。アクセス向上に再チャレンジでしょうか。

インターネットの状況も大きく様変わりしていますので、さて、どうなりますか。グーグルのトップ表示など、取り戻せるかどうか。もともと、アクセス向上に関する努力では、落第生です。怠惰です。現実の仕事でも、営業を面倒がる、悪い欠陥があります。仕事が営業をしてくれるのに甘えがち。大きく伸びないです。

Q3.スタート当初から100万アクセスを狙っていましたか？

いいえ。アクセス向上やカウンターの伸びなど、考慮の他で始めました。

Q4.毎日ホームページにあてている時間はどれほどですか？

当初は、３時間から５時間くらいは使っていた、と思います。何しろ、操作が分からない状態ですので、ホームページが出来上がっていくよりは、パソコンやソフトに振り回されている時間が長かったですね。インターネットのこともわかりませんでした。

また、最近、２年間は怪我とその後遺症で、皆無でした。月に一度か二度、わずかな更新をする程度でした。再開ごは、やはり、時間をくう代物だわ、と思っています。やはり、いいサイトを作るには、時間がいりますね。コンテンツ作成以外の雑用が多いですね。パソコンの操作を知らないのも随伴していますので…。

Q5.現在、１日あたりの平均アクセス数はどれほどですか？

現在は、５００パースン程度です。最盛期は１５００～２０００はあったと思います。最高記録は７０００です。ページビューは多かったですね。じっくり読んで下さる方が多かったように思います。パースンの割にはぺージビューが多かったようです。

Q6.ホームページによって得ている収入がありましたら毎月おいくらぐらいになりますか？

現在のところ、皆無です。

Q7.100万ヒットサイトを運営していることで良かったことと悪かったことを教えてください。

悪かったことはほとんどないですね。あえて悪かったことといえば、怪我や病気で、更新などができず、一時はメールの返事もかけず、あちこちのサイトに、ご迷惑をかける結果になったこと。目下もリンク切れで迷惑をかけているリンク先が沢山あります。お知らせが意外に時間を食います。５００近いリンク先に知らせるのは、大変ですわ。

よかったことは多いですね。まず、多くの方が励ましてくださったこと。助けてくださったこと。

◆このサイトにたどりついて、ほっとした。一人で会社のサイトを作っていて、救われました。
◆このサイトをみて、目からウロコが落ちました。
◆このサイトに出会わなかったたら、今の私はない。（とまでビックビューサイトのオーナーまで言って下さったこと。多分、私と同じ時期に開設して、４００万パースンを超えているサイトですね。このニ年、休んでいる間に差が開きました）。
◆他のホームページ作成サイトは、解説書などを読めば書いてあることが多い。だが、このサイトは、書籍などでは、お目にかかれないことが書いてある。
◆ありがたや～、文字の説明がこんなに分かりやすいとは。これまで図解入りの参考書ばかりをあさっていた自分はなんだったのだろう。（リンクの設定に関して）
◆こころが和むサイトに出会って、行き詰まっていたホームページ作りに、改めて取りかかれます。元気になれました。

みな、身にあまるお言葉でした。サイトを作ってよかったのは、お目にかかる機会はないものの、優秀な方々と知り合い、メールでお話しできたことですね。温かい思いをしてきました。そういう意味では、インターネットに入って不愉快な思いをほとんどしてない。傷つく経験もしていない。インターネットも現実の世の中と同じだな。要は人間が営む世界…。それが実感できていることです。

あと、一つは

◆マスコミ、大手出版物の記者なども、かなり、私のサイトをみているな、と感じることが以前は多々ありました。インターネットとマスコミや報道の関係が片鱗ですががみえたことも、ホームページを作成してよかったことですね。私が書いたテーマが同じ切り口で、１０日ごくらいには、週刊誌などの記事になっているのを、二桁の単位で見て来ました。マスコミもインターネットでかなりネタをさがしていますね。そういう意味では、インターネットからの影響力というのは、あると感じています。個人が国境だけでなく、いろんな壁を超えて情報を発信していける時代の到来を実感します。これはいいことだと考えています。人類の安全が増すことにつながって欲しいし、希望があります。切り口次第では、マスコミに影響を与える力がインターネットにはありそうです。

Q8.ホームページ運営における今後の予定、目標、課題等はありますか？

ひとまずは、死にかけているホームページの再生ですね。それと、インターネットも日夜、進化していますから、新鮮な切り口のコーナーなどいかに作っていくか。また、半端なまま放置してある企画の完成です。時間と精神力の勝負でしょうか。ですが、自分なりにやっていくつもりでいます。力以上のことはできませんので。そして、始めから作りたかったサイト。何か世に発信していけるサイトの立ち上げですが、実現しますか、どうか。インターネット人口も増えて、新しく立ち上がっているサイトにも、いいものがありそうです。目を通す時間が欲しい。ホームページに使う時間も欲しい、と言ったところです。操作が下手なのは相変わらずですので、時間がかかります。

Q9.100万アクセスを稼ぐコツみたいなものがあれば伝授してください。

分かりません。ある程度、楽しむこと。自分が納得していくこと。自分なりの色合いのあるサイトにできれば、徐々にですが、伸びていくようです。もちろん、技術的にも、インターネットでは、何も主張しなければ、無力透明、音も色もない存在ですので、アクセス向上の基本になる最低のことは、しっかりやるべきだと思います。私の場合、できていませんが…。アクセス向上に関しては、多くの人が貴重な意見を述べていられます。耳を傾けるべきだと思います。だが、アクセスに振り回されるのも、虚しい。基本を押さえたいいサイトを作る。丁寧な仕事をする。

後は、通常の世の中の仕事と同じじゃないでしょうか。自分の底力をあげること。ヒットサイトのオーナーは、現実の世界でも、何らかの形で成功経験をもっている。そう述べたアクセス向上をテーマにしたサイトのオーナーがいられます。金言だと思います。私など、常日頃感じている自分の欠点がホームページにも、露骨に反映するのには、参ったり、笑ったり、諦めたり、です。

基本を押さえる。コンテンツ、アクセス技術ともに。基本というのは、別の言い方をすれば、平凡であり、普遍性でしょうね。ま、言葉でいうより難しい。自分なりの持ち味を出す。粘り強く続ける。更新をマメにする。

ヒットしているサイトのオーナーは基本的に勤勉ですね。仕事の基本を押さえているのを感じます。

そんなことしか、思い浮かびません。これから、サイトの再生で、大きなチャレンジをすることになると、と思っています。成功する見通しも自信もアイデアも皆無です。お力添えをよろしく。
　

（2005年8月24日）