過去の日記置き場です。
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北海道の冬に帽子は必需品です。もう道民じゃないけど。しくしく・・・


2月10日(月): 家庭内絶叫マシーン

2月15日(土): ずるい

2月22日(土): 猫の日

2月26日(水): 挙動不審



 家庭内絶叫マシーン
(2月10日)

 皆さんは、家庭内絶叫マシーンに遭遇した経験はおありだろうか。
 個人的には宙返りしちゃうコースターとかぐるんぐるんまわっちゃうマジックカーペットとかフジヤマとかバンデッドとかみんな大好きなんですが、家庭内絶叫マシーンはっ!コレだけはいただけない!ということで、きょうはその悪夢の絶叫マシーンのお話です。

 ・・・それは平和な休日の朝の我が家を突然襲った、恐怖の出来事であった。

 いつものようにワタシがだらだらとシアワセに寝坊していると、いきなりあかおをぶらさげて青い顔をしたダンナが現れた。何事かと思えば、とーとつに「あかおのケツを洗おう。いますぐ洗おう。速攻で洗おう!」というではないか。
 ダンナがいうには、どうやらあかおが久々にものすごい軟便をかましたあげくケツにブツをひっつけて家中練り歩いたらしい。そしてなんと、すでにヤツが座ってしまったと思われるところ数ヶ所にわたり、見るに耐えず、文章にするもはばかられる恐るべき被害が発生しているというのである。!!!

 イヤーーーーー!!!!!

 軟便の原因は明らかだった。前日あげた大量の猫缶のせいである。

 清貧を旨とする我が家のゴハンは完全にカリカリが主食となっており、ゼイタク品(?)である猫缶はたまーにしか出てこないことになっているのだが、おとといは久しぶりに縦長のファミリー缶を開けてやったのだった。アレはさすがにうちの大食い連中でも一度で食べきれる量ではないので、この場合ラッキーにも猫ズはひと缶を半分ずつにして二日連続で猫缶を食すことができるのである。
 ところが今回、この初日の分を間違って少なめにしてしまったために、二日目にあたる昨日の猫缶量がひじょーーに多くなってしまったのだ。別にふつうの連中なら食べ切れない分はちゃんと残してくれるから、少々多めでも何の問題もない。しかし食い意地大魔王・こゆめその後継者あかおはその限りではなかった。

 目の前に猫缶が残っているというのに、ナゼやつらがそれを無視できるだろうか。そこに猫缶があるから食べるのだ!どこかの山岳家のようなことを考えたかどうかは定かではないが、あかお(とこゆめ)はひたすら猫缶を食った。自分の分はおろか、他の子のおこぼれまで狙う食い意地の汚さで、己れの限界を超えて食って食って食いまくった。その結果がコレである。・・・・・・
 ちなみにこゆめは鋼鉄の胃腸を持っているので、同じくらいバカ食べしても常にけろっとしていたりするのが微妙におそろしい。もしニンゲンだったら、大食い選手権に出てファンがついちゃう美少女フードファイターとかだったかもしれない。

 しかし、あかおはそうはいかないのである。すっかり忘れていたが、ヤツのおなかは意外とデリケートで、ストレスにも食いすぎにも弱いのである。(症例その1症例その2
 ああカールあかおよ。キミに猫缶食べさせすぎてはいけなかったんだよね・・・しくしくしく。後悔あとをたたずとはこのことである。(←?)

 とにかく我々はあかおをぶらさげたまま素早く風呂場へ直行した。ぶらーんとバンザイポーズでタテにぶらさがって、ドラえもん模様のおなか丸出しにしたあかおはかなーりまぬけカワイイものがあったが、「どれどれ、ケツは・・・」と尻尾を持ち上げて確認してみたワタシにすれば最早ヤツがカワイイどころの騒ぎではなく、「うぎゃあああ!」と心のままに叫んでしまった。な、なんというこのべったり具合。すごい、すごすぎる。たいしてフサフサでもないケツに、なんでここまでくっつけた、カールあかおよ!・・・ある意味、この時点でヤツはすでにニンゲンを叫ばせる絶叫マシーンであるともいえよう。

 さあ、ココからが気合のいれどころだ。
 あかおはでかい。そしてけっこう力も強い。さらにシャンプーというものをほとんど経験していない。
 予想されるどんな困難にも勇気を持って立ち向かえ!それがアメリカンスピリット!(←?)
 ・・・というわけで(どういうわけだ?)、ワタシは気合をこめてあかおの上体をがっちりとホールドした。
 さあいけ、ダンナーー!!

