ブータン難民について語ろう

2001年 過去ログ


2000年1月11日(サイトオープン)から2005年5月15日まで収録してあります
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2000年過去ログ
2005年5月15日
管理人

募金について 投稿者:管理人 投稿日:12月17日(月)20時04分31秒
ミンクさん、こんにちは。

ブータン難民について募金についてですが、私は直接は
関わっていないので、情報としてですが、

1.国連難民高等弁務官事務所を通じての募金は「日本
国連HCR協会」経由ですることになるようです。その
際に「ブータン難民へ」と細かい指定ができるかは不明
です。「アジアの難民の子供に」といった指定はできま
すが、、、
http://www.japanforunhcr.org/

2.ブータン難民について活動しているNGOとしては

SAVE THE CHILDREN(医療)
   http://www.savechildren.or.jp/index.html

AMDA(医療)
   http://www.amda.or.jp/intl/Japanese/index.html

アフラ・ジャパン(奨学金など)
   http://member.nifty.ne.jp/irie-y/ahura/index.htm

などがありますね。以上はこのHPのリンクの項
   http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/bhutan/link-book.html
にもあげているNGOです。


こんばんは 投稿者:ミンク 投稿日:12月15日(土)21時42分04秒
こんにちは〜。
えっとこの前に来た者です。
なんとか調べ学習は進んでいるのですけど
ブータン難民の募金などはるのでしょうか?

Khudunabari refugee verification to conclude Friday 投稿者:管理人 投稿日:12月14日(金)22時23分31秒
クンドゥナバリ・キャンプ(一番小さい)の国籍検証作業が
いよいよ終わるようです。でも、実際の帰国はいつになる
ことやら、、、

(とりあえず、お知らせです。この書き込みは時間のある
とき一部翻訳して書き直します)

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishdaily/ktmpost/2001/dec/dec12/index.htm#8


レイラ・ザーナって知ってる? 投稿者:管理人 投稿日:12月13日(木)18時50分34秒
えっと、クルド問題についての追記なのですが、下記の本
「クルド人とクルディスタン」の作者の中川喜与志さんが
レイラ・ザーナについて書いた文章が以下のサイトで読む
ことが出来ます。

http://www.ops.dti.ne.jp/~kup/reira/reira.html


しゅりさん、こんばんは 投稿者:管理人 投稿日:12月13日(木)18時03分31秒
そうですね。マスコミの捉え方は、私達の価値観(世界観)の
反映でもあるのですよね(全てがそうだとは言いませんが)。

日本で(その重要性に比して)あまり報道されることの少ない
問題に、例えばクルド人の問題があります。最近知人がクルド
人問題について本を出版したので紹介させてください。
http://www.ops.dti.ne.jp/~kup/kurd.html

http://www.mainichi.co.jp/area/kyoto/news/20011211k0000c026001000c.html


起因 投稿者:しゅり 投稿日:12月13日(木)14時22分46秒
詳しいことは私にはわかりませんが、難民の国籍によって取り上げ方に
違いがあるということですよね。
事件なんかでも、ネームバリューのある国の国民が巻き込まれたほうが
ニュースになるようなことと同じことなのでしょうか?

チベットの問題は確かに注目されていますよね。
そういう視線で考えると、どうして隣国のブータンは注目されないのだろうかと
考えてしまいますね。
チベットはやはりダライ・ラマの影響力があるのでしょうか・・・・。

http://www5.ocn.ne.jp/~shuri/


アムネスティの報告書 投稿者:管理人 投稿日:12月12日(水)20時59分28秒
アムネスティが94年に出した、ブータン難民についての
最初の総合的な報告書の日本語訳(個人的な訳です)を
下のサイトにアップしてあります。誤訳や、用語の不統一
などが数多くあると思われますが、気がついた方は、メール
などで教えてくださると助かります。

http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/bhutan/forcibleexile.html


クズザンポーさん、おひさしぶりです 投稿者:管理人 投稿日:12月12日(水)20時53分16秒
なかなか面白そうな本ですよね。でも、どうしてもっと新しい書籍を訳さ
なかったのでしょうか? その本は古典としての価値がある本なのでしょ
うか? 読んだ感想を教えてくださるとありがたいです。

下のサイトで紹介されていた本もなんだか面白そうです。でも、インドの
本は購入に際してマージンが高いような、、、、

http://www.bhootan.org/reviews/bsdas.htm


しゅりさん、こんにちは、 投稿者:管理人 投稿日:12月12日(水)20時51分05秒
チベットの状況については、多くの人の関心を呼び、世界的な懸案事項と
なっていますよね。その一方、ブータン難民についてはほとんど知られて
いません。というか、例えばアフリカの多くの難民についても、ほとんど
知られていませんよね。

この違いは、なにに起因するのでしょうか? ダライラマの個人的な資質
によるのでしょうか? そんな理由では無いように思えるのです。

ネパールでは、ブータン難民キャンプとチベット難民の収容施設に行った
のですが、強く心を動かされ涙が流れてきたのはチベット難民に対してで
した。 なにを基準に私達は物事を判断しているか、常に心にとめておか
ないといけないのかも知れませんね。


初の学術書です 投稿者:クズザンポー 投稿日:12月12日(水)15時48分21秒
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=30913950
ブータンの政治 近代化のなかのチベット仏教王国
今日、入手しました。監訳者が、ブータン難民に詳しい山口
大学助教授の山本 真弓氏です。
原本は1977年の出版で、いささか古いのですが近代史等が詳細に
書かれています。(まだ、未読ですが・・・)

ありがとうございます。 投稿者:しゅり 投稿日:12月11日(火)00時33分22秒
思いもがけない、私のHPのご訪問、ありがとうございます。
ブータン関係とは全然関係のないHPです・・・。

ブータンの難民のことは今回初めて知ったのですが
よく似た地理にあるチベットにちょっと興味を持っています。
チベットも仏教国ですし、ブータンも・・・。
あまり詳しくないのですが、問題も似たような感じのものがあるのではないでしょうか。
チベットも中国の関与でいろいろな問題が起こっているようですし。

そういや、ブータンの映画が今年は初めて上映になりましたね。
観逃してしまったのですけど、観たかった。

こんなブータン難民について全然語っていないのに
書き込みをしていいのか不安ですが、宜しくお願いします。

追伸・管理人さんは京都、その近隣にお住まいだそうで。
   私の大好きな地です、京都。

http://www5.ocn.ne.jp/~shuri/


下で高木さんが紹介してくださった本の 投稿者:管理人 投稿日:12月10日(月)19時52分53秒
書評が nepalnews.com に出てました。

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishweekly/spotlight/2001/sep/sep14/review.htm


しゅりさん、初めまして 投稿者:管理人 投稿日:12月10日(月)19時49分01秒
いつになくカウンターが増えているので不思議だったの
ですが、「世界不思議発見」がブータンだったんですね。
知らなくて見損ねちゃいました。

「驚きました」か、私も初めて知った時は、やはりとて
も不思議な感じがしました。

「難民」と「シャングリラ」、まるで道徳的寓話の世界
のようですね。


はじめまして。 投稿者:しゅり 投稿日:12月 9日(日)13時10分33秒
昨日テレビでブータンの映像を見て、またブータンという国が
以前より大変印象がいいので、検索してココのサイトにやってきました。
しかし、非常に驚きました。
印象のいい穏便な仏教国・・・にも、こういう現実があるのですね。
本当に驚きました。

http://www5.ocn.ne.jp/~shuri/


情報ありがとうございます 投稿者:管理人 投稿日:12月 8日(土)03時28分09秒
木さん、はじめまして。

木さんのように、チベット関連に詳しい方がご覧になっている
と知って、ちょっと緊張、、、

紹介いただいた本は全く知りませんでした。アマゾンで手に入る
ようなので注文をしようかと思います。

おっしゃるように、「目の前でおこったシッキムの併合」が大きく
影響していると思われます。それとあの時期の周辺国の政治情勢
と、、、これから始まるであろう難民の本国帰還に関して、失策を
繰り返すことがないように、と思うのですが、、、、

http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/8185693684/


ブータン難民についての洋書 投稿者:高木辛哉 投稿日:12月 8日(土)00時28分15秒
こんにちは、はじめまして。久しぶりに来てみました。

私はブータン方面は足を踏み入れたことはないのですが、常々関心は持っておりまして、こちらもちょくちょく覗かせていただいております。管理人さんいつも貴重な情報・意見ありがとうございます。

先日インドで次のような本を見つけました(既出かもしれませんが)。

Mathew Joseph Jr.(1999):ETHNIC CONFLICT IN BHUTAN. Nirla Publications, New Delhi.

