とりあえず、デザインや構成を作りこんで重厚さを出す方法と、軽く作って急な変更に対応するという方法があります。自分は後者を選びました。長期的に見れば、そうやってどんどん変えていく方法が一番だと思います。HPを運営するに当たって、かなり緻密に構成や経営方針を考えています。たまにバグってるんじゃないかとか言われますが、それも全て計算のうちです、ええ。デザインが優秀であったり、100万アクセスを突破している人は、パソコンに詳しい人や、美術系の専門学生が圧倒的に多いですが、自分は全然無知なままだったので、まず簡単なHPを作り、ここはこうしよう、ここはこうしよう、という方法で一
日一日発展させていきました。初期は特にコロコロと方針が変わりましたが、結果的にそれが一番良かったと思います。自分なりの考えでデザインなどを作ることは、それら要素を根本から考える機会に恵まれます。
ひとつの結論としては、すべての要素は「力」だということです。断片的に色々な場所に書いており、これからも書いていくつもりですが、昔の剣豪もその「力」という要素に少なからず気付いていたのではないのかと思っています。と言っても、普通に100万を稼ぐには、情報量で押すのが一番簡単だと思います。情報系サイトは、とにかく情報でしょう。デザインはシンプルで小奇麗なサイトがありますので、そういうのをよく見て技術を盗む。それさえできれば、それ以上凝る必要はないと思います。
日記サイトとかは、種類が多いので、アクセスが欲しいのなら、強引にでも独自の方針を打ち出すべきだと思います。また、google対策としてページタイトルに気をつけるとか、細かいテクニックはアクセス向上のHPを見ると分かります。内容が出来れば宣伝ですが、宣伝とはアクセス数をそのサイトの潜在的人数まで素早く引き上げることだと思っています。現在どのサイトも無料ですし、遅かれ早かれよいサイトは自然に有名になるんではないでしょうか。つまり、極端に言えば、不要。映画とかは逆で、すぐに客を集めなければ金が入らないので、なんと制作費と同じくらいの料金をかけて宣伝する場合があります。
そうした世界では、イメージキャラクターによって付加価値を付けるなどの方法もあると思いますが、HPでは難しいかもしれません。サブリミナルも考えたんですが、評判が落ちると言う諸刃の剣です(笑)。過度な宣伝は反感を買うと言う事です。逆にしないことで、まったりとした雰囲気になることもあるかもしれないです。多ければいいと言うものではないです。
そして、最後に、理屈と結果は100%一致しないということを知るのも重要です。学生時代は勉強のことでそれをよく言われ、不勉強ゆえちっとも実感しませんでしたが、たしかに、よいHPを作ったからと言って、必ずしも正比例的にアクセスが伸びるということはないです。まあ、いずれはその場所に適応するのでしょうが。基本的に、階段状に、突然上がり、普通の状態が続き、突然上がり…という繰り返しです。カオス理論の見地からこれを考えると非常に興味深い現象であると言えます。…そこまで大げさな問題じゃないんですかね?
(2004年2月15日)
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