 ダンナの手により、ざぶーんとケツにシャワーを浴びたあかおは、当然ながら激しく嫌がった。そりゃもう真剣にうつろな目になってがしがしがしともがきまくり暴れまくり抵抗したが、ワタシは離さない。
 みるみるうちに流れる水が茶色くなり(・・・・・)、ヤツのケツは洗い流されていったのだが。

 当初あまりの衝撃に声を失っていたあかおが、途中で我にかえったのか(・・・っていうかさらに錯乱したのか)、目をぐるぐるうずまきにしておもむろに「おあぁーーん!」と叫びはじめたのである。

 もともとおしゃべりでうるさいあかおが叫びはじめたんだからこりゃたまらない。
 「うぉあおーん、もわもわーーん、うなぅなぅあーん!!」とサカリのついた猫のごとく叫ぶ!叫ぶ!!叫ぶっ!!!
 うるさい。うるさすぎる!
 その姿はまさに家庭内絶叫マシーンの名にふさわしいっ!!

 あまりのやかましさにひるんだワタシがつい手の力を緩めてしまったところ、あかおは茶色い液体をふりまきながら浴槽のフタの上に飛び乗ってしまった。しかも暴れまくったのでフタがずれて傾き、アリ地獄のように浴槽の中に落ちそうになってさらに目をぐるぐるにしているではないか。
 っていうかすみませーん!まだ残り湯があったんですけどー!あああ、茶色い液体がぁぁぁ。(・・・・)

 我々は激しく動揺しながらもとりあえずあかおを救出し、(ほぼ)キレイにケツを洗いきってから浴室の扉をあけた。
 するとそこには、三毛猫しろねこ銀猫のギャラリーの皆さんが鈴なりになって事態を見守っているではないか。なんというかこの瞬間の浴室まわり、すごい人口密度である。
 しかしアイちゃん、アンタ人一倍こわがりのくせに、こういうときにはやっぱり何が起こっているか確認しに来ずにはいられないんだねぇ・・・「好奇心、猫を殺す」とはよくいったもんだ。・・・いや、我々の姿を見るなり脱兎のごとく逃げ出したんだけどね。

 そして、いち早く逃亡したアイノの本能は正しかった。なぜなら我々は見てしまったからだ。
 あかおの軟便をふんづけたと思しきすおちゃんの汚れた足を!!!
 ああ、なんてことだスオミ。スオミの足はまっしろなので余計目立つ。っていうかそのままあちこち歩かないでほしい。

 すおちゃんの足を見てしまったワタシとダンナの心はヒトツだった。
 すなわち、あかおの阿鼻叫喚地獄を「わー、すごーい。でもあの子キライだからざまーみろ」と、若干お気楽に野次馬・・・いや野次猫していたスオミをがしっ!とつかまえると、するすると風呂場にお持ち帰りしたのである。

 さっきまで淡々と(?)事態を観察していたうえ、それなりに類推能力があるかしこいスオミが、これからわが身に起こることを瞬間で察知したことはいうまでもない。
 その結果どうなったか。
 そう、スオミ様は風呂場の扉が閉まった瞬間から猫絶叫マシーン2号と化したのであった。

