過去の日記置き場です。
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今年こそ紅葉みにいきたいぞー!


9月3日(火): すおちゃん、拒食症??

9月9日(月): こゆめ様のヘンシン

9月12日(木): ありがとう50000ヒット!

9月17日(火): すおちゃん、型番がつく?

9月19日(木): ねむねむ電波

9月22日(日): あかおのごちそう


 すおちゃん、拒食症??
(9月3日)

 9月になったっていうのに毎日暑い。びっくりするくらい暑い。これでもかってくらい暑くてイヤガラセのように暑い。
 ああ、夏ってなんでこんなに暑いんだろう・・・8月の下旬にちょっぴり涼しくなったような気がしてぬかよろこびさせられたぶん、ここ一週間ほどの暑さがますます際立っているカンジである。ああいやだ。
 しかしこの残暑の中、うちの猫ズは相変わらず冷え冷えのお部屋で日長一日ごーろごろだったりするんだからウラヤマシイ。くそー、こう暑いとマジでどこにもいきたくないよぅ。ニンゲンの尊厳なんぞ捨ててもいいから、すおちゃんとクーラーの効いたお部屋で一生ごろごろしていたーい!!!!

 ・・・などという霊長類の風上にも置けないクズ発言はおいといて。いくら暑いとはいえ、いつのまにか9月である。すなわち暦の上ではとっくの昔に秋!そして秋といえば食欲の秋!!

 ・・・・・・・・・

 毎度強引なツナギでお送りしておりますぼちぼちだいありーです。あははは。(・・・)
 とにかく秋は食欲が増進するものであり、うちの猫ズの「メシをよこせー、はやくよこせー、いますぐよこせーー!!」と練り歩くなまはげ歩きにも今後一段と磨きがかかることが予想されるため、ある意味非常にアタマの痛い季節といえよう。

 そんな「食欲の秋」をすでにカラダで感じているのか、じつは最近めずらしくすおちゃんが「にゃーーーん・・・」とハイソプラノでゴロゴロとかわいくあまえては「ゴハンをちょうだい!シーバをちょうだい!海苔をちょうだい!」とおねだりするようになってきた。
 なまはげなら「うるせぇ、このばか夫婦!」と一喝できることもあったりなかったりするワタシだが(めちゃくちゃ歯切れの悪い表現。・・・)、すおちゃんにかわいい声で「みゃーーん」(五線譜の上のほうの「E」くらいの音)でおねだりされちゃーしょうがない。元々すおちゃんには弱いワタシ、ついつい言うなりになって「ハイハイごめんね、いま新しいカリカリを出してあげるからね〜♪」「よしよしおいで、シーバあげるからね〜♪」とベタベタ甘やかし放題になってしまうのも無理もない話であろう。

 ああ、これが惚れた弱みってやつなのね!
 恋はいつも、より本気になったほうの負けなのである。(←?)

 とにかくそのようにしておねだりすおちゃんにゴハンやおやつをあげる。そこまではいいのだ。
 しかしスオミ様ときたら困ったことに、「わーい!」とがつがつがつと一揆食い・・・じゃなくって一気食いしたりすると、すぐに「ケポケポー」と吐いちゃう確率がひじょーーに高いのである。

 以前「猫にも吐くのがうまい子とヘタな子がいる」という話を書いたが、うちでいうとアイノが最高にヘタくそスオミが最高にうまい。春先など、けぽっと吐こうとがんばるアイノときたら、「うぇっく、うぇっく、くきゅー、けきゅー、くぇっ、くぇっ、けっけっけっ・・・」とどこぞのジャングルであやしい野鳥かなにかが求愛ダンスでも踊ってるような異様な音声を発するばかりで、いくら騒いでもいっこうに中味が出ないカンジがどうしようもなく情けなく、かつまぬけである。
 まぁ基本的には吐けないより吐けたほうが毛玉も出やすくてお得なカンジだが、時には「吐き上手」が災いすることだってあったりする。そう、吐き上手のあまりすっかり吐き癖(?)がついているスオミはとにかく吐きやすいのだ。まさに一触即発である。(←?)

