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No.109 中央アルプス(1/4)
3泊4日の日程で、中央アルプスの千畳敷〜越百山(2,613m)を歩きました。ちょうど紅葉のシーズンで、平日にもかかわらず空木岳(2,864m)までは多数の登山者で賑わっていました。しかし、空木岳を過ぎると一変し、行き交う人のない静かな山歩きになりました。

日時 2008年(平成20年)10月8日(水)〜11日(土)  10月9日の山行概要:中央アルプス(2/4)
天候 10月8日(水) 曇 10月10日の山行概要:中央アルプス(3/4)
同行 なし 10月11日の山行概要:中央アルプス(4/4)

10月8日 所要時間
(12.20)千畳敷(12.45) ←50分→ (13.35)乗越浄土(13.40) ←5分→ (13.45)宝剣山荘(泊)

10月8日 山行概要

木曽駒ケ岳山頂
中岳頂上から見た木曽駒ケ岳
青い色の屋根の建屋は山小屋の駒ヶ岳頂上山荘で、頂上の向こう側に頂上木曽小屋がある。
八王子から、前回の南八ヶ岳の山行でも利用したスーパーあずさ1号に乗車しました。前回は座席指定の予約をしていなかったため、甲府まで立ちんぼだったことに懲りて、今回は座席指定を取っておきました。
下諏訪で飯田線に乗り換え、木曽福島には11時少し前に着きました。15分ほどの待ち合わせでしらび平行きのバスに乗りましたが、このバスは菅の台バスセンターでほぼ満員になり、その先の停留所では、待っていた大半の人が乗り残しになりました。しらび平に着いてみると、ケーブルカー待ちの行列ができており、20分ほど待たされました。
ケーブルカーの山頂駅についてみると、辺りは雲が湧いており千畳敷のカールは見えません。山頂駅前の休憩用のベンチに座り、八王子で買った弁当を食べて歩き始めました。辺りは、千畳敷の紅葉見物に来た人たちが沢山歩いています。乗越浄土へのキツイ登りに一汗かき、乗越浄土で一息入れて宝剣山荘に着きました。
ルートマップ宝剣山荘で受付を済ませ、指定された部屋へ行くとカイコ棚式の8人部屋で、先客が一人いました。百名山のベテランを自称する饒舌タイプで、私が最も苦手とする登山者です。ちょっとした話のきっかけで、聞きたくもない自惚れ話を延々と聞かされます。水や懐中電灯など必要なものを自分の寝場所に用意すると、早々に階下の食堂に逃げ出しました。
食堂でストーブにあたって、汗でぬれた下着を乾かしたり、コーヒーを飲んで時間をつぶし、それでも時間が有り余るので、外へ出ました。この頃になると時折青空が見えるようになったので、取り敢えず中岳まで行ってみることにしました。宝剣山荘から中岳の頂上まで、僅かの距離です。のんびり歩きました。頂上に着いて見ると木曽駒ヶ岳の山頂が見えます。しかし見えたのは一時で、その後また雲に覆われてしまいました。木曽駒は昨年登っているので、何が何でも行ってみるという気になりません。今日はここまでにして、山小屋に引き返しました。
小屋に戻って部屋に入ると部屋は満員で、すべてのカイコ棚が埋まっていました。夕食はこの部屋の全員が同じテーブルでしたが、座る位置で先ほどの自称ベテランと別の人の間でひと騒ぎあり、なんとなく気まずい雰囲気の中の食事になりました。以下中央アルプス(2/4)

ロープウェイ千畳敷駅前 ケーブルカーの山頂駅
着いた時は、ちょうど昼時で、駅の中の食堂も駅の外の休憩用のベンチも昼食を取る人で満員だった
紅葉と登山者 千畳敷の遊歩道
この先で、乗越浄土へ登る登山道とケーブルカーの山頂駅に戻る分岐がある
遊歩道は、登りらしい登りは殆どなく、ハイヒールでも歩けないことはない
千畳敷 乗越浄土の登りから見た千畳敷
天気は良くないのにもかかわらず、沢山の人が歩いていた
乗越浄土 乗越浄土
乗越浄土から宝剣山荘晴れていれば千畳敷が一望できるが、この日はガスで何も見えなかった
ここまで来ると宝剣山荘は眼と鼻の先にある
宝剣山荘 宝剣山荘
ケーブルカーの山頂駅から、最も近くにある山小屋
下が食堂兼休憩室で2階が宿泊場所
2階にはたたみ部屋とカイコ棚部屋の2つのタイプがあった
小屋の中に蛇口があり、宿泊客は無料で水を補給できる
中岳 中岳
木曽駒ケ岳の頂上はこの中岳の向こう側にある
今回は、この中岳までで、その先の木曽駒ヶ岳の頂上までは行かなかった
赤い屋根の建屋は山小屋の天狗荘
宝剣岳 宝剣岳
中岳から宝剣山荘へ戻る途中で写した
この日は、午後も遅くなると雲の中から時折姿を現すようになった

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