 2号は強力だった。
 いつもはかわいらしいリリックソプラノの声を、迫力あるワーグナー歌いのような超ドラマティックソプラノに変えて絶叫しまくるすおちゃんは、まさに絶叫マシーンmk2の名に恥じぬ凄まじさである。
 「足だけなんだから、すぐ終わるんだから!ちったぁガマンしなさーい!」というニンゲンの叫びも彼女に理解できるはずもなく、スオミは間断なく叫んで叫んで叫びまくった。耳をふさぎたい気持ちとご近所に申し訳ない気持ちですっかりどんよりしてしまった我々が、なるべく手早くスオミの足にお湯ぶっかけたあげく、「まだちょっと色がついてるけどあとは舐めてキレイにするだろうからもうイイよね!」というなげやりな気持ちになったとしても、誰がそれを責めえたであろうか。

 あなおそろしや、猫絶叫マシーン!
 ご近所の皆さん、お休みのところごめんなさい・・・まだ8時台くらいでしたよね・・・・・・

 余談ながら、風呂場から出たとたん足を拭いてやる暇もなくタキオン粒子のごとく高速ですっとんでいったスオミを呆然と見送って、「次はわたし?わたしの番なの??」とその場にかちーんとかたまったこゆめの姿が印象的であった。アンタなんで逃げないのねん。もしかしたらこゆたんって、けっこうおばかなんだろうか。

 ちなみにアイノとこゆめは別に汚れてないので今回は洗われなくてすんだし、ホントはちょっぴり汚れを落とし残してしまったあかおもすおちゃんも、その後まもなく徹底的な自己毛繕いを行ったため、とってもキレイな毛並みに戻りましたとさ。ああよかった、みんなキレイになって。あ、あと、残り湯は速攻捨てられましたとさ。しくしくしく・・・

 そんなわけで猫絶叫マシーン、やっぱり最強です。(・・・)皆さんも一度体験してみてくださいね!



 ずるい
(2月15日)

 最近ダンナはやたらと風邪をひきやすい。まだ今年になって一ヶ月とちょいだというのに、寝込むくらい激しい風邪をもう二回もひきこんでいるという信じられないほどのひよわさである。そしてそのとばっちりなのか何なのか、ワタシまでこの冬二回目の風邪をひいてしまうという不幸のうわぬり状態な我が家だったりするのがなさけない。ああ〜、なぜなんだ!

 もしやこれは、今年の遅い初詣でダンナがひいたおみくじがだったのがいけないのだろうか。でもでも、ワタシはちゃんと小吉だったのに、なんでワタシまでこんな目にあうんだぁぁ!!!納得いかないぞ。・・・って、そういえば去年はワタシがおもいっきり凶をひいたんだったなぁ。もしかして川崎大師って凶が出やすいところなんだろうか・・・というよりは、今年も10円でイヤっていうほどてんこもりのお願いを並べ立てたのが「この懲りないやつばらめ!」と大師さまを怒らせたのかもしれない。つくづく今年も幸先悪くアンラッキー一家なカンジのワタシたちである。

 とにかくそんなわけでダンナはよく寝ている。ワタシがよく寝ているのはいつものことなのであまり違和感はないが(・・・・)、わりと早寝早起きで生活リズムが正常なダンナがこんなに寝ているのはめずらしいことだ。
 すると、ワタシ的に非常に羨望すべきある事態が発生した。

 なぜかダンナが寝ていると、やたらと女の子猫たちが寄ってくるのだ!!
 女の子猫、すなわちスオミとこゆめのことである。

 もちろんワタシが寝ていてもイヤっていうほど猫は寄ってくることは寄ってくる。しかし基本的にワタシに寄ってくる猫はアイノとあかおであり、メシほしいとき限定でこゆめであり、利害関係ナシに四六時中ごろごろしにきてくれるのは男の子ばっかしなのである。
 これで何が悲しいってスオミである。すおちゃん、起きてるときにはそれなりにベタベタごろごろ甘えておひざに乗ってくれたりなんかもするくせに、なぜか寝ているときに限っては全然そばにきてくれない。他の子がいるから遠慮しているのかどうなのかわからないが、猫がなんびき増えようともやっぱり基本はスオミさま命なワタシとしては非常にやりきれない思いだ。

 それなのになんなのだダンナよ!ヤツが寝ているのをふとのぞけば、フトンの上にスオミ様がかわいらしく寝ていたり!あまつさえこゆめが添い寝していたり!!ナゼどうしてそんなにも、かわいい女の子猫ズがキミのところにばかり寄っていくのか!!!
 うらやましい。うらやましすぎるぅぅぅ!!
 っていうかずるい!!!
 オマエなんかオマエなんか、「エサをだせー」となまはげモードで脅されたこともないくせにー!!