 特に前述のごとく短時間に一気にだーっとかっこむような勢いで食べちゃったりすると、急に胃が刺激されるせいなのかなんなのか、けっこうな確率でせっかくいま食べたばかりものを全部「けぽけぽーっ」とおもいっきり吐き戻してしまうから気の毒だ。
 カリカリを吐いちゃったんならまた新しいカリカリを食べればいいけど、限りある猫缶を「けぽーっ」とすぐ吐いちゃったりするとねぇ・・・いくら吐いちゃったからといって猫缶のおかわりを出すわけにもいかないし、そもそも猫缶なんかがちょっとでもお皿に残ってようもんならハイエナ夫婦のあかおとこゆめがお皿の隅々まで舐めるように食いきってくれるので、その頃にはすでに残り物さえ手に入らなくなってしまっているのである。すおちゃん、かわいそう・・・

 っていうか。
 最近思うんですが、「がつがつがつ!」とおなかいっぱい食べたあと「けぽけぽけぽっ」とすぐ吐いちゃうのって、なんかはげしく拒食症っぽくないですか?

 もしくは、贅を尽くした料理をひたすら食べながら満腹になる前にどんどん吐いて、延々と美味だけを楽しんだという伝説のローマの饗宴か!

 お、おそろしい!!!どっちもこわいぞスオミ!!

 すおちゃん・・・・・・
 過激ダイエットサテュリコンもほどほどにね・・・



 こゆめ様のヘンシン
(9月9日)

 ワタシには最近心からおびえていることがある。
 それは、霊によって・・・じゃなくって!!例によって深夜になると中空に向かって「ぅなーーん・・・」と呼びかけるアイノのあやしい行動がおそろしいとか、早朝になると「もっとうまいメシをだせー、いますぐだせー」と練り歩く兇悪なまはげ夫婦がおそろしいとかいう簡単な話ではない。っていうか、この話ってどっちも全然簡単じゃない気がするのはワタシだけだろうか。・・・

 とにかく!
 ワタシをわけもなくおびえさせるもの。それはこゆめの態度の変化である。

 聞いておどろけ!
 こゆたんが、あのこゆたんが。最近妙にあまあまのごろごろのスリスリなのだぁあぁぁ!!
 お、お、おそろしい〜!!!

 ・・・・・・
 なんか自分で書いててもこう、しみじみとむなしくなってくるなぁ。しかしこゆめといえば、我が家の猫たちの中で最も「猫らしい猫」として(ご家庭内で)有名な子である。猫らしい猫。すなわち、「わがままで高貴で気まぐれでつかみどころがなく、美しい!」といった世間一般における猫イメージにほぼ合致するのがこゆめ様なのだ。

 すんごいかわいいルックスなのに、あまりのかわいさに「ちゅきちゅきー!」と幼児化(・・・・)したニンゲンがめろめろになってかわいがろうとしても、「あんまりベタベタしないで」とクールな態度で我々の手をすりぬけていってしまうつれないこゆたん!
 おひるねで寝ぼけてぴゃーぴゃーむずかって甘えてきたりするカワイイ一面もあるくせに、自分が満足すると「あら、なにいつまでも撫でてるのよ。もういいわよ」と冷たく立ち去ってしまう薄情猫・こゆたん!!
 そう。こゆめはなかなか他の子みたいに手放しにベタベタ甘えてくれない、ドライクールオトナな女なのだ。

 しかもこゆめの真のおそろしさはそんなスーパードライな態度からくるものではない。ニンゲンが自分にめろめろなのを承知の上で小悪魔のごとく気ままにふるまっているのではないかと思わせるブラック行動の数々には、毎度ながら慄然とさせられるものがある。はっきりいってこゆめが妙に甘えてくるときは必ず魂胆があるのであり、それはもちろんメシだったりするのが微妙にかなしい。(・・・・) ヤツは、自分がかわいい顔して「おなかすいたの、ぴゃーっ」とちょっぴり甘えてみせれば、ニンゲンなんてなんでもいうこときくもんね!と知っているのだ。

 ちっちゃっこくてかわいくて一見可憐な美少女風だというのに、実は経産婦でしかもその行動理念は食欲
 邪悪だ。果てしなくブラックである。

 そんなダークなクールビューティ・こゆめ様が、このところ大変身してしまったのだ。
 避妊手術からはや数ヶ月。ルックス的にはあまり変化はなく、いまだに3キロそこそこというスリムでちっちゃっこい体型のままのこゆめだが、中味は激しく変わっている。なんとこゆたん、すっかりこねこがえりしてしまったのである。

 とにかくいいお母さんだったこゆたんは、子育て中は特に「母モード」全開だった。近くで猫じゃらしを振ろうとも新しいおもちゃを出そうとも、ちらっと見るだけでほとんど反応しない。こどもっぽくどたばた走り回って無邪気に遊びに興じる他の猫たちを「ふっ、みんなコドモねぇ。ばかみたい」と冷ややかな目で眺めながらこねこたちを呼び集めて、「あんたたちはちゃんとりっぱなオトナになるんですよ!」とイヤミったらしくもかいがいしく世話していたものだ。