この出版社はネパールに関する本を多く出版している会社で、この本も比較的ネパール寄りの視点で記述がなされています。

目次をあげておきますね。

1-Introduction
2-Colonial Policy towards the Himalayan Region with Special Reference to Bhutan
3-The Structure of Bhutanese Society and Polity
4-The Structure of Bhutanese Economy
5-The Impact of Modernisation on Bhutan
6-The Southern Bhutan Problem
7-The Factors behind the Ethic Conflict and Its Implication
8-Summary and Conclusion

難民問題のバックグラウンドをかなり克明に記述しており、ちょっとまだるっこしいかも
しれませんが、よくまとまった一冊になっています(といっても拾い読みしかして
いませんが・・・)。

私としては、この問題では「インドによるシッキム併合問題」に対するブータン上流
階級の過剰反応という問題が切っても切り離せないと思いますが(もちろんそれだけ
ではありませんけどね)、日本ではあまり知られていないのが残念ですね。

長いので今日はこれで。


ミンクさん、初めまして 投稿者:管理人 投稿日:12月 3日(月)19時50分49秒
ブータン難民に興味を持ってくれてありがとう。

調べてみてわからないことがあったら、ここに書き込んで
下さいね。わかる範囲で答えたいと思います。


学校の調べ学習で 投稿者:ミンク 投稿日:12月 2日(日)17時50分50秒
中学1年なんですが『アフガン難民』について調べようと思っていました
でもブータン難民という人々もいて興味が出ました。
…私達って幸せなんですね
ブータン難民についてもよくしらべてみたいです。
よろしくおねがいします。

まずは知るということが大切 投稿者:管理人 投稿日:12月 1日(土)20時00分50秒
だと、思いました。柴田さんとは、「キャンプにいる人達」の
存在をふまえた上で、いろいろお話が出来たので、こちらも学
ぶ所が多かったです。柴田さんにとってもそうであったことを
期待しているのですが、、、、

しかし、ネパール国内の難民キャンプにいるブータン難民の存
在はほとんど知られていないのが現状です。このサイトも、少
しづつですが、よりわかりやすいサイトにしてゆきたいと思っ
ています。

「最後に」などとおっしゃらずに、またお時間のある時にでも
書きこんでくださいね。

それと以前も書きましたが、英語のわかる方には、以下のサイト
が様々な文献をそろえていて役に立ちます。

http://www.bhootan.org/


トモユキさん、 投稿者:管理人 投稿日:12月 1日(土)19時38分47秒
えっと、その手の情報は疎くて、私にはわかりません。
情報がどこからか得られると良いですね。

最後に 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月30日(金)19時18分57秒
このホームページを見た人たちに、決してブータンにたいして悪い印象を広めることのないようにお願いします。

誰か教えてください 投稿者:トモユキ 投稿日:11月30日(金)17時26分06秒
私はあるボランティアの部活に所属している高校3年生です。そろそろ受験なのですが卒業までに最後何かをやろうと思いました。そしてこのサイト見つけました。私達は高校を卒業してしまうとたいそう服体育館シューズや教科書などがいらなくなってしまうので捨ててしまうなら難民の人達に寄付しようと思いました。インターネットを使ってもなかなかうまくいかなのでよかったら情報を下さい。最後に管理人さん私的にこの掲示板を使わせていただいてすいません。

いつかさん、いらっしゃい 投稿者:管理人 投稿日:11月29日(木)09時12分34秒
このページに来てくれてありがとうございます。

ブータンの人とのお話がどうだったか、また教えてくだ
さいね。

柴田さんも書いてますが、ブータンには良い面ももちろ
んたくさんあります。いつかさんの視点が広がってゆく
ことを期待してますね。


ブータンの国益を考えても 投稿者:管理人 投稿日:11月29日(木)09時09分16秒
柴田さんのお話は終始、情緒的な感情論の繰り返しのようにも
思えるのです。(かえって、「ほめ殺し」になりかねません)

ブータンの国益を考えた時、一連の難民の発生とその後のネパ
ールのと関係悪化、国際的な非難などを考えると、80年代末
の厳しい政治状勢を考えても、より建設的な道があったように
思えるのですが、、、私には、国益を考えた判断ではなく、権
力闘争もからんだブータン政府の失策だと思われます。

現在もブータンはインドから南部地域に侵攻したゲリラの問題
を抱えたりしています。難民のホスト国のネパールも「マオイ
スト」との戦闘で困難な政治情勢です。安易に中東問題を引き
合いに出して、(相対論にして)論じるのはどうかと思います。

あっ、私は柴田さんのような立場をとる方がいることを悪いこ
ととは全く考えていません。こうやって、お話できることを有
意義だと感じています。では、また。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/anzen/asia/039.html


皆、必死に生きているのでは 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月28日(水)22時31分12秒
ブータンとは関係ありませんが、イスラエルにしても、残虐なことをしているように思えますが、彼等だってせっかく手に入れた国を必死に守る為に戦っています。逆にパレスチナも同じだと思います。ブータンも同じことでしょう。

小学生からの投稿がありますが、このホームページがブータンのマイナス面だけを印象を与えてしまうのではないかと心配です。


留学生の話し 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月28日(水)22時22分45秒
ブータンからの留学生も身じかにいるものですね。ちなみに難民について聞いてみると、やはり私がブータンで聞いたのと同じ答えでした。難民に同情するのもいいですが、ブータン側の言い分も決して間違いとは言えないのではないのでしょうか。国を守っていくことの難しさも理解しても良いのではないのでしょうか。

始めて知った! 投稿者:いつか 投稿日:11月28日(水)19時10分39秒
私は、小学5年生です。
総合的な学習の、「国際理解」という勉強で、今ブータンのことについて調べています。来週ぐらいに、ブータンの人が、学校に来てくれます。
それまでに、ブータンのことについてしらべてこいといわれ、しらべてみると、
ブータンは、多民族国家だ。ということなどが良くわかりました。

1985年の市民権法(国籍法)改変について 投稿者:管理人 投稿日:11月27日(火)20時53分45秒
えっと、ネパール系ブータン人のブータン国籍についての短い
まとめとして英文のサイトを引用してみます。国籍が話題にな
っているので、、、(1958年当時存在しない役所の書類の
提出を求めているなど、組織的な民族排除と言われる背景が
説明されています。)

...In addition, the government passed new legislation in 1985 which
set forth fresh criteria for Bhutanese citizenship. Nullifying any prior legislation, the new
laws stipulated that only those individuals who could provide proof of being a resident of
Bhutan prior to 1958 were eligible for citizenship. Any individual who was unable show
proof of residency in Bhutan prior to 1958 (including those who had already been granted
citizenship through previous legislation of 1977) were deprived of their citizenship status.
The only acceptable proof of being a resident of Bhutan prior to 1958 was registration with
the Ministry of Home Affairs. However, according to historians, the Ministry of Home
Affairs did not exist in 1958. It was established ten years later in 1968. Thus, the new
legislation made it next to impossible for Lhotshampas to claim Bhutanese citizenship. The
US State Department's Country Report on Human Rights in Bhutan states: "In recent
years, assimilation has given way to Bhutanization... The (1985) citizenship law retroactively
stripped citizenship from Nepalese immigrants who could not document their presence in
Bhutan prior to 1958, a nearly impossible requirements in a country with widespread
illiteracy, which only recently adopted administrative procedures."

http://www.amherst.edu/~amshrest/bhutan/bhutan_hist.html


立派な医師は難民にならないのでしょうか? 投稿者:管理人 投稿日:11月27日(火)20時43分39秒
柴田さん、こんにちは。

掲示板の過去ログにも書いているのですが、ネパール系
ブータン人、ブータン南部に移り住んだのは、19世紀
後半としている資料が多いようです。

ブータンで市民権法を制定されたのは1958年で、
それ以前にブータンに住んでいた人々はブータン国籍を
有するというのが、ブータン政府の見解のようです。

ブータン国王自身は「国を去らないように訴える」勅令
を1994年3月に発したりしています。

柴田さんの見解は、ブータン政府やブータン国王以上に
「純血主義」的なのですね。もっとも「純血主義」と言っ
ても、ブータンはそもそも移民による多民族国家なので
すが。


ブータンの印象 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月25日(日)20時56分37秒
ブータンの雰囲気から、この国に泥棒はいるかと思うぐらいのところでした。仏教を信仰し、お祈りで始まり、お祈りで終わるような人ばかりに感じられました。パスポート、現金を安心して預けることができました。国王を除いては、たとえ王族であっても特別な地位になれるわけでなく平等な国に感じられました。このような国が政治的に人を国外に追放するとは思えません。やはりきちんとした理由があると思います。難民と言われている人は本当にもともとブータンに住んでいたひとなのですか。

どうしてブータンに? 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月25日(日)20時48分23秒
ブータンの難民は、今話題のアフガニスタンの難民の様に、戦火から逃れてきたような人たちでなく、戦争が終われば国に戻られる人たちとは違い、ブータンへの不法入国者(難民ではない)で単に国外退去になった人だとブータンに行って聞きました。不法入国者の多い南の方は治安の悪化も危惧されていたようです。そんなに立派な医師は難民なのでしょうか。ボランティアで行っておられるからではないでしょうか。
日本も外国の侵略を受ければ私達も難民になると思います。また政治的弾圧で外国に逃げる事態になり難民になることもあるでしょう。あくまでも難民で、ブータンの場合とは違います。私がいつも納得行かないのはブータン難民と言われている人たちはいったいどのような人かと言うことです。

