QアンドA03
 実際に使ってみました


神戸の異人館近くにあるスリランカ料理店に行きました。席に着いて、本で習い覚えたシンハラ語で「バト・デンナ」とやってみました。すると、急に店の人がぺらぺらと話し出して、料理を一品おまけでサービスしてくれました。このぶんで行くと、後3回ぐらい行ったら本の元を取ってしまうことになります。儲かった。(明石S.K)
 


No-03 2004-**-** 2015-12-20 


 筆者として歓迎するのはこうした実践のおたよりです。何より使えなくてはならない。この本を実用に供しないで何の価値があるものか! いや、実際、もったいないんです。日本語のルーツ論争も、また、言語理論がどうのこうのと言った頭でっかちの議論もそれはそれで大切ですし、そうした面のご質問・ご指摘にもお応えしますが、論を振りかざすだけでは面白くない。それではだめです。皆さん、『熱帯語』をシンハラ語の現場でどんどん使ってください。最小の資本(この本は1900円だ!)で最大の効果(料理がサービスされるので得する。元が取れる!)があがったなんて。がんばれぇ、熱帯語族。