 ところがそのこゆたんが、近頃ではそんな過去の姿が想像もつかないほどこねこっぽくなってしまった。ニンゲンの手にも足にもちゃっちゃとじゃれつくわ、他の子たちと元気いっぱい走り回るわ、なぜだかやたらとニンゲンについて歩いて一緒に寝るわ、それはもうかわいらしい甘え顔でごろごろいいながら「すーり、すーり」となついてくるわと、そりゃもう驚くべき変身ぶりなのだ。やっぱり避妊が効いたのだろうか。 っていうか、そうでなくても体がちっちゃくてこねこチックなこゆめがそんなことになってしまったんだから大変である。なにがタイヘンって、そりゃもう死ぬほどかわいいんだコレが!!

 うわーーん、こゆたーーーん!!かわいいよぅ!!!!(・・・・・・)

 ハイ、おやばかおわり。さてココで最初のひとことを思い出してみてほしい。ワタシはそんなこゆめの変化を喜んでいるのではない。おびえているのだ。心底からおそろしいと思っているのであーる!

 かわいいあまえんぼになったこゆたんに喜ぶならともかく、ナゼおびえなくてはならないのか?とギモンに思った皆さんもおられることだろう。しかしちょっと待て!それは違う。(なにが?) もう一度よく考えてみてほしい。こゆめは元々かわいいのである。それも並みのカワイイではない。極端に超絶的に異様に突出してものすごくカワイイのである。(←嗚呼、おやばか道に終わりナシ!・・・)
 そうまで激しくめちゃくちゃにかわゆいこゆめが甘えんぼちゃんになってしまったら?!

 やばい!それはやばすぎる
 それじゃこゆめは、はっきりいって無敵になってしまうではないか!

 今まではちょっぴり冷たいところもあるからなんとかバランスが取れていた(?)というのに、こんなにぷりちーなこゆたんがちょっとその気になってあまあまごろごろになったりした日にゃー、もはや我々にはこゆめに抵抗する術などない。あまあまこゆたん、それはつまり殺人的悩殺ぷりちー猫なのである!!
 たとえばスリスリなこゆめ様がちょっと甘え顔でおねだりなんかしようものなら、骨抜きになったニンゲンどもが右往左往したあげく「はいはいこゆたん、なんでちゅかー♪ゴハン?これじゃないのが欲しいんでちゅかー、わがままさん♪もちろん今すぐあげまちゅよー♪え、牛乳がほしい?はいはい♪え、これじゃだめ?古い??まだ賞味期限4日も前なんだけどなぁ、こゆたんはグルメでちゅねー♪じゃあ新しいの買ってきまちゅねー♪」・・・などとかいがいしくこゆめ様にお仕えするという、見るに耐えず聞くにも耐えず読むにも耐えないおそろしい事態を招来することは間違いないのである。ああおそろしいおそろしい・・・

 今回しみじみ感じましたが、こゆめのようにキケンなほどかわいい猫は、ちょっとつめたいくらいでちょうどいいんですね。ああでも、こねこがえりしたあまあまこゆたん!かわいいよぅかわいいよぅ。

 ・・・・・・
 今回全面的におやばか狂い咲き状態の日記であり、お見苦しい点が多数ございましたことをお詫び申し上げます。しーーん・・・

やっぱりクールめなこゆたん。実はこれ、なんとワタシのケータイの待ち受けです(笑)
しらないわよ、そんなの。




 ありがとう50000ヒット!
(9月12日)

 えー、皆様。とつぜんですがまずは御礼から。
 昨日いつのまにか(・・・・)、三毛猫党はついに50000ヒットを記録いたしましたぁ!ぱふぱふぱふ!
 いつも我が党に足をお運びいただきまして、まことにありがとうございます!!
 ついでにこんなマヌーな日記まで目を通してくださるとは、重ねてありがとうございます〜。

 思えば我が三毛猫党を立ち上げてから苦節(?)もうすぐ2年、生まれついたばかばかにも負けずまぬけにも負けず猫のジャマジャマ攻撃にも負けず、一日にいっぴきの三毛といっぴきの美猫とにひきのなぞの生物とたわむれ、東にむずかるこゆめがあれば行ってエサを与えてだまらせ、西に欲求不満のスオミがあれば行って「ちゅきちゅきー♪」と抱きついてはいやがられ、北に逃げまどうアイノがあれば行ってさらに追い回していぢめ、南に大量う○こをするあかおがあれば行って泣きながら回収する。そういうものにワタシはなりたい。・・・じゃなくってーー!!ぜんぜんなりたくない。というのは置いといて。(・・・・・)