「難民」=「乞食」なのですか? 投稿者:管理人 投稿日:11月22日(木)19時19分54秒
柴田さん、私はブータン難民のことしか直接は知りませんが、
その難民の方々の中には、技術だけでなく人格的にも優れた
医師がいて、困難な状況の中でも診療に専念していました。

難民は、その人間の属性として「難民」なのではないのです。
私も、柴田さんも、これから難民になってしまう可能性が、
決してゼロではないのです。


難民から国を守るのも大切 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月22日(木)17時39分18秒
難民が押し寄せると、その国は、難民への出費、何かと暴動をおこす、治安の悪化など国を滅ぼしかねません。追い出されるのはある程度はやもえないのでは。もし乞食があなたの家に来たら、家に迎え入れますか。ブータンだって同じことではないのでしょうか。

人では少ないでしょうが 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月18日(日)12時55分53秒
 後進国では確かに医師などの人数は少ないでしょうが、後進国の医師であるからこそ、アメリカ、イギリスで学んだ方が多く、私達よりよく出来る医師はいくらでもいます。それに病院に関しも、日本のちょっとした病院程度の設備はあり、決して、劣っているとか、遅れているということはありません。

マトモな常勤医ではできない 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月18日(日)12時50分17秒
私達は、大学の医局に入り、いくつか病院をまわって研修を重ねていきます。仕事をほっていけるような物ではありません。それに日本では様々な機器が揃っていますが、そんなところに身ひとつでいってマトモなことができるとは思いません。自衛隊などは組織だっていますので、そのような組織にまかせるべきです。それにAMDAの医師についてですが、中には偉い先生もおられる様ですが、ふだんは常勤医でなく、アルバイトをしているような方が多い様です。きちんと勤務、研修してるような方は少ないように思います。結局いっても何もとは言いませんが、出来ることがなく、患者の頭をなぜているだけではないのでしょうか。医療はそんなに甘くないと思います。かといって年をとってから行くのも大変でしょうが。

自分の価値観にあったNGOを探すのが肝要 投稿者:管理人 投稿日:11月17日(土)20時55分36秒
柴田さん、こんばんは

実はAMDAには複数の知人が働いている(いた)のですが、
確かに評価は様々あるようですね。柴田さんが下に書いている
ような事は、例えばMSF(国境なき医師団)にも当てはまる
ところが多いと思います。(あれ?そもそもMSFのこと?)

要は自分の価値観(ボランティア観?)にマッチしたNGOを
探すことが大切なのではないでしょうか?

私は(個人的に)、ほとんど欧米のNGOの独壇場だった国際
緊急援助(国連などのお墨付きのいる「下請け」なので過去の
実績がものを言う)の一角に入り込んだという点で、AMDA
を結構評価していますが、、、

それと、佐藤さんへ返事の中で「持続的」とか「プロフェッ
ショナル」とかくどく書いてたのは、単なる「ボランティア」
という次元ではなくて、NGOはしたたかで戦略的で現実的で
ビジョンをもった専門家集団であるべきだと考えているから
です。職場を簡単に休めて(つまり職場で必要とされていない)
自腹を切って緊急時に現地に飛べる医者って、もしいるとしても、
あんまり信用できないような気がしません?!
(日赤などで制度が整っていたり、NGOなどから継続的に派遣
されてる場合は、もちろん別ですが)

いつも、刺激的なコメントありがとうございます。


人は不足しているのですか 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月17日(土)12時00分36秒
よく分かりませんが、参加者の希望が多く、今さら参加したいと思ってもできないのではないでしょうか。結局手はありますから、寄付などお金をくださいと言われるのがおちではないでしょうか。医師のNGOである有名な某団体は、良くテレビのニュースでも出てきますが、ボランティアと言いながらも、派遣される医師に結構給料が払われていて、結局は、私達は外国で難民を見たいからそのお金をください、という感じになってしまっており、一部の人の趣味のために寄付をしているようになっています。結構寄付も高く、送られてくる雑誌には広告も多かったです。1年で辞めました。

佐藤さんへ 投稿者:管理人 投稿日:11月15日(木)20時05分23秒
お返事するのに、偉そうな書き方をしてしまって、ちょっと反省。

今はいろいろなNGOなどがあるから、今からでもできる範囲で
実際に関わってゆくと見えてくる事も多いと思います。

お互いに頑張りましょうね。

(それと出来たら、メールアドレスも書き込んでくださいね)


管理人さんへ 投稿者:佐藤 投稿日:11月13日(火)23時25分51秒
お返事有難う御座いました。 私一人の人間ができることはわずかなのは確かですね。 しかし、私にできることを将来していきたいと思います。 また、質問をするかと思いますが、宜しくお願いします。 有難う御座いました。

こんにちは、佐藤さん 投稿者:管理人 投稿日:11月13日(火)22時10分31秒
私は総論(日本人はどうだとか、日本のNGOのあるべき
姿とか)は言える立場ではないので、パスしますが、各論
(個人的に「国際協力」などにどうかかわるか)について
一言二言いうと、

実際に継続してNGOなどのスタッフで頑張っている人は
「もうこの世界が好きでしょうがなくて(良い意味でも悪
い意味でも)他の業種が考え難いような人」が多いです。
つまり「援助してあげている」という視点ではなくて、プ
ロフェッショナルに「援助をしたいからしている」人で
すね。

それと何らかの技術などを持っている方が、道が開けると
思います。失礼ですが「国際協力」や「国際関係学」など
を勉強した人が、すぐに役立つとは考えられません。
むしろ、例えば、保健衛生についての専門家であったり、
治水や農業の専門家であった方が、良い形で継続的に関与
していける可能性が高いですね。むろん、語学や開発学
などの知識や実地の経験も必要なのですが、、、

例え大きな組織に属したとしても、一人で成し遂げられる
ことは本当にわずかなことです。でも、せめて空回りしな
いように、学生の時代にいろいろと勉強してくださいね。


はじめまして 投稿者:佐藤 投稿日:11月13日(火)02時12分29秒
はじめまして。私は現在、大学で国際協力について学んでおります。私はNGO,ボランティア活動にとても興味があり、将来はそちらの方面に進みたいと考えております。そのため、少し皆様のご意見を頂けたらと思い、投稿させて頂きました。
今日では活動の盛んですが、活動、もしくは、団体の運営にあたり困難なことは何でしょう?また、この小さな隣国のない日本人の意識というのはどの程度の物なのでしょうか? もし、何らかの国際的ボランティアに参加されたことがある方は、ぜひお話を聞かせて下さい。 

新華社通信の記事 投稿者:管理人 投稿日:11月12日(月)19時50分46秒
新華社(下にリンク)によると、

After completing the verification of the refugees in Khudanabari refugee camp, one of the seven refugee camps in eastern Nepal, by the end of the second week of December, the joint verification team of Nepal and Bhutan will start categorization, Thapa said.

Bhutanese Foreign Secretary Ugyen Tshering said the two sides put across their views clearly, adding that all decisions relating to verification, categorization and repatriation will be taken at the ministerial meeting to be held in future.

とのことで、ブータン側によると、実際の難民の検証作業、カテゴリー
分け、本国帰還に関わる全ての決定は、次回の第12回閣僚級協議でな
されるとのこと。

つまり、それまで本国帰還はありえないということを意味するようです。

http://cnn.countrywatch.com/files/020/cnn_wire.asp?vCOUNTRY=020&UID=598276


両国高官協議は 投稿者:管理人 投稿日:11月12日(月)19時40分34秒
両国の主張の溝を埋められず、課題を次回の第12回の
閣僚級会議に持ち越し。主な論点は、現在4つのカテゴリー
にわけられている審査を、効率化するために2つ(ブータン
人か否か)にしようというネパール側の主張に、ブータン
側が以前に両国間で4つのカテゴリーわけで同意したことを
盾に拒否していること。

カトマンズポストによるとネパール側から以下のような発言も。

Earlier, Thapa also told the reporters that the verification process at the Khudunabari camp in Jhapa district will be completed by the second week of December. A short gap for consultations with the respective governments will follow the completion of the verification process, said Thapa. He added that the Joint Verification Team would then select the place to start categorisation.


削除しました。 投稿者:管理人 投稿日:11月10日(土)18時24分22秒
「武道通信」さんの「アフガンのことで恐縮ですが」
との書き込みですが

ブータン難民や本サイトについてのコメントが全く無く
多分、あちらこちらにコピーペーストしている内容と
思われ、あえてここに提示しておく必要がないと判断
しましたので削除させていただきました。


11月6日より両国高官協議 投稿者:管理人 投稿日:11月 9日(金)19時35分04秒
Kathmandu Post より

まずは verification を完了してから categorization が始まる
ようです。でも、その categorization 自体もブータン側は
4つのカテゴリに分ける事を主張、一方ネパール側は2つの
カテゴリで充分(ブータン人とそれ以外の2つ)との立場。

KATHMANDU, Nov 5 (RSS) - The Nepal-Bhutan secretary level meeting is to begin at the
Ministry of Foreign Affairs here tomorrow.

