QアンドA05
 語頭の音がこんなに多く一致するんですね


シンハラ語と日本語の比較表を見ていて気づいたことがあります。それは単語の頭に来る音が同じだと、比較されている言葉がとても近いものだと自然に感じてしまうということです。私は日本語の古い言葉には知識がなかったのですが、「はい」が昔は「おう」と言っていたなどとは驚きでした。(D.P)
 


No-05  


 「シンハラ語=日本語単語対応表」はフォーラムのときにその一部をご覧いただきましたが、それ以外にも親族を表す名詞、身体を表す名詞、感覚を表現する動詞、状態を表す動詞、その他形容詞、副詞、慣用句などに類似が見られます。それらの類似する単語は1960年代にスリランカで発刊されたチャールス・カーターの『シンハラ語=英語辞典』Chalres Carterの見だし語から拾いました。ですから、私自身が街や村で聞いていない単語がそこには含まれています。
 充分に検討してから単語対応表をお見せすると申し分ないのですが、現在のところ、カーターの辞典から引き出した単語の中に、その実地調査をしていない単語が幾つかあります。
 「シンハラ語=日本語単語対応表」を使ってみなさんも実際にスリランカでシンハラ人に話しかけてみてください。不思議に使えます。日本語で話すシンハラ語の実践をお勧めします。