 とにかくこのページを立ち上げた当初は、知り合い以外の入党者なんて一生来てくれないんじゃないだろうかと微妙におびえていたワタシであったというのに、気づけば50名100名と党員さんの数も増え、先月末にはなななんと200名達成!!正直いって、これほどまでにたくさんの党員さんを集めることができるとは思っていなかった。
 色別に分類させていただいた「党員さんリンク」を開けば、そのあまりの重さにナミダが・・・じゃなくって!いっぴきいっぴきの皆さんのあまりのかわいさにナミダが・・・!・・・っていうか、確かに重いんですけど。やっぱしそろそろブロードバンドじゃないとキツイなぁ。早くBフレッツ引きたいなぁ。

 もとい!!
 こんなに大勢のかわいいかわいい子たちをご紹介できて、ひいては、この子たちと一緒にいることでとってもしあわせなキモチを味わっているしあわせなおやばか飼い主さんたちをご紹介することができて、ほんとうにシアワセです。そうなんです、党員さんの数だけしあわせな猫好きさんもいるんですよね。実はそこがミソだったり。(←?)

 我が党にご参加くださった猫好きの皆さま、参加はしていなくても党員さんたちを見てちょっぴりシアワセなキモチになってくださっている皆さまに、この場を借りて深く御礼申し上げます。
 今後とも我が三毛猫党、三毛猫党をよろしくおねがいいたしまーーす!!(←拡声器でガンガン叫んでるカンジ。笑)

 さて、ホントはココで終わろうかなぁと思っていたのだが、ご挨拶だけで終わりというのもあまりにもアレだ。そこで今回はおまけとして、まぬけな我が党にふさわしい超絶的にまぬけな写真で50000ヒットを飾らせていただくことにしようと思う。話の前後に何の脈絡もないあたり、さすがいきあたりばったりの三毛猫党にふさわしい企画といえよう。あははは。(・・・・・)
 では気をとりなおして。

 さあ、コレはいったいなんだ!!

お祝い事には欠かせない、めでたい紅白模様

 はいカメラさん、近すぎますよー。さがってさがって。

これがウワサの「ドラえもん模様」のおなかだ!
??!

 こ、このまぬけな下半身はもしや、信楽焼きのタヌキさん!?
 ・・・かと思ったら、なんと!

すぴー、すぴー。・・・なんでコレで熟睡できるのかマジでわかりません。
全体図

 ・・・・・・
 ああ、まさにエナジードレイン。目にしただけでレベルがひとつさがりそうな恐ろしい寝姿である。いまだかつて、ここまでニンゲンの気力を奪い取る姿がこの世に存在したであろうか。お、おそろしい。あかお、敵ながら侮れないヤツよ。(←いつから敵に?)
 かくして、三毛猫総研における猫の寝相バリエーション研究にまた新たな1ページが加わったのであった。

 なんでもいいけどこの猫、ぜったいノルウェーの森なんかで生きていけないと思うのはワタシだけだろうか。キミたち、つくづく飼い猫でよかったね。



 すおちゃん、型番がつく?
(9月17日)

 皆さん、た、た、たいへんなことになってしまいました。今ワタシはめちゃくちゃ動揺している。

 思えば猫と暮らしていると、動揺させられることは多い。
 いきなり食べたばっかしの猫缶を「けくけく、けぽぽーっ!」と、よりにもよってザブトンの上に吐き戻してくれちゃったり。
 またある時は、「しゃかしゃかしゃか・・・」というあやしい音とともにものすごい悪臭が漂ったので「むっ、ウ○コか?」と見に行くと、でっかいのがひとつ思いっきりトイレからはみだして床の上に落ちていたり。
 それだけでも衝撃なのに、それをなんとか隠そうとして「しゃかしゃかしゃか・・・」と、今にもほかほかウ○コに直撃しそうな床上至近距離を無心に掻いている猫手を目撃して、「ああっ、それにさわらないでぇぇ!!」とムンク化させられたり。
 はたまたサワヤカな気分で起きてきた朝に「むぎゅっ」と猫ウ○コを素足で踏んでしまったり、もしくは猫ゲロを素足で(以下同文)、等々々。

 ・・・いろいろ考えているとどんどんがっくりしてきそうなので、お互いのシアワセのためにもこの件をあまり深く追求するのはやめておこう。(←逃避)

 とにかくワタシは動揺している。どのくらい動揺しているかというと、アイノのことを「もこちゃん!」(←あかおのこと)と呼んでしまったり、あかおのことを「にゃーむ!」(←アイノのこと)と呼んでしまったりするくらい動揺しているのである。っていうかコレってもしかして、単なるボケのはじまりだろうか。がーーん。

 しかしいつものことながら、猫の呼び名というものは原型をとどめぬほどに変化してしまうものですねぇ。しみじみ・・・

 と無関係な感慨に耽っている場合ではないっ。そう!たいへんなことが発覚したのである!
 とにかくまずはこの写真を見てほしい。

改めて上から見ると、やっぱしちょっとデ・・・・・!?