 所詮オトコ親ってのはこんなふうに、育児のおいしいどこ取りなものなんだろうか。しくしくしく。(←?)

 もっともこの辺はないものねだりというか捨てる神あれば拾う神アリというか、たとえばアイノなんかは絶対ワタシにしかひっついてこなかったりするのでそれなりにバランスはとれているような気がする。
 もちろんダンナのほうでは癒し系ばかばかびくびく猫のアイちゃんのことは心の大好きで、ぺったぺった無心かつまぬけに歩く姿に日々心なごまされているのにも関わらず、イマイチなついてもらえないまま幾年月なのだからけっこう哀れだ。そんなアイちゃんが「にゃーん(一緒にねようよー)」と毎日呼びに来てべたべたしまくりのワタシだって、ヤツからすればけっこううらやましく見えるかもしれないではないか。

 そうだ、そうだよ。
 びくびくアイノがこんなになついてくれるのはこの世にワタシだけだ!だから元気を出すんだワタシ!!
 だってだって、添い寝アイちゃんはほんっとにカワイイんですよぉ。まっしろぽよぽよですやすや眠る姿、まんまるにぎにぎなお手手はまさにリビングぬいぐるみ状態(注:生きたぬいぐるみといいたいらしい)だし、その密着度といったら腕枕どころか肩枕だし、ごろごろいいながら超どアップでさかさまにじっと見上げてくるあの甘え顔はワタシにしか見られないものなんだなーと思うともう、ふふふふふ!(←ぶきみ)

 ・・・・・・
 いいじゃないか、少しくらいジマンさせてくれぇぇぇ。
 だってだって、スオミとこゆめの添い寝・・・!くそー、やっぱりゆるせなーーい!!!(魂の叫び)

 このようにして我が家のねこねこバランスオブパワー(?)は互いの嫉妬と牽制によってあやうい均衡のうえに成り立っているのである。でもいいもんね、ワタシは最後に切るべきとっておきのカードを持っているのだから。それは北○鮮の核カードよりも強力といわれる究極の一枚。その名も恐ろしい、ねこねこ最終兵器・レーザーポインタカードだ!!!
 たとえ一時的にすおちゃんもこゆめもダンナに取られたとしても、ひとたびワタシがレーザーポインタおもちゃを振りかざせばもうこっちのもの!猫ズ全員、一瞬にしてワタシのとりこ間違いナシなんだぞー!さあどうだ、わはははは!!

 ・・・いえ、やりませんけどね。むなしいから。

 なんでもいいけど今年の風邪はもうこれで打ち止めにしてほしいと心から願う我々であった。皆様も風邪にはお気をつけて。



 猫の日
(2月22日)

 ・・・ですね。いや、それだけなんですが。(笑)
 風邪にかこつけて(?)ずっと更新をさぼっていたものの、やはり猫飼いにとって猫の日は特別であり神聖であり避けては通れない一日である。(←そうか?) そこで今日のこの日をことほぐために、めずらしく日付が変わる前にアップしようと大急ぎで更新作業してみました。そんなわけで今日の日記はネタもないまま見切り発車いたしまーす!