The meeting will focus on building an environment congenial to the dignified repatriation of about
100,000 Bhutanese refugees sheltering in various camps in Nepal for the past 10 years.

The secretary level meeting is a follow up on the 11th Nepal-Bhutan ministerial level meeting in
Thimpu, which had agreed on matters concerning verification of refugees and better coordination
and cooperation in the task ahead. The meeting will also review the progress made since the
Thimpu meeting.

Once the verification is completed, categorization of the refugees will begin, it is stated.

At the talks which begin tomorrow, both sides are supposed to put across their views on refugee
categorization. At present the Nepal-Bhutan joint verification team is verifying the refugees at
Khudunabari camp in Jhapa.

The Nepalese delegation to the meeting will be led by Foreign Secretary Narayan Shumsher
Thapa and the Bhutanese side by Bhutan's Foreign Secretary Ugyen Tshering.

http://www.kantipuronline.com/archive/kpost/2001-11-6/kp_frontpg.htm#Nepal-Bhutantalksbegintoday


過去ログ 投稿者:管理人 投稿日:11月 6日(火)21時36分53秒
このサイトが出来た昨年1月から先日までの掲示板へのメッセージを
以下の「過去ログ」のセクションにアップしました。

http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/bhutan/bbs-log.html


こんばんは 投稿者:管理人 投稿日:11月 6日(火)20時01分53秒
柴田さん、こんばんは

えっと、国王が代わって大きな変化があったのはむしろ先代の国王
(ジグメ・ドルジ・ワンチュク前国王)の時のことではないでしょ
うか? 現国王は自然環境保護の観点からは、すばらしい治世を
行っていますね。

>インドの支援を受け、中国からブータンの守っています。

うーむ。これは表面的にはそうですが、どうなのでしょう、、、
同じ仏教国であったシッキムを併合してしまったのは、
他ならぬそのインドなのですよね。

>ネパールに問題があるのではないのでしょうか。

ブータン政府はネパールの難民キャンプにかなりの数の
ブータンの市民権を持つ難民(1958年の市民権法の
制定以前からの住人とその子孫など)がいることを
(表に表明しませんが)認識していると思います。
それだからこそ、現在、難民の国籍認定作業が、ブータン
ネパールの両国の合同作業チームで行われているのではな
いでしょうか?

柴田さんも書かれたように、ネパールは最貧国です。
多くの少女達がインドに出稼ぎ(主に売春)に出ている
ような最貧国であるにも関わらず、ネパールは2万人の
チベット難民を受け入れ、他国へ移る難民の一時受け入
れも行っています。「ネパールに問題がある」と判断し
てしまうのは簡単ですね、でも、それではブータン難民
の問題は解決しないのです。

えっと、文脈から外れますが、日本政府によるブータン難民問題
についての認識が書かれたサイトとして以下の外務省のサイトが
あります。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/index.html


(無題) 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月 5日(月)21時51分28秒
国王が変わり、ブータンはかなり変わったようです。外国人観光客の受け入れ、インターネットの解禁、海外のテレビ放送も自由に見れるようになったようです。このような国ですから、他国の文化にも触れることができるような環境の中、ブータンの独自の文化を守るのは大変なことだと思います。
 他国からの入国者が増えれば、国が滅びる可能性もあるのですから、ブータンのとった政策は決して間違いだと避難することはできないでしょう。むしろ、ブータンへの不法入国者を流出した、ネパールに問題があるのではないのでしょうか。貧困が大きな原因だと思いますが。

書き込みありがとうございます 投稿者:管理人 投稿日:11月 4日(日)23時37分46秒
柴田さん、こんばんわ。 いつも閑古鳥が鳴いている掲示板に
熱心な書き込みありがとうございます。なんかサイトのアクセス
も近頃増えているようです。

えっと、「ゴ」の着用に関しては、その後ネパール系のブータン
人には適応されなくなったとの話もありますね。下に紹介した
掲示板でも話題になっていましたね。最近、ネパール系のお祭り
(ダサイン)もブータン国の祭りになったそうです。私にとって
はとてもうれしいニュースです。

このサイトで書かれていることは、難民が流出した際の状況説明
の部分ですので、今現在の状態ではなく主に1989年前後の
説明が中心となります。下に引用した情報も難民はこのように
言っていたという情報です。

それから、もしかしたら、ちょっと誤解されているかも知れない
のであえて書くのですが、このサイトは「ブータンから流出した
UNHCRの定義で難民とされる人たちの問題をどうしたら解決でき
るだろうか?と考える際のごく基本的な情報を提供するためのサ
イト」なのです。ですから、この問題をブータン側に近い立場で
解説しているのるぶさんのサイトも是非見るようにとリンクで
薦めているのです。決して「反ブータン」のサイトではない積
もりです。どちらかと言うと、「なんで難民が出ないような形
で国家運営をうまく出来なかったのだろうか?かえって問題を
複雑にしてしまったじゃないか?!」と言った感じなのですが、、、

わたしが言いたいことがあるとすれば、「HCRの基準でブータン
難民とされる人たちの本国帰還が速やかになされるように」と
言うことです。ここはブータンの民主化を支援するサイトでも
ありませんし、特定の政治団体を支援するものでもありません。
私自身はブータンのドゥルクパの文化と伝統は是非守ってもらい
たいと思っています。(文化背景の違う人々への強制には賛成
しませんが、、、)

>ブータンに住むなら、そこの習慣に従わないとしょうがないと
>思いますが。

とありますが、ブータン政府自身が、以前のように多様な文化を
認める方向に戻りつつあるように感じるのですが、、、
(微妙な政治的なバランスの上に成り立っているので、今後どう
なるかは正直わかりませんが)

HCRの難民の定義等についてはUNHCRなどのサイトを参照して下さい。


(無題) 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月 4日(日)22時39分12秒
私は韓国政府や中国政府は嫌いですが、韓国の人と話す機会がありますが、何の抵抗もありません。チマチョボリも韓国の文化で、外国の文化に触れられて私は好きです。在日の人に着物を強制することはないとは思いますが、各々の文化は尊重されるべきです。日本人も、外国で着物を着ることもあります。しかしブータンの事情は特殊だと思います。チベットが中国に侵略された今、チベット仏教を守らなければならないことも、ブータンが鎖国までしてきた理由ではないかと思います。ブータンの人も中国政府は嫌いだと言っていました。インドの支援を受け、中国からブータンの守っています。開国した今も、文化を守る為にがんばっていることに私は感心します。もし私がよその国に住むことになって、そこの民俗衣装を強制されればそれに従います。その国に住む限りそこの法、習慣に従うのが当たり前だと思っているからです。
 それにいつもいつもブータンの人はゴを着ているわけでなく、普通の服で働いている人も多く見受けられました。また機械織の安いゴもありますし、ゴのことでブータン政府を攻めるのは間違っています。
 難民と言っても、不法入国者と言うことですから、難民と言う言い方が間違っているのではないでしょうか。

(無題) 投稿者:柴田敏弥 投稿日:11月 4日(日)22時10分04秒
プナカです。ゾンが河で挟まれているところです。
ゴは確かに高価なものもありますが、町中には安い機械織のものが売られていました。いくらなんでも、普段手織りのゴを切る程の金持ちはいないでしょう。ゴの着用令はあるようで、暑い中みなさんゴを着られていましたが、下にTシャツを着て、ゴの上半分を脱いだり、工夫されていました。ブータンに住むなら、そこの習慣に従わないとしょうがないと思いますが。またブータンの公務員にはネパール系の人も多いと聞いています。決してネパール人が差別されているとは思えません。

11月6日より3日間の両国高官協議 投稿者:管理人 投稿日:11月 3日(土)16時02分31秒
Nepal, Bhutan officials to meet

Nepali Foreign Secretary Narayan S. Thapa and his
Bhutanese counterpart Yugen Tshering will hold
three days of official discussions beginning Tuesday
to speed up the process of the repatriation of
100,000 Bhutanese refugees living in seven UNHCR
administered camps in Jhapa and Morang districts for
more than a decade, a Foreign Ministry announcement said.

The meeting aims to reduce and eliminate differences
on perceptions to repatriate the refugees, an
announcement said. The status of nearly 9,000 refugees
at a camp in Jhapa have been ascertained since
the two Himalayan nations earlier this year started
a verification process; critics say the process will take
a decade to complete at current pace.

Royal Nepalese Ambassador to Bhutan Dr. Bhek Bahadur
Thapa earlier said the repatriation of some
refugees could begin this year after verification
of their status. nepalnews.com br Oct.31

http://www.nepalnews.com.np/archive/2001/october/arc286.htm#20


国籍認定作業は依然カタツムリのペース 投稿者:管理人 投稿日:11月 3日(土)15時57分30秒
Nepal: Verification of Bhutanese refugees still 'at snail pace'

BBC Monitoring International Reports via NewsEdge
Corporation : 10/24/2001

Kathmandu, 23 October: If the situation does not
take any new turn, the verification process of
Bhutanese refugees in Jhapa will take more than 10
years. The verification process that began in May
this year is inching ahead at snail pace.

