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No.109 中央アルプス(4/4)
今回の山行の最終日です。天気は崩れましたが、下るだけだったので助かりました。越百小屋〜林道間は、単調な道で飽きるかと思っていましたが、水場、展望台等、意外に目標が多くありました。

日時 2008年(平成20年)10月8日(水)〜11日(土) 10月8日の山行概要:中央アルプス(1/4)
天候 10月11日(土) 雨後曇り 10月9日の山行概要:中央アルプス(2/4)
同行 なし 10月10日の山行概要:中央アルプス(3/4)

10月11日 所要時間
越百小屋(6.00) ←40分→ (6.40)上の水場(6.40) ←20分→ (7.00)展望台(7.00) ←45分→ (7.45)やせ馬の背(7.45) ←5分→ (7.50)下のコル(7.50) ←30分→ (8.20)林道(8.30) ←40分→ (9.10)駐車場

8月6日 山行概要

中央アルプス(3/4)より
紅葉
下山途中の紅葉
朝は雨音で目が覚めました。時計を見たら午前4時で、辺りは真っ暗です。寝袋の中で頭がはっきりするのを待って、起き出しました。同宿の他の人たちは、まだ起きていません。そっと寝袋から起きだし、雨の中の外へ出ました。少し離れたところにあるトイレで用を足し、荷物を整理していると、小屋番から朝食が出来たと声をかけられました。
昨日は手を付けられなかった、ご飯を口にしてビックリしました。腰がしっかりしていて、申し分ありません。この小屋は、てんぷらが名物ですが、ご飯の方がその資格があると思いました。食事中に雨は小降りになりましたが、まだあたりは真っ暗で、食事後しばらく皆で雑談をして過ごしました。6時に小屋を出る積りだったので、6時少し前にこの雑談の輪から抜け出しました。雨は、殆ど上がっていましたが、下が濡れているので雨具のズボンとスパッツをつけて小屋を出ました。
小屋を出ると針葉樹林の中の緩い登りが続きます。昼でも暗そうな樹林の中に霧が立ち込めていて、視界はありません。薄暗い道の中を黙々と歩きました。登りが下りに変わり、しばらくすると目の前が少し明るくなり、小さな広場に出ました。広場の木には、上の水場、と表示した標識が取付けられています。ここを過ぎると、落葉樹がポツポツ目につくようになり、しばらく明るい感じの道が続き、再び広場が現れ、展望台の標識がありました。雲がすぐ上ま降りてきており、下り道で先を急ぐこともあり、ここを素通りしました。
ルートマップしばらく、同じような道が続き、1749mの小さなピークを越えるとやせ馬の背が現れ、ここから5分もすると休憩用のベンチがある下のコルに着きました。ベンチの先は視界が開けていて、南駒ヶ岳から伸びている隣の峰が見渡せます。ここまで来れば、林道までそう長い距離ではありません。写真を数枚写して、先へ進みました。しばらく、歩いたところで下から登ってくる、今日最初の登山者に会いました。ソロの男性で、一言挨拶をしてすれ違いました。更に少し歩いて、20名ほどのバスツアーできたと思われる団体とすれ違った先で目の前に堰堤が現れ、その先が林道でした。駐車場に向かう林道は渓流沿いの道で、紅葉はこれからですが、きれいな水の流れが目を楽しませてくれます。この林道でも、先ほどすれ違った団体より更に大人数の団体とすれ違いました。この人たちが皆越百小屋に泊まったら、小屋は寝る場所もないくらいの超満員でしょう。
林道歩きは、思ったより時間がかからず、予定よりはだいぶ早く駐車場に着きました。昨日、ここに10時でタクシーの予約をしておいたので、しばらく待たされるかと思ったら、駐車場に着いてから10分しないうちに、タクシーが来ました。運転手に聞いてみると、予約時間より早く下ってくる人が多いので、いつも予約時間よりは早めに来ているとのことでした。このタクシーの運転手にそばが食べたいといったら、開いている店屋を探してくれて、大桑駅から歩いて10分ほどのところにある大桑道の駅に連れて行ってくれました。道の駅で、着ていた雨具やスパッツの整理をして、久しぶりに顔を洗い、ラーメンを食べて帰途につきました。

ダムの停車場から大桑駅まで、タクシー料金は5250円で、時間は30分ほどです。


上の水場 上の水場
小さな広場で、水場は写真左手の方向にあるらしい
あたりは未だ薄暗く、決して気持ちよい雰囲気ではなかった
霧の中の登山道 上の水場を過ぎると一時植林帯が途切れ、落葉樹林の中を歩く
この辺りから、周りのガスも薄くなりだした
霧の中の登山道 晴れていれば気持ち良さそうな、落葉樹林の中の道
展望台 展望台
周りはガスに覆われていて何も見えなかった
晴れていれば南駒ヶ岳が見えるとのこと
やせ馬の背 やせ馬の背
木に標識があるだけで、これ以外辺りには何も無い
下のコル 下のコル
休憩用のベンチがある
ここまで来ると、林道までそう長い距離は残っていない
この先のジグザグを下利きったところが林道
林道出口(越百山登山道入口) 林道出口
越百山へ向かう登山道は、写真右手側にある
写真を左側方向に林道は更に伸びており、これを進むと南駒ヶ岳へ向かう
導標
林道沿いの渓流 越百山の登山道から林道へ出ると駐車場まで渓流沿いに歩く
美しい渓流で、目を楽しませてくれる
ゲート ゲート
この写真は駐車場側から写した
このすぐ手前に駐車場がある
ゲートの先の橋を渡り左に進むと空木岳、右に進むと越百山、南駒ヶ岳
駐車場 登山口駐車場
大きな駐車場で、車は数十台止められる
但し、トイレなどの設備はな

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