 いつもかわいいすおちゃんが自らハカリの上に乗っておくつろぎになっているという、何の変哲もないが心温まる一枚である。
 しかし!!この数字に注目してほしい。

カメラは見た・決定的瞬間
??!

 ?!?!?!
 5.25キロ〜!?!?!?!?!?

 な、な、な、なんということだ。
確かに最近スオミ様やその他の皆さんの体重は量っていなかったが、それもニンゲンが安心しきっていたからだ。

 そもそもスオミは避妊手術前は3キロそこそこの小柄な女の子で、最近のこゆめ同様「もう少し大きくなるといいねぇ」といわれていたのだが、手術後はぶじ順調にウェイトも乗って、「適正体重」と思われる4.3キロまでいったところでずーーーーっとそのままの数値を保っている健康優良児な猫として広く知られていた。(←どこに?) 少なくとも昨年まではそうであった!そうだったんだよぉぉぉ。
 それだからワタシも「すおちゃんは4.3キロから変わらないねぇ。アイノはちょっとコロコロしてきたのが心配だけど、やっぱりスオミはいろんな意味で手がかからなくて模範的な子だね♪」などと脳天気に構えていたのである。

 そのスオミが、いつのまにか5キロ超ですってぇぇぇぇえぇ!!!
 でぶじゃん!!!(・・・・・・)

 我々はマジで激しいショックを受けた。だってすおちゃんは外見的には全然太ったようには見えないし、なによりもカワイイお顔がまったく横に広がっていってなかったので本当に気づかなかったのだ。
 それじゃもしかして他の猫ズも知らないうちにおそろしいことに!?っていうかあかおがでっかくアイノがコロコロなのは見ればわかるから覚悟はしてるけど!もしやちっちゃっこいこゆたんまで知らないうちにすごいことになっていたら!?

 ・・・と押さえ切れない激しい動揺のままに急遽みんなを量ってみたんですが。(除くアイノ。理由は逃げまどって体重計の上でわたわたするので、数字の表示がいっこうに止まらないから。・・・・・)

 結果!あかお・6.75キローーー!!
 こゆめ、2.95キローーー!!!

 あかお、またデカくなったぁ!そしてこゆたん、全然ふとらなーい!!

 もうあかおはそろそろ打ち止めでいいから、こゆめに体重を分けてあげてほしいのに。世の中はうまくいかないものである。
 しかしあんなに食ってるこゆめが体重維持状態というのはいったいどういうことなんだろう。世の女性から見るとマジでうらやましい体質といえよう。

 それにしてもなんということだ。ニンゲンがすごいからといって猫まで太らなくてもいいではないか。
 唯一ちゃんと量れなかったアイノもシルエットだけみるとペルシャ猫みたいにころんころんしてるし、ぽってぽってと歩く姿はものすごくトロそうで情けないことこの上ない。いや、トロいかどうかはこの場合関係ないんだけどさ。とにかくすおちゃんやあかおと比較して考えても、5キロ超していることは間違いないと思う。もっとも男の子だから5キロ超しても全然問題ないんだが、あかおが「筋肉質!」というカンジでひきしまった太り方してるのに対して、アイノの場合は「脂肪だよーん!」というカンジのぷにぷにしたお肉がついてるとしか見えないところが非常になさけない。

 ああ〜、いつのまに我が家の猫ズはこんなに巨大化してしまったのだぁ!(除くこゆめ)

 ただしみんなの名誉のためにいっておきたいのだが、スオミもあかおも見た目は別にデブじゃない!(・・・と思う。でも、あ、アイノは・・・!)
 確かにすおちゃんデブ疑惑は北海道時代からたびたび指摘されていたことだが、あれはなのである。さわってみるとちゃんと骨ばっていておしりもちっちゃいし、あばらだってわかるんだよぉ。ほらほら、さわってみてってば!!
 それにカールあかおの場合は「デブねこ!」というより純粋に「デカい猫!」なのであり、胴も長けりゃ体高もそれなりにあるし脂肪太りではなく筋肉がついて重たいのである。だからココまでデカくなっても見た目的にはまだかなり余裕があって、おそろしいことに「コレで成長終わりじゃなさそうだな・・・」と思わせるものがあったりするのである。

 それにしても6.75キロとは・・・あかお、キミはどこまでデカくなるんだぁぁ!!これ以上巨大化されると膝に乗られたときにタイヘンだから、ほどほどにしておいてほしいです。しくしくしく・・・

 そんなわけで、すおちゃんとカールには突然型番がついてしまった。
 すなわち「スオミ525」「あかお675」である。(←?)