A report on verification of the Bhutanese refugees
submitted by the Foreign Affairs and Human Rights
Committee in the parliament has revealed that the
torpidity in verification is not a problem, but the
dearth of procedural verification firms [as published]
has created further complications.

It is said that involvement of independent
international organizations would expedite the
verification process of the Bhutanese refugees.
There are more than 99,734 refugees in various
refugee camps in Morang and Jhapa.

The report of the committee has categorically
pointed out some inherent problems, such as
identification of refugees and problem of
verification, laxity in verification, reluctance of
donor agencies, absence of involvement of
multilateral donor agencies in the verification
process, lack of transparency, outside economy and
social life. [passage omitted]


後半です 投稿者:管理人 投稿日:11月 3日(土)15時51分46秒
Undoubtedly, though the refugees are from Bhutan,
the questions posed by the Bhutanese officials
regarding the documents of land ownership,
marriage certificate, documents of expulsion,
reasons of deportation and other documents have
the entire process more complicated.

The report was based on the study tour of MPs
Urmila Aryal, Suresh Kumar Karki, Jagannath
Khatiwada, Shiva Prasad Humagain and Bijaya
Shrestha.

The report has also strongly pointed out the need
for active involvement of the United Nations High
Commission for Refugees (UNHCR) in the refugee
verification process...

Local people in Jhapa and Morang complain that the
atmosphere has been completely worsened owing to
refugees. His majesty's government has to tackle
this problem more seriously...

Source: The Rising Nepal via Nepalnews.com web
site, Kathmandu, in English 24 Oct 01

All Material Subject to Copyright Copyright 2001:
BBC Monitoring International Reports. All Rights
Reserved.


あっ 投稿者:管理人 投稿日:11月 2日(金)09時57分12秒
失礼。プナカは標高が低く、亜熱帯とされるのですね。

ブータン南部の難民が流出した地域は、亜熱帯または
熱帯とされる地域が多いようです。


プナカ?? 投稿者:管理人 投稿日:11月 1日(木)18時18分27秒
柴田さんが行かれたプナカはティンプーの北東にあるプナカですか?
そこだと亜熱帯ではないと思うのですが、、、、ブナカでしょうか??

「ゴ」の着用に関しては、強要されたネパール系ブータン人が
言うことには、暑くて、それを着て農作業は大変だし、そもそも
高い「ゴ」を買う金など持っていなかったとのことです。

えっと、ブータン好きの人が集まる掲示板でも、ブータン難民の
話題が出ていました。興味があれば、覗いてみてはいかがでしょ
うか?アドレスは下です。

http://bbslite.softwind.ne.jp/tashi/


お返事、ありがとう 投稿者:管理人 投稿日:11月 1日(木)18時11分08秒
良い旅行をされたようですね。ブータンが喩えようもなく魅力的
だということについては、柴田さんと全く同意見です。

でも、「自国の文化、伝統を守るためにも大切なことだった」と
柴田さんが納得できるのは、柴田さんが(多分)「生粋の日本人」
で、民族や宗教を理由に抑圧されたことがないも影響しているか
も知れません(絶対とは決して言いませんが、、、)。

ちょっと立ち止まって、「もし自分が在日の朝鮮・韓国の人だった
ら同じようにさらりと納得できるだろうか?」とか考えてみること
も、多面的に捉えるという点で意義があるかも知れませんね。

上のようなことを言うのは、国レベルでも、大陸にあって多民族が
血で血を洗う歴史(進行中)のあるヨーロッパ(EU)や多民族国
家であるアメリカがブータン難民問題についてブータン政府にかな
り批判的で、「単一民族国家」(括弧付きね)に近い島国日本が
ブータン政府に同情的なのは、その国のあり様が如実に反映されて
いるような気がするからなのです。違うかしら?!


ブータンは良い所でした 投稿者:柴田敏弥 投稿日:10月31日(水)22時19分48秒
ブータン難民については、テレビのニュースでみて知っていました。当時は未知の国だったので、いったい何が起こっているにだろうと疑問というより好奇心がありました。ブータンに行ってみて、とても良い国だと思いました。旅行で行くと良い所しか見ないというのも
あるかもしれませんが。小学校を訪問すると、校長先生が迎えてくださり、丁寧に案内してくださりました。7、8才の子供が、割算をしていたのには驚き、教育水準もかなり高いのではないかと思いました。また宗教教育が徹底して、子供達も礼儀正しく、気持ちよかったです。また環境問題にも真剣に取り組んでいるようで、排気ガスのおおい中古車は輸入を禁止しているとのことでした。放送局を見に行くと、玄関で日本に留学していた人が声をかけてくださり、それが切っ掛けになって、放送局の中に入れてくださいました。街には乞食もいないし、街のひとは明るく、写真撮影にも気持ちよく応じてくださいました。また行ってみたいと思っています。
 それからガイドさんは、不法入国者(ネパール人)は、犯罪もよく起こしていたとも言っていました。自国の文化、伝統を守るためにも大切なことだったのでしょう。
 ホームページのなかで、暑い地方の人にも”ゴ”を強制したと書かれていましたが、ブータンの人は、Tシャツで歩いていましたし、プナカという亜熱帯のところにも行ってきましたが、”ゴ”を苦しそうに着ている人は見かけませんでした。

書き込みありがとうございます 投稿者:管理人 投稿日:10月30日(火)18時12分46秒
柴田さん、初めまして。

ブータンに行く前に難民問題についてご存知だったのですね。
どのような経緯で知ったのですか?もしよかったら教えてく
れるとうれしいです。

なるほど、、、ガイドさんは(いわゆる)ブータン政府の公式
見解をおっしゃったのですね。多分、わたしも彼の立場(外国
人相手のガイドの職)だったら、難民についての質問に同じよ
うに答えると思います。(特権的な仕事を失いたくはないもの)

柴田さんは実際にブータンに行ってみて、どのように感じまし
たか?


難民でなく、不法入国者 投稿者:柴田敏弥 投稿日:10月29日(月)22時26分16秒
今年8月ブータンに行ってきました。ガイドさんに、ブータン難民について聞いてみると、彼等は、医療費が無料など、ブータンの恩恵を目当てにやってきた不法入国者であり、戸籍調査の上、不法入国者を見つけ、国外に追放しただけだと言っていました。確かにブータン人の生活は豊かで、乞食もいませんでした。病院も、外国人でもただでした。

おことわり 投稿者:管理人 投稿日:10月27日(土)18時15分03秒
内容が一部わかりにくい書き込みがありましたので
削除しました。

できたら、書きこむ際はメールアドレスも入れてく
ださいね。よろしく。


U5MR 投稿者:管理人 投稿日:10月22日(月)08時52分08秒
とは多分 under-five mortality rate (U5MR)
「5歳未満児死亡率」のことでは?

下の外務省のサイトでは1000人あたり
189人ほど。10年前のデータですが。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/oda99/ge/g2-06.htm


学校の宿題です 投稿者:まさあき 投稿日:10月21日(日)22時44分18秒
小学6年生です。ブータン王国のU5MRとはなんでしょうか。知っておられたら教えてください。

ブータン難民の本国帰還が年内に始まるか?! 投稿者:管理人 投稿日:10月17日(水)17時29分25秒
以下はカトマンズ・ポスト10月16日の記事より

KATHMANDU, Oct 15 - Nepal's ambassador to India and Bhutan, Dr
Bhekh Bahadur Thapa today said that the long-awaited repatriation of
Bhutanese refugees would begin by the end of the year.

"I expect that the process of repatriation of Bhutanese refugees will start
from December this year," said Thapa, speaking at a talk programme
today.

Thapa admitted that the refugee verification process was not going on at a
desired pace. However, he pointed out that, though slow, the verification
was making some progress.

He blamed the surrounding environment for making the process more
complicated. "Things became serious when it was reported that the
Nepali people living around the camp entered the camps to earn easy
bread."

He revealed that the Bhutanese have agreed to sit for Secretary-level
meeting in November for harmonisation of the verification process.

http://www.kantipuronline.com/archive/kpost/2001-10-16/kpost.htm


国籍認定作業の進行具合 投稿者:管理人 投稿日:10月 2日(火)22時40分42秒
ちょっと古いですが9月4日までに5989名(955家族)の認定作業
が済んだようです。ブータン難民は約16000家族とされているので、
5ヶ月で17分の1が終了していることになり、すべて終了するには7年
かかることになります。両国は認定作業をスピードアップすることに合意
していますが、大幅な短縮にはつながりにくいと思われます。

カトマンズ・ポストより 投稿者:管理人 投稿日: 9月21日(金)19時13分14秒
なぜこの時期にこのような事件が続けて起こるのかは不明ですが、
以下の記事を転載します。

Refugees warned of death threats

Post Report

BIRTAMOD (Jhapa), Sept 20- The Bhutanese refugees in the Beldangi camp are frightened after
some unidentified people put up posters, threatening to the lives of some noted cadres of the exiled
Bhutan People's Party (BPP) over the last few days, a report received here said.

