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(2003年7月17日発行)



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常任委員会はじめての傍聴


日本国民救援会神奈川本部 石川 利夫




 7月3日(木)は、朝8時半から9時過ぎまで、「保土ヶ谷事件」の宣伝行動をJR横浜駅前、市庁舎側で行いました。参加者7名で約600枚の「保土ヶ谷事件ニュース」を配布しました。その後、常任委員会の傍聴のために県庁ロビーに向かいました。私は、防災警察常任委員会の傍聴を希望。3日の傍聴希望者は、見張番から2名、「保土ヶ谷事件」原告の久保佐紀子さんと私の4名でした。私たちには資料が配られず、数行の文字が箇条書きになっているA4の紙が傍聴者席の上に置かれていただけでした。説明の声も聞き取りにくく、内容を追うのが苦労でした。

 7月8日は、「保土ヶ谷事件」に関して提出した陳情書が審議される、と聞き期待して傍聴席に座りました。「保土ヶ谷事件」に関しては、「被害者を監察医が司法解剖した証拠として裁判所に提出した臓器が他人のもの」だとして、マスコミが報道しており、これは信ずべき理由があると私たちは考え、県としても事実を調べてしかるべき行政上の処置をしてほしいと思い、陳情書を出したのです。

 ところが、二日とも委員長の司会で13人の各会派議員が順次質問し、県警の担当課長や補佐らが挙手して答えるのみ。結局「暴走族」「交番」などから、知事のマニフェストに掲げられた警官1500人増問題と予算が質疑の中心でした。私たちの陳情に関しては、5時を過ぎてからようやく陳情内容にそって議員からの質問になり、佐久間監察室長が7〜8回応答しただけ。その間、わずか15分。その質疑応答の中で、「司法解剖は医師の行為で、監察医の行為と違う。監察医は、県知事の委嘱で、県警とは関係ない。また、係争中の問題には意見を述べられぬ。臓器のDNA鑑定結果については意見を言う立場にない」などと述べて、裁判法廷で代理人が言っていることとの食い違いが感じられました。

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