 おかげで近頃は、すおちゃんがそれはもうかわいらしく「にゃーーん、ごろごろきるきる・・・」と甘えてきても、「ああすおちゃんカワイイねぇ、ちゅきちゅきー!(でも5.25キロ)」だとか、すおちゃんがしっぽぴんぴんで玄関まで迎えにきて、スリスリしながら「こてん」とおなか出しちゃったりなんかしても「ああっすおちゃん、すおちゃんはなんて愛らしいの!こんなカワイイ猫みたことなーい!(でも5.25キロ)」・・・などと、いかなるときもオブリガードのように「スオミ525」という型番がアタマの片隅から離れなくなってしまったワタシである。

 そろそろライトフードにしたほうがいいんでしょうか・・・それにしても他にあんなに食い意地はった連中がいるのに、ひかえめすおちゃんがナゼこゆめの分まで太らなくてはいけないんだろう。っていうかこゆめ、アンタは食い意地はりすぎだよ!毎朝毎朝まだゴハンが残っているのに「てやんでぇ、新しいのを出しやがれ畜生めぃ!宵越しのメシは食わねぇんだぜぃ!」と江戸っ子みたいにヒトを起こしにくるのはやめてくれー。

 なんだかよくわからないが、微妙に情けないカンジの悩みが尽きない我々であった。


 *おまけ:スオミさま肥満度判定写真。・・・どうですか、これ。別に太ってるようにみえないですよね・・・?みえないと思うんだけどなぁ。たぶんみえないと思うんだけど・・・!どきどきどき
おなか細いし、顔も細い!・・・よね・・?
失礼ね、あたしでぶじゃないってば。のびーっ。



 ねむねむ電波
(9月19日)

 皆さんは、仕事中や授業中など「寝てはならないとき」に眠くなってしまった!もう眠くて眠くてたまらなーい!!だけど今だけはぜったい寝るわけにいかなーい!!・・・というような絶体絶命の時、どうやって気をまぎらわせるだろうか。やっぱりコーヒーやつめた〜い飲み物を飲むとか、可能なら少し歩き回って気分転換する等がスタンダードな眠気覚ましなのかなぁ。

 などと振ってみたのは他でもない。いまワタシがとっても眠いからだ。(笑)
 ちなみにワタシが学校や会社でねむーくなったときはどうするかというと!

 寝るまいとがんばる。
 無理は承知でがんばる。
 努力するココロこそが美しいのだ!というポリシーでがんばるーーー!!!

 そして大抵の場合、眠気に敗北して寝てしまう。(・・・・・・)

 おもえば北海道での無職のんびり生活の間はよかった。何もしてないのにおこづかい・・・じゃなくって失業保険がもらえたし(←コラ!)、猫といっしょにひねもすのたりのたりとしていればよかったので、眠くなったら別にガマンしなくても寝ちゃえばよかったのである。立派なオトナとしてはかなーり軽蔑すべきクズ生活であったことは否めないが、如何にぐうたらなワタシといえども人生であそこまでぐうたらに過ごしたことは初めてだったので、大変にシアワセだった。
 しかし今ではそんなワタシも立派なアルバイター(←?)である。週にたったの3日とはいえ、朝から電車に乗って通勤して暗くなるまで働いて帰ってくるという久々の社会人的生活を営んでみるうちに、ついにあの感覚を思い出してしまった。

 そう。仕事中にねむーくねむーーーくなって、「もうダメだぁ!」と苦悶するねむねむ感覚を!