The refugees said such death threats have started appearing in the camp after the brutal
assassination of the BPP chairman, R K Bhudhathoki, at Damak on September 9.

Of the seven refugee camps in Jhapa and Morang, the Beldangi camp is the biggest one, where
around 50,000 people have been languishing since they were forcibly evicted by the Druk government
from Bhutan.

On Tuesday night, the unidentified group strung up some posters inside the camp warning the death
threats of some BPP cadres. Ghanashyam Kattel, one of the refugees in the camp, said some
masked-men warned of attacking the BPP supporters.

Conceding the prevailing cloud of terror inside the camp, chairman of the Bhutanese Refugees
Repatriation Committee, SB Subba, said that his committee had organised youth for patrolling the
camp at night time. Subba also admitted that people were scared of sharing their views with the
visitors due to the death threats to some of the BPP cadres. "The refugees would no longer feel
secure to live in the camp if there is no guarantee of security of lives inside the camp," said Subba.

Deputy Superintendent of Police Govinda Niraula said a large number of policemen had been
mobilised around the camp following the murder of leader Bhudhathoki.

Niraula said police was searching for those who created panic in the camp. Though police have
arrested four persons, prime suspect of Budhathoki's murder remains still at large.


ブダトキ氏ダマックで殺害される 投稿者:管理人 投稿日: 9月12日(水)20時28分48秒
クズザンポーさん、お久しぶりですね。

書き込みありがとうございます。シッキムには行けそうで
すか?

キャンプ内の政治団体として有力なブータン人民党の結党
(1990年)以来の党首がダマックで党内部の政治集会
の後でナイフで刺され、AMDAの病院で死亡したとのこ
とです。

難民の若者が犯人とされていますが、詳しい背景は不明で
す。また主犯者はまだ逮捕されていない模様。

詳しくはカトマンズポストなどの最新のニュースを見てく
ださい。

http://www.kantipuronline.com/kpost_html/kpost.htm


ブータン人民党ブタトキ党首殺害 投稿者:クズザンポー 投稿日: 9月11日(火)20時29分13秒
お久しぶりです。
カトマンドゥポストにも大きく載っています。
ネパールより毎日更新されるページ ビンディにも
http://www.binti.net/

CountryWatch 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(水)23時04分45秒
以下のCountryWatchのサイトでブータン難民について
の新華社などからの英文のニュースなどが読めます。

http://cnn.countrywatch.com/files/020/cnn_country.asp?vCOUNTRY=020


BBCの8月23日付けのニュース 投稿者:管理人 投稿日: 8月29日(水)14時31分31秒
最後の行に書いてある通り、ブータンサイドは「真性の難民」
は今までの主張通り2−3千人程度という認識のようです。

Thursday, 23 August, 2001, 16:56 GMT 17:56 UK
Nepal Bhutan refugee talks make progress

Nepal and Bhutan say they have agreed to accelerate
efforts to resolve the long-standing problem of
around 100,000 ethnic Nepalese living in camps in
eastern Nepal who say they are Bhutanese.

The two sides reached agreement following talks in
the Bhutanese capital, Thimpu.

On his return to Kathmandu, Nepal's ambassador to
Bhutan said the processing of paperwork for the
Hindu refugees will be speeded up.

He said the interviewing process, by which the
nationality of the refugees is determined, will be
simplified.

The refugees say they were forced to leave Bhutan
10 years ago by ethnic and political oppression.

The issue has long soured relations between the two
countries.

Bhutan says it is prepared to take back genuine
Bhutanese refugees, but maintains that these number
only a few thousand.

From the newsroom of the BBC World Service


ブータン難民関連サイト 投稿者:管理人 投稿日: 8月28日(火)19時06分00秒
以下のサイトは英文ですが、この問題についての充実した解説と
これまでのニュースが良く整理されて掲載されています。

http://www.bhootan.org


Khudunabariキャンプの難民の本国帰還は10月から? 投稿者:管理人 投稿日: 8月27日(月)21時15分27秒
以下のサイトに第11回閣僚級合同会議での合意について
報道されています。こちらはネパール側の新聞報道なので、
一つ下に引用したKuenselのブータン側の報道とかなり報じ
ている内容が異なります。

http://www.kantipuronline.com/archive/kpost/2001-8-24/kp_frontpg.htm


ブータン・ネパール両国は認定作業を簡素化する手段について合意 投稿者:管理人 投稿日: 8月27日(月)20時38分32秒
20−23日にティンプーにて行われていた第11回閣僚級
合同会議についてKuenselが24日付けで報道しています。
以下のサイトを参照してください。

http://www.kuenselonline.com/article.php?sid=529


第11回閣僚級合同会議 投稿者:管理人 投稿日: 8月 9日(木)17時34分40秒
以前7月末と報道された第11回閣僚級合同会議は8月20日より
開催されるようです。以下のAFP報道参照

Nepal and Bhutan look for a solution to refugee problem

Agence France Presse via NewsEdge Corporation : KATHMANDU, Aug 4
(AFP) Nepal and Bhutan will attempt to hammer out a solution later this
month to the tens of thousands of Bhutanese living in refugee camps in
Nepal, state-run radio said Saturday.

Three days of ministerial level talks are scheduled to start in Thimpu on
August 20.

More than 100,000 Bhutanese of Nepalese descent have been living in
United Nations High Commission for Refugees (UNHCR) administered camps
in southeastern Nepal for a decade.

The Bhutanese were forced to leave their homeland in 1990 after the
government imposed harsh cultural reforms and severe punishments for
those who broke the law.

Nepal's Finance Minister Ram Sharan Mahat will be leading the Nepali team.
Previously, foreign ministers of the two kingdoms have headed negotiations
to repatriate the refugees.

Nepal is expected to press for a speeding up of the verification process of
the refugees that started for the first time in February.

Bhutan previously said the refugees were illegal immigrants while Nepal
maintained they were Bhutanese who should be repatriated.

The refugees complain that it will take a decade to complete the verification
process if it continues as the current slow pace.


アップデート 投稿者:管理人 投稿日: 8月 3日(金)18時44分43秒
以下にThe Kathmandu Postの8月2日の記事を引用します。

難民が実際に本国帰還できるまでには、かなりの障害が
あることを、うかがうことができます。

10項目の解決への提言がなされていますが、国籍認定
などの実際的な作業などの状況が好転するのには、まだ
まだ時間がかかりそうです。その「時間」こそが問題な
のですが、、、


The Kathmandu Post(前半)8月2日 投稿者:管理人 投稿日: 8月 3日(金)18時36分27秒
Consultations on refugees problem concludes with ten-point resolutions

Post Report

KATHMANDU, August 1 - Representative from India, human rights organization, refugee leaders and
diplomats who had gathered here for a two-day consultations on "Refugee Problem and Verification"
came out with a ten-point resolution calling for a time-bound and transparent verification for an early
repatriation of Bhutanese refugees.

The refugee leaders accused Bhutan government over its "double standard" policy to categorize
refugees with a view to not allow the refugees to return home.

The resolution calls for ending the uncertainty and despair created by the slow verification process and
to make it transparent and time-bound, initiation of talks between the King of Bhutan and Tek Nath
Rizal, ending the on-going re-distribution of the lands in Bhutan, formation of a task force by the
HMG-Nepal. The resolution also appeals both the governments of Nepal and India to issue travel
documents to the Bhutanese refugees traveling abroad for garnering greater international support and
solidarity.

The governments of Nepal and Bhutan who spoke volumes in the last ten years for the resolution of
burning refugee issue have not been sincere and transparent towards their commitment, said R.K.
Budhathoki, President of Bhutan People's Party. "Nepal must not have ever accepted the
categorization," Budhathoki added.


The Kathmandu Post(後半) 投稿者:管理人 投稿日: 8月 3日(金)18時34分33秒
"During the last five months, only 42 per cent of the refugees of Khudunabari camp have been verified
but no one knows who became Bhutanese and who turned out non-Bhutanese," Dr T.B. Gurung,
Secretary of the Camp Management Committee, Bhutanese Refugee Camp, Khudunabari said.

And given this pace, it will mean another five months to interview the remaining population of
Khudunabari and for a camp like Beldangi nearly five-times the size of Khudunabari, it would take at
least five years. And, since verification itself is not a solution to the refugee problem, it will take another
decade to initiate repatriation-the ultimate solution to the problem of statelessness.

Several refugee leaders also flayed Nepal-Bhutan talks as operating under the mechanism of "quiet
diplomacy". Now we want both the governments to be open and transparent towards finding an
amicable and just solution to the refugee problem, Budhathoki said.