 猫の日のおかげで?我が家の猫ズもまたまた猫缶にありつけたため、今はみんな非常にシアワセそうに熟睡していて非常に平和である。こういうあたりまえの平和のありがたさってのは、いつだって失われてから気づくんだよね・・・お願いだから今日はもうプリンタをぶち落としたりとかCDラックからワタシの大事なグールド様の列をのきなみ地に叩き落したりとかジャガイモを転がしたりとかしないでもらいたいものである。・・・ちなみにジャガイモころがしはカールあかおの新技であることはいうまでもない。あかおよ、オマエはなんでそんなにイモ類が好きなんだ!!(前例はコチラ

 しかし猫缶へのうれしさも人それぞれ、いや猫それぞれである。こゆめとあかおが「猫缶命!」とか背中に彫り物入れてそうな勢いなのに対し、アイノは「わりとうれしー!」程度であり、スオミ様は「うれしいけど、つかれる!」というカンジだったりする。

 そう。すおちゃんは猫缶を食べるのがすごくヘタクソで遅いのである。それでも食べたいことは食べたいので、とっとと食べ終わった他の子(主にあかおとこゆめ)にとられることを恐れて、能力を超えた速さで食べつくそうと必死にかきこむのがいけないらしく、一生懸命食べた猫缶を二度に一度は「けぽぽー」と一気に吐き戻してしまって、いろんな意味でニンゲンを涙ぐませるヤツなのである。なにが悲しいって、せっかく猫缶やって、みんな満足しておなかいっぱーい!というカンジなのにすおちゃんだけは依然として空腹のままで「カリカリちょうだーい!」とかなしそうにこっちを見てるのがフビンかつ情けないことこのうえない。

 ああっ、アンタはなんでそうなの!
 他の子が気にならないようにと、わざわざすおちゃんだけ遠くでゴハンあげてるのに、なんでそんなに慌てて食べてけぽけぽしちゃうんだぁぁぁぁ!!!

 とにかくそんなスオミ様には、猫の日記念として特別にシーバデュオをプレゼントすることにした。すおちゃん的には猫缶よりこっちのほうがすごーくうれしいはずだ。
 思ったとおりこれはすおちゃんに非常にお喜びいただけたようで、そりゃもう凄まじい勢いでお皿に殺到した。いつもはひかえめでカリカリ食べるのなんかはゆっくりなすおちゃん、シーバ食べるのだけははやいはやい!!あかおがうろうろしても顔突っ込んでも動じないし、アイノの倍の速さでカリポリカリポリと食って食って食いまくる!!そのスピードは、猫缶を食らうときの約3.2倍(当社比)!!!

 ・・・でも、あんまり急がないほうがいいよ。キミ、それも吐いたら悲しすぎるからさ。

 ちなみに数日前、スオミ様によってペースト状の猫缶をおもいっきり吐き戻された風呂場のマットには、アイノの血尿もかくやというカンジの凄まじい染みが出来てしまって、帰ってきて何も知らずにそれを見たダンナを「も、もしやまた!?」と震撼させたことはワタシの記憶に新しい。みなさん、ペースト状のアレは吐かれるとスゴイですよ。ホント気をつけてください。っていうかすおちゃん、できればマットじゃなくて床に吐いてほしかったな・・・せっかく風呂場なのに、どうしてわざわざ布製品の上に・・・?

 というところで日付が変わりそうになったので(・・・・)中途半端ですが今日の日記はここまでということで。あははは。
 ・・・し、しつれいしました。これからはもっと真面目になります・・・
 とにかく今日はそれなりにシアワセな我が家の猫ズなのでありました。



 挙動不審
(2月26日)

 前回の日記は、猫の日アップをあせるあまりオチなしで失礼しました。
 っていうか、ふつう日記にオチは必要なのだろうか?そもそもそんなことばっかし考えてるから日記が長すぎたり、書くのがつい面倒になって更新が減ったりしているのではないのか!?!?
 ああっ、ワタシはついに気づいてしまった。しあわせ芝居の舞台裏・・・ではなく当サイトの根本的な問題点に。日記が濃すぎるのだぁぁ!!!