 ・・・・・・
 どうしてワタシってこうまでクズなんだろう。っていうかひとつギモンなのだが、普通のりっぱな社会人の皆さんは仕事中に眠くなったりしたことないのかなぁ。ワタシなんかマシンルームでキーボードに両手のっけたまま30分意識不明に陥って、「はっ!」と気づくと目の前の端末画面いっぱいに「kkkkkkkkk・・・・」などという宇宙からのメッセージが書き込まれていたり、会議中にどうしようもない眠気に襲われて、あとからノートを見てみると3歳児がすごく弱い筆圧で書きなぐったようなひょろひょろのあやしい文字が書き連ねられていたりという怪奇現象に何度出会ったことか・・・

 そしてこのねむねむ状態の時に降臨するおそろしい電波がある。
 この電波を受信すると、自動書記のごとく無意識のうちにナゾの文言を書きなぐっていたり、イタコの伊太郎(←それ、なんかちがう。)のように脈絡もないコトバを口走ったりして赤っ恥をかくことがあるのでくれぐれも注意が必要だ。
 しかし残念ながらすぐ眠くなる体質(←?)のワタシは過去に何度かこの「ねむねむ電波」の洗礼を受けてきたし、友人がこの電波に侵されるのを見たこともある。
 たとえば!

 あれは高校生の頃。地理の時間にものすごーーーーく眠くなったワタシと友人は、半死半生ならぬ半寝半起き状態で朦朧としながら、それでも根性でノートをとっていた。しかし努力の甲斐なく、ワタシのノートは途中から判読不能の楔形文字と化してしまっていた。これではシュメール人にでもならなくてはとても読めそうもないので、隣の席でやはり死にそうになりながらノートをとっていた友人に頼みこんで続きを写させてもらうことにしたのである。

 今でも忘れもしない、それは太平洋だかインド洋だかどこかでとれる海産物についてのくだりであった。 ・・・って、忘れてるやんけ!という突っ込みはともかく(・・・・・・)、今となってはどこだったかもわからないあたり、実際ワタシの人生において非常に無意味な学習であったのかもしれない。地理の先生ごめんなさい。なんもおぼえてません。しかしまぁとにかくそのときはまじめにノートを写しにかかったわけだ。

 ワタシは友人のノートを見た。海産物の説明、そうそう。このへんから寝ちゃったんだよね。
 なになに。「○○海  イワシ、サバ、・・・・・・」
 ・・・・・・
 !?!?!?

 ワタシは自分の目を疑った。しかし何度見直してもそこには、友人のかわいらしい丸っこい字ではっきりとこう書かれていたのである。
 「○○海  イワシ、サバ、みそ

 み、味噌・・・・・・
 ワタシは太平洋某所がおいしそうな味噌汁になっているところをビジュアルに想像してしまった。イワシもサバもナチュラルに味噌漬である。これはウソだ。絶対に間違いだ。正解が何なのかはわからないが、間違っているということだけはわかる。
 事態のあまりのまぬけさに絶句するしかないワタシであったが、このとき友人の字が可愛いだけに余計にまぬけだったことを書き添えておきたい。あ、あと、ワカメも入ってるといいな。海の味噌汁に。

 まぁコレなんかはねむくてぼーっとしている時に「サバ」という単語を見て、思わず「サバの味噌煮」を連想してしまったために起こった他愛のない事故ではないかと推定される事例であろう。しかしねむねむ電波の真のおそろしさは、そんなふうに「なぜその単語が出てきたか」の説明がつかない、自分でもなんでそんなことを書いたりいったりしたのかまったく不明なコトバを突然天啓のようにもたらすことにこそある。
 現にワタシは長電話中に強烈な睡魔くんに襲われてふっと意識が遠ざかった瞬間、突然会話の内容とは無関係に

 「インド中南米」

 とはっきり口にして、電話相手(実はダンナ)を「はぁ!?」と困惑のズンドコに叩き込んだことがあります。ふははは。(・・・・・・)
 もちろんそのときは別に旅行の話も海外の話もしていなかったし、そもそもワタシの興味範囲から暴投気味に大きく大きく外れたところにあるのがインドと中南米である。はっきりいってこれまでの人生で一度もインドや中南米に行ってみたいと思ったことはないし、こんな地名が深層心理のどこかに眠っていたとは想像もできないほどワタシにとって異質な言葉だ。

 ああそれなのにそれなのに、いったいどこから降って来たのだ「インド中南米」
 ナゼいま「インド中南米」
 そもそもどうしてひとくくりなんだ、「インド中南米」!

 このようにねむねむ電波とは非常にミステリアスなものなのである。皆さんも、ねむくてねむくてたまらなかったときに取ったノートの隅をもう一度よーく見直してみませんか。
 ほら、そこには、あたかも心霊写真のごとく「その場にあってはならないもの」が書き込まれているかも・・・!キャーーー!!!

 「みそ」とかね。(・・・・・・・・・)



 あかおのごちそう
(9月22日)

 今日はひさしぶりにアレを買ってきた。
 アレといったらアレ、猫飼いの家ではかなーりスタンダードにして必要不可欠なもの!しかしなぜか我が家では、ここ2年の間ずーーっとご無沙汰していたもの!それは!!