The verification in itself has remained under a total obscurity for now after the members of Bhutanese?
rubber -stamp Tshogdu (National Assembly) said they welcome no refugees back , said Thinley
Penjore, President of Druk Yul Peoples Democratic Party-DMT.

http://www.kantipuronline.com/archive/kpost/2001-8-2/kp_frontpg.htm


第11回閣僚級合同会議 投稿者:管理人 投稿日: 7月 9日(月)15時01分59秒
が7月下旬にティンプーで行われる予定。

6月24日までに認定が終了した難民は571家族(3575名)
である。


外務報道官談話 投稿者:管理人 投稿日: 7月 9日(月)15時00分14秒
「ネパール系ブータン難民の合同検証作業開始について」と
題された3月28日付けの外務報道官の談話は以下のサイト。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/13/dga_0328.html


ちょっと古いですが 投稿者:管理人 投稿日: 7月 9日(月)14時58分55秒
合同認定チームが認定を始めた時のニュースが日本語訳で
でていました。

http://www.ipsnihongo.org/n04/03.html


Yahooから来られた方に 投稿者:管理人 投稿日: 7月 1日(日)23時56分43秒
このサイトがYahooの「難民」↓と「ブータン」のカテゴリーに
登録されました。

このサイトは基本的な情報提供のサイトですが、最近のブータン
難民についての動向が全くと言っていい程報道のなされない日本
において、ちょっと調べたい、知りたい(さらには行動したい)
と訪ねてくださった方にとって良いきっかけになってくれたらと
思っています。

この掲示板もお気軽に利用してくださいね

http://www.yahoo.co.jp/Society_and_Culture/Human_Rights/Refugees/


ありがとうございます 投稿者:管理人 投稿日: 7月 1日(日)23時26分47秒
上野さん、過分なお言葉ありがとうございます。

10年ほど前のソ連邦の解体の後、「歴史は終わった」と
いった言説がもてはやされたことがありましたが、現在の
情勢はむしろイデオロギーのオブラート?を失ったむき出
しの多数の利害(エゴ)が反目しあうといった感じですね。
上野さんのおっしゃるように逆戻りかも知れませんね。


優れたHP! 投稿者:上野 (ペンネーム) 投稿日: 6月30日(土)11時41分56秒
 公平、公正な立場に立った立派なレポート、評論に敬意を表します。
 それにしても、ここ二十年ほどの間に世界中で、排他・排外主義などの、前世紀前半によく似た「不寛容」な雰囲気が充満し始めていて気がかりです。

政治的混乱 投稿者:管理人 投稿日: 6月 4日(月)18時49分55秒
こんにちは、正木さん、

今回の事件はネパールの政治状況をかなり悪化させかねないので
心配です。

現在やっと始まった国籍認定の(ブータン・ネパール両政府による)
作業が、影響を受けないとよいのですが、、、


nasi 投稿者:正木 元 投稿日: 6月 4日(月)13時03分03秒
今回の事件で、国内の難民問題に対する国際圧力がかかるという気がします。
ギャネンドラは昔から難民に関して硬い態度をとっていました。・・・・

審査のスピード 投稿者:管理人 投稿日: 5月30日(水)20時29分54秒
nepalnews.comによると

The Nepal-Bhutan Joint Verification Team (JVT) has so far
verified nearly 2,500 people belonging to 400 families over
the last two months.

2ヶ月で2500名なので、約10万人の審査をするのに
単純計算で80ヶ月(6年半)かかることになります。


The Kathmandu Post紙の社説 投稿者:管理人 投稿日: 5月30日(水)20時19分11秒
(5月3日付け)が以下のサイトで読めます。

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishdaily/ktmpost/2001/may/may03/editorial.htm


The Kathmandu Post紙のニュース 投稿者:管理人 投稿日: 5月30日(水)20時17分05秒
ちょっと古いですが4月26日のニュースです。

JVT verifies 233 Bhutanese refugee families in one month

Post Report

BHADRAPUR, April 26 - The Nepal-Bhutan Joint
Verification Team (JVT), verifying the Bhutanese
refugees languishing in eastern Nepal over a
decade, has verified a total of 1,380 people from 233
families, in over a month.

The JVT started the refugee verification on March
26 following the several rounds of talks between
authorities of both countries.

Currently, the team has been verifying refugee
families living in Khudunabari refugee camp at its
Damak-based office and they are brought by bus
every day.

Refugee leaders say that it would take another six
years to verify over 100,000 refugees languishing in
the seven camps if the only one team is assigned to
do so.

Asked to comment on the current pace of the
verification, Chairman of the Bhutan-Gorkha National
Liberation Front (BGNLF), DB Rana Sangpang, said
that the more the process is delayed the more
problems both countries will have to face in the future.

Sangpang urged that both the countries should initiate
fresh dialogues to accelerate the pace of
verification process.

"We want early repatriation to our country. For this,
the verification process should speed up," said
Sangpang.

SB Subba, Chairman of the Bhutanese Refugee
Repatriation Committee, also said that another round
of joint ministerial level meeting has to be held
to add more verification teams to complete the
process on time.

Most of the refugees seem to be optimistic about
their repatriation to their country though it may take
a long time to complete the verification process.

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishdaily/ktmpost/2001/apr/apr27/index.htm


ケニアのカクマキャンプのニュース 投稿者:管理人 投稿日: 4月20日(金)09時22分08秒
ブータンとは直接関係ないけれどカクマが話に出ているので、、

4/17のDaily Highlights

■ケニア:難民キャンプでの衝突、スーダン人が7人死亡

日曜日、ケニア北部のカクマ難民キャンプにおいて、対立する
BorとBahr el Ghazalのスーダン人難民が衝突し、7人が死亡し、
多くの負傷者がでた。衝突は16日も続き、UNHCRや非政府組織は
同地域から一時的に撤収した。現在、同地には、静穏な状態が
戻っている。


管理人さま。 投稿者:宮下 由香 投稿日: 4月18日(水)16時52分06秒
私も買わされました(笑)。あの収益金は難民キャンプの図書館(去年建設)のソーラーパネルになったらしいです。今カクマ難民が2人日本に一時的に来ております。その関係でも色々忙しく充実する毎日です。

「傾いた鳥かご」 投稿者:管理人 投稿日: 4月12日(木)21時40分20秒
宮下さん、こんにちは。

「わかちあい」で現地に行かれたのですか。私の友人に、多分宮下さんと
同じツアー(年度は違うけど)で行った人がいますよ。

彼女からは「傾いた鳥かご」という詩集↓を買わされ?ました。読まれま
したか?

http://www.wakachiai.com/kakuma/tilting.html


管理人さま。 投稿者:宮下 由香 投稿日: 4月11日(水)13時38分23秒
私はカクマのキャンプに1ヶ月強滞在していました。昨夏ですが。「わかちあいプロジェクト」というNGOのツアーに参加という形で、図書館建設をしたり、難民対象のワークショップに参加したりと、有意義な体験をしてきました。気候は厳しいし、多種の国家、部族の人たちがいたので、ここで10年暮らす人がいることを考えますと、何ていったらいいのかわかりません。地元住民とのconflictもありましたし、運営スタッフ側の解決に向けたプロジェクトやアプローチの方法、難民の生の声を両方聞くことができて、難民問題の難しさを痛感いたしました。

The Kathmandu Post紙のニュース 投稿者:管理人 投稿日: 4月 7日(土)18時05分12秒
ラタン・ガズメル氏らアフラ・ブータンの3人が
デリーに行くそうです。

Refugees flay JVT

DAMAK, April 6 - Lhotsampa refugees and Human Rights
activists flayed the office of the Joint Verification
Team (JVT) that failed to provide immediate facilities
to a 22 year old pregnant refugee, yesterday.

Sabitri Gurung, 22 who had been brought for verification
from Khudunabari camp, started experiencing labour
pains at 3p.m but received medical attention only late
in the evening, the release said.

Refugees and Human Rights activists have also lamented
over the indifference of the JVT office that kept ten
refugee families hungry throughout Wednesday and Thursday.

Meanwhile, a three member delegation of Association of
Human Rights-Bhutan (AHURA Bhutan), led by it's
chief co-ordinator Ratan Gazmere, is leaving for Delhi
on Saturday to apprise the international diplomatic
missions on the developments of the verification process.

下のリンクは翌日にはディレクトリーが変わっていると思います。

http://www.kantipuronline.com/kpost_html/kp_frontpg.htm#RefugeesflayJVT


こんばんわ 投稿者:管理人 投稿日: 4月 5日(木)22時44分53秒
宮下さん、はじめまして。

そうですね。おっしゃるように色々問題が鬱積しているよう
です(私自身は最近訪れていないので詳細はわかりませんが、、)

徐々に帰国へのプロセスが(多くの問題をはらみながら)進んで
行くと思いますが、難民キャンプで10年間もリベラルな(他に
うまい表現がないのですが)空気を吸ってきた人々の帰国をブー
タン政府は決して快く思わないでしょうし、現在の国家体制への
「脅威」として見るかもしれません。
下にも書きましたが、ブータン外相は"We are talking about
survival"と言っているのです。追い出された難民から見れば勝手
な言いぐさですが、、、

ところで宮下さんはケニアのどのキャンプに行ったのかしら?
カクマでしょうか?