 というわけでこれからはなるべくあっさりした日記でいかせていただきます。・・・この決意も何度目だろう。というのはおいといて。では通常モードに戻ります。

 近頃こゆめの様子が微妙にヘンだ。
 どうヘンかって、あのワガママクール系・食い意地だけの美少女こゆめ様が異様にあまえんぼちゃんなのである。
 これまでは明らかにニンゲンなんてのは「おなかがすいたときの下僕」および「たまーにさびしくなったときの下僕」、十歩譲っても「レーザーポインタで遊んでくれるために存在する下僕」としか思っていなかったとみられるこゆめが(つまりどうみてもニンゲンは下僕であると・・・)、突然サービス満点あまあまスリスリごろごろ猫に変身してしまったのだ!

 もともと困っちゃうくらいカワイイ美少女猫(注:経産婦)であるこゆめが甘えてきたりなんかしようもんならアナタ、そりゃもう壮絶に凶悪にカワイイ。前人未到・抱腹絶倒・酒池肉林的にカワイイのである。おやばかなようだがホントにホントにどうしていいかわかんないくらいカワイイのであーーる!!
 おかげで近頃の我が家は、「こ、こゆたーん!アンタはなんでそんなにカワイイのぉ!?」というニンゲンたちの魂の叫びが毎日のように迸るという、傍から見るとブキミこのうえないご家庭になりさがってしまった。

 こゆめはどうして急にこんなにあまあまになったのか。
 この点に関してはダンナがいちはやく観察のうえ次のような結論をくだしている。すなわち「こゆめはいま発情っぽい気分になってるんじゃないか」というのである。

 無論こゆめはもう半年以上も前に避妊してしまったのでホンモノの発情がくるわけはないのだが、いわれてみるとどうもそれっぽい気もする。スリスリでゴロゴロでコテコテなのもそんなカンジだし、すぐニンゲンをなめまくってかじかじとするのもなんとなく野生なカンジだ。(←?)
 確かにもうすぐ春で、まさにそういうシーズンといえないこともないし、避妊去勢したあとも発情っぽい気分だけしばらく残るのはよくあることだ。現にあかおは、タマとっちゃったあとに一度こゆめに誘われてがばーっと乗っちゃったりもしているのである。
 ああこゆたん、やっぱりそうなのか?と半信半疑でいたところ。

 ついさっきワタシの目の前で、こゆめがひときわゴロゴロのスリスリになって「うるぁーん、ぐるるにゃーん」といつかどこかで聞いたような懐かしいむずかり声をあげて床にこてんこてんと転がっていました。

 ああ、やっぱりそうだったんだね・・・
 なんとなくむなしい気持ちで見守るワタシをよそに、早々に去勢したためにそういう気持ちとは無縁な天使猫・アイノはといえば、ひとりタンスのうえですやすやと愛らしく眠っていましたとさ。・・・

 さてコテコテになってうるうる鳴いているこゆたんを見た元幼な夫・あかおはというと!
 「もわーん、むぁもわーん」と独特の甘えたような呼び声をあげて、寝ていたCDラックの上からひらりと飛び降りてきたではないか。
 あかおの足元でおなかをみせてうるうるになっているこゆめ!それを悩ましげにみつめるあかお!
 このままでは教育的に非常に好ましくない光景が展開されてしまうかもしれない!特に配慮すべき対象はうちにはいないけど!!(・・・・・・)

 緊張してなりゆきを見守るワタシをよそに、アイノ同様早々に避妊したためそういう気持ちとは無縁なコドモ猫・スオミはといえば、洗濯物の山の中に埋もれてワイシャツと一体化しながらすやすやと愛らしく眠っていましたとさ。・・・・・・

 うちの年長組と年少組はホント対照的ですなぁ。
 というのはさておき、いったいどうなることかと見ていたところ、あかおがすりよってきた途端にこゆめは「あれ、あたし何してたのかしら」と急に目が覚めたように立ち上がってすたすたと立ち去ってしまいましたとさ。
 後に残されてボーゼンと立ちすくむあかおの姿は微妙にフビンであったことを特に申し添えておきたい。こゆめ、どこまでも罪な女である。

 ともかくこゆめ様の挙動不審はまだしばらくの間続きそうな気配だ。あかお、がんばれよ。(←なにを?)



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