栽培ごよみ

1月 成熟期 



2月 収穫
3月 休眠期 剪定・施肥

収穫が終わるとすぐに水をたっぷりあげます。
理由は糖度を上げる為、今までビニールを張り水を最低限しかやっていなかったからです。
当然木にはものすごいストレスと負担がかかっているのです。
その後、肥料、堆肥、剪定をやります。
収穫からこの行程が終わるまで我が家は大忙しです。

4月 発芽期 ビニール取り



5月 春芽伸長期

当農園ではビニール取りは遅めにしています。
何故かと言うと、農薬を殆ど使っていない為、あげは蝶が周りから卵を産みにやって来て、新芽を食べ尽くされるのです。
蝶々は弱いので薬をかけるとすぐに死んでしまいす。
又、定期的に薬をかけている所(ちゃんと防除している所)は卵を産みに来ないのです。余談ですが、何十年も果樹をやられている農家さんが、あげは蝶の幼虫を見て「これ何のイモ虫やろう?」と言っていました。

今までは、虫取り網で蝶々を追い掛け回して捕殺しまくっていましたが、平均一日10匹以上殺しても取り尽くせませんでした。
大変困っていたのですが、ある年忙しくてビニールを取るのが遅くなりました。その結果、換気しているといえ温度が外の温度より上がり、新芽が出るのも早く硬くなるのも早くなりました。あげは蝶は、新芽の柔らかいところを好んで卵を産むので、あげは蝶が産卵する頃には葉が硬くなり、やってくる蝶々の数が激減しました。

6月 展葉硬化期 

7月 開花期 散水



8月 果実肥大期 施肥
9月 果実肥大期 摘果

8月、9月は摘果と肥料をやります。
摘果と言うのは、少しでも実を大きくする為に、良い実だけを残します。
商品価値がない物や、小さすぎる物はこの時に除きます。
この作業がまた辛い!肥料も有機肥料のみなので臭い!臭いがとれません・・・


10月 果実肥大期 施肥・ビニール張り
11月 果実肥大期

実が大きくなるにつれて、枝が垂れ下がってきます。
そのままにしておくと、枝が折れてしまうので、枝つりと言って紐で折れないように吊るします。

12月 果実肥大期 

この時期から水のやる量を少しづつへらします。
最終的には根が死なない程度に水をやるのですが、水を多くやると糖度が伸びない、少ないと根が死んで来年に影響するし、この見極めが難しいです。

熟れてきた実に水が着いても大変です。限界まで大きくなった実が急激な膨張に絶えきれずわれてしまうのです。ハウスの中なので大丈夫ですが2、3日の長雨にうたれると見事にわれます。

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