『「気」の身心一元論』 読者の声

読 者 だ よ り

     

      

◇ 自分を理解し、成長する道筋が見えた

T・Oさん(男性・25歳 整体師)の感想

2012年1月19日寄稿

 私は、金井先生の前作『病むことは力』を読ませていただき、その考え方に惹かれていましたので、今回の著作も読んでみたいと思い購入を申し込みました。

 本を読んでみると、非常に面白く、響く言葉がたくさんありました。まだ理解できないこともたくさんありますが、何度も読み返すことでわからなかった事もきっとわかるようになると思うので、楽しみです。

 言葉をわかりやすく、鍵括弧でキーワードにしてくれている事がとてもありがたかったです。そういうヒントになるキーワードがあると自分を振り返る際にとてもやり易いです。

 体癖の上下型のところにあったKさんの話、私も頭で物事を考えやすいのでKさんのおっしゃっている事、やろうとしている事にとても共感が持てます。私も体を通して自分への理解を深め、自らを高めていきたいと常々考えているからです。そして、この本を読ませていただいて自分のやってきたことが間違っていなかったと確信が持てました!

 特に今までは自分の心と体を別のものとしてみてしまっていたなと、いつの間にか西洋的な見方をしていたことに気づきました。
 確かに私もストレスがたまると食べ過ぎてしまうことが多く何故なのかよくわからなかったのですが、感情と体の関係を見ていくことで少しそれがわかるようになりました。

 前回の『病むことは力』もそうでしたが、具体的な人物の事例を出していただけると感情移入ができ深く納得できます。

  

 こういった本を初めて読む方には、少し文章がわかりづらいかも知れませんが、私は、本当に久しぶりに本を読んで希望が湧いてきて、まだまだ成長できるなという気持ちにさせてもらえてありがたいです。