 猫草である。

 なぜ2年もの間猫草を買っていなかったか。簡単なことである。要するにウチではだーーーれも食べてくれなかったからだ。
 思えばスオミがやってきて最初の春夏、我々は猫草を買った。買って買って買いまくった。・・・というほどは買っていないが(・・・・・)、モノの本など読んだ我々の「そっか、猫はこれ食べて吐くんだ!じゃあすおちゃんにも食べさせてあげないとね!」というごくアタリマエの親心(?)から、3回か4回猫草を買ってきたのは事実である。
 しかしすおちゃんは何度新しい草を持ってきても「くんくんくん」とニオイを嗅ぐだけで、「なーにコレ。わたしは草なんて食べないもん!いらなーい!」とすたすた通り過ぎてしまうばかりで、ニンゲンとしても「ああ、また猫草がムダになってしまった・・・」と資源の無駄遣い(←?)に対する痛みを感じるココロ寂しい日々が続いた。
 もっともスオミは、別に猫草で刺激を与えたりしなくても「けぽぽーっ」とそれは上手に吐ける子であることがじきに判明した。すおちゃんははっきりいって頻繁に猫ゲロ作成を行ってはニンゲンたちを動転させ、また時には猫ゲロ地雷をニンゲンに踏ませて激しい精神的ダメージをも与えるという凄腕テロリストだったので、はっきりいって猫草の助けなど必要ないことは明らかであった。

 そんなわけでしばらく猫草とは無縁の日々が続いたわけだが、その後もういっぴきの猫が我が家にやってきた。
 無論アイノである。
 この新加入の助っ人は、我が家の猫草界(←?)において非常に期待された。
 だってアイノは外見からしてヒツジさんみたいだし、性格はびくびくでウサギさんみたいな猫だ。なんだかすごーく草食動物っぽいではないか。
 そこで我々は、アイノのためにと久々に新しい猫草を買ってみたのだが!!

 アイノも全然食べませんでした。・・・・・・

 結局またもや猫草をムダにしてしまった悲しみから、「どうせうちの猫たちは猫草なんて食べないもんね!もういいんだ・・・猫草のことはわすれよう・・・」と心に誓ったワタシであり、その後こゆめが来てからもカールあかおが来てからも特に猫草を購入しようと思うことは二度となかったのであった。

 しかーし!!

 カールあかおはものすごーーーくヘンな猫だということがこの夏判明した。というのも他でもない、季節はずれのしゃぶしゃぶなど行って満腹になった我々が、後片付けをさぼってくつろいでいたときのこと。

 ぱーり、ぱーり・・・・・・

 というあやしい音がどこからともなく聞こえてくるではないか。
 これはいったい!?と怯えながらテーブルのほうに目を向けた我々が見たものは!!!

 それはもうおいしそうに春菊をかじるあかおの姿であった。

 皆さん、みたことあります?春菊を食べる猫。あれってニンゲンが食べてもかなーり香りがきつくて、ほとんどハーブってカンジですよね。よりによってその春菊を・・・・・・
 さすがあかお、ちょっぴり・・・というかすごくヘンなヤツである。

 しかしその事件のおかげで我々は知った。もしかしたらあかおは、あかおだだけは猫草を喜んでくれるかもしれないっ!!
 というわけで買ってきました久々の猫草。
 果たしてホントにあかおは食べてくれるのか!もしもまた誰も見向きもしなかったら!?
 そんな不安におびえながら、猫草をさしだしてみたところ。

 予想通りあかおは、一瞬も躊躇せず「あ、ごちそうだ。わーい。もぐもぐもぐ」とばりばりおいしそうに食べてくれましたぁ!!
 ああ、この瞬間我々の長い悲しみはむくわれた!(←???)

 しかも、ばりばり草を食べまくった数分後に!!
 「けぽ、けぽ、けぽぽーーっ!」とおもいっきりゲロ吐いてくれました。
 正しい!なんて正しい使用法なんだ、あかお。見事じゃー!(・・・・・・)

 ベジタリアンなカールあかおくんのおかげで、これからは我が家にも猫草が常備されることになりそうである。でも。依然として他の子たちがひとりとして猫草に見向きもしないというのが微妙に悲しい・・・
 って、アレかい!単にあかおのせいで「猫草常備」という手間が増えたってだけかーい!!

 ああ、だんだんむなしくなってきた。やっぱりあかおには残り野菜でもやっとけば十分かも・・・どうせ春菊でもいいってヤツだもんね。しくしくしく・・・



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