はじめまして 投稿者:宮下 由香 投稿日: 4月 5日(木)15時07分50秒
先月に東京のシンポジウムで、リングフォーファーさんにお会いして、ブータン難民のことを知った大学生です。私はケニアの難民キャンプに滞在経験がありますが、アジアの難民キャンプの写真を始めてみました。安定期のキャンプは、設立から時間が経っているために、滞在するにつれて感じる地元住民との格差、物資の欠如、運営上の問題などが重みをもってしまうのですね。考えさせられました。

The Rising Nepal紙によるルポ  投稿者:管理人 投稿日: 3月29日(木)20時19分52秒
火曜日は7家族の審査をしたそうです。下のアドレス参照。

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishdaily/trn/2001/mar/mar28/index.htm#6


The Rising Nepal紙によるルポ 投稿者:管理人 投稿日: 3月28日(水)19時15分24秒
The Rising Nepal紙に26日から始まったブータン・ネパール両国による
共同チームの認定作業の様子を伝える記事が掲載されました。

なんと初日は2家族が(途中まで?)審査を受けたのみ。当初5年かかる
と言われていたのですが、それは楽観的な予想なのかも知れません、、、

ネパール側も準備不足や、NGOに頼ろうとしたりして、、、、

そのニュースによると、最初に審査を受けたブータン難民が言うには、
「ブータン側チームの代表者は、実際に10年ほど前に難民を追い出し
たその人だ!」とのこと、、、ちょっと眉唾ですが、、、

最後にラタン・ガズメル氏(かつてアムネスティから良心の囚人として
救援の対象になっていた)のコメントで終わっています。

始まったばかりですが、これから、紆余曲折が予想されます。

http://www.nepalnews.com.np/contents/englishdaily/trn/2001/mar/mar27/index.htm#4


いよいよ認定作業が開始か 投稿者:管理人 投稿日: 3月25日(日)03時36分29秒
Associated Pressによると、ブータン外相のJigmi Y. Thinleyからの
情報として、月曜よりジャパにあるKhudaunaban Campから難民認定の
作業をネパールチームと共に始めるとのことです。

詳しくは下記のUNHCRの編集したニュースサイトへ。

ブータン外相は"We are talking about survival" と語るなど、ブータ
ン側の事情を強調しています。
(印象としては、かつてのブータン政府の発言より、問題を解決しよう
という姿勢を感じます)

http://www.unhcr.ch/refworld/cgi-bin/newscountry.pl?country=Bhutan


3月10日よりブータンチームによる難民認定作業が開始か 投稿者:管理人 投稿日: 3月12日(月)10時28分16秒
ネパールのニュースが伝えるところでは

Kathmandu, 8 March: A Bhutanese verification team will arrive in Damak,
Jhapa District, Saturday [10 March] to begin the first round of verification of
nearly 100,000 Bhutanese refugees living in UNHCR [United Nations High
Commissioner for Refugees]-administered camps in Jhapa and Morang, a
Foreign Ministry official said.

During the 10th round of ministerial-level talks in Kathmandu held 24-27
December, Nepal and Bhutan agreed to verify the nationality of the refugees
and decide on a process of repatriation. The verification office will be in
Damak. Usha Nepal heads the Nepali team while Dr Sonam Tenzin heads the
Bhutanese team.


3月3日付け新華社通信 投稿者:管理人 投稿日: 3月 6日(火)09時14分49秒
Kathmandu, 3 March: Four refugee groups demanded Nepal and Bhutan to
include the UN High Commissioner for Refugees (UNHCR) in the verification
of the Bhutanese refugees living in eastern Nepal, according to a press
release by a Bhutanese organization, available here Saturday [3 March].

The four organizations ? Human Rights Watch, Lutheran World Foundation,
Women's Commission for Refugee Women and Children and Refugee
International ? submitted their recommendations to the foreign ministers of
Nepal and Bhutan Friday, said the release issued by Centre for Protection of
Minorities Against Racism in Bhutan.

The organizations expressed apprehension about the process and
procedures for the joint verification of the 100,000 Bhutanese refugees by
the Nepali and Bhutanese joint verification team, it said.

Beside the concern on the absence of third party during the verification,
these groups questioned the lack of clarity regarding the documents
required for the verification, absence of any independent appeal process and
absence of provisions for refugees to be accompanied to their verification
interview, if necessary.

Nepal and Bhutan agreed in the 10th ministerial-level talks on refugees held
in December 2000 to start joint verification in near future of the Bhutanese
refugees who have been living in eastern Nepal after being evicted from
Bhutan in early 1990s.


削除しました 投稿者:管理人 投稿日: 3月 1日(木)13時59分12秒
IPアドレス210.252.5.254から(またはそこを
経由して)書き込まれたメッセージは削除し
ました。

また、お暇なときにのぞいて下さいね 投稿者:管理人 投稿日: 1月25日(木)11時49分32秒
>同情してはいけないんですね。

というわけでなくて、ただ同情とか感情的な判断だけ
ではいけないのではないかと思うのですよ。
ケンカ両成敗的な、評論家的なコメントを述べるだけ
でもいけないし(このサイトもそういうところがある
かも、、、)ね。難しいですね。

文化についても複雑です。たえこさんはディズニーは
好き?中南米の国の人(一部かも)にとっては、ディ
ズニーはアメリカの文化侵略に映るのです。

自分の民族の文化を維持して、外来の商業的なものか
ら守るのは、とても大変なことのようです。で、「ブー
タンは、その点立派だ」となるのです。でも、難民を
出さない形で、上手にやって欲しかったな、と私は思
うのですが、、、


有り難うございました。 投稿者:たえこ 投稿日: 1月23日(火)23時43分11秒
 私の意味不明な質問に答えてくださって、有り難うございました。
今日、学校の授業で中国とブータンの国境がまだ、未確定だということを知りました。個人の問題ではないので、上記のことも含めて、民族問題って、難しいと改めて、感じました。管理人さんのいうとおり、同情してはいけないんですね。(はじめに というなかに、かいてあってことです。)この民族問題が少しでも、改善の方向にむかってくれるのを、望んでいます。
 4つの民族で、新しい伝統や文化をつくっていくことは、できないのでしょうか?

たえこさん、はじめまして 投稿者:管理人 投稿日: 1月21日(日)23時47分21秒
どうも書き込みありがとう。

>ブータン政府は4つの民族からできているんですか?

うーんと、政府のことですか? 主に政府はドゥルクパ
と呼ばれる北部民族が握っているようです。以前はネパ
ール系の人も多く登用されていたようですが、今は減っ
ていると思われます。一種の宮廷政治なので正確なこと
は外からはわかりにくいです。

>ネパール系ブータン人は移民なんですか?

そうです、移民です。19世紀の後半からとしている
資料もあります。主に、誰も住んでいなかった南部の
低地に移住してきました。

ここで忘れてはならないのは、他の民族もやはり皆、
時期の早い遅いはあるにしても移民であるということ
です。大陸の真ん中にある多民族国家なので、日本の
感覚をそのまま延長して考えるとズレちゃうかも。

それとネパール系ブータン人は全員が難民となって
ネパールの難民キャンプにいるわけではなくて、20
万近くのネパール系ブータン人がブータンに現在も
住んでいます。伝え聞くところでは、政治的にも
いろいろと大変なようです。でも、そういった情報は
個人的な情報として伝わってくるだけで、正確で客観
的なレポートでなおかつ手に入りやすいのはアムネス
ティのものが中心です。

ちょっと聞きたかったこととずれていたら言ってくだ
さいね。わたしで判る範囲でお答えしたいと思います。

私も高校生の時にこういった問題をもっと考えている
べきだったと反省することが多いです。感受性の豊かな
ときにたくさん勉強してくださいね。将来必ず役に立つ
と私は信じています。


質問です。 投稿者:たえこ 投稿日: 1月21日(日)10時49分23秒
 はじめまして。今、高校で、民族問題について、勉強しています。いきなり、質問してしまって、ご迷惑だとおもいますが、教えてください。ブータン政府は4つの民族からできているんですか?それから、ネパール系ブータン人は移民なんですか?

12月27日付けのBBCニュース 投稿者:管理人 投稿日: 1月 5日(金)21時49分40秒
によると、やっと今度は難民認定のプロセスが始まるようです。

でも、以前にも同様の楽観的なニュースが流れたことも
あるし、クリティカルな点について両国間で合意がなされ
たとも考えにくいので、楽観は禁物だとは思われます。

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1089000/1089994.stm


あけましておめでとう 投稿者:管理人 投稿日: 1月 5日(金)21時46分14秒
こんにちは、ゆきさん、

お久しぶりですねー。今後ともよろしくね。

たまたまここを覗いてくれた皆さん、今年も
よろしく。


ご無沙汰してます 投稿者:ゆき 投稿日: 1月 3日(水)22時40分57秒
新年明けましておめでとうございます。
なかなか自分のHPをいじっている時間がないのですが、
今後とも宜しくお願いします。
新しく始まった21世紀、良い時代になるといいですね。
あ、間違えた。良い時代にしましょうね!!

http://www.fides.dti.ne.jp/~yosiki


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