床屋

Jan.2013


単身赴任し、生活のリズムもつかめました。
頭髪も伸びました。

家の近くの床屋について、駐在員から情報を仕入れました。
・個人経営店である(ので、日曜定休。土曜は午前中だけ営業)
・バリカンで全体を整え、はさみは最後にちょっとだけ。
・髭剃り、洗髪はない。
・料金は$8位。チップが$2〜$4程度必要。カードは使えず現金のみ。

ブログなどを確認すると、皆さん床屋には苦労しているようです(望みの髪型にしてもらえないとか)。
でも私の場合、頭のてっぺんにはもう頭髪は残ってません(笑)し、横と後ろを刈り上げてもらえればOKですから、多分問題ないだろうと思って、土曜の朝に出かけました。

こちらのお店は看板は地味ですし、営業中なのかどうかの表示も控えめでわかりにくいです。
でも今回は簡単にわかりました。5台ある駐車場は満車でした。
ちょっと時間をつぶして戻ると一台空きがあり、止めて中に入りました。

先客が4人いました。注文の仕方、料金の支払い方などを4回も観察できるので、私にとって好都合です。
客は自分が呼ばれるまで、椅子に座ってスマホを弄ったりして待っていれば問題ないようです。
店主はお爺さんです。客は常連なのか、細かな髪型の注文は特にしないで、世間話をしてます。
一人10分ちょっとで終わり、言葉も交わさないで緑色の札(=$20)を渡してお釣りを何枚かもらって、そこから白い札(=$1)をチップとして渡してました。金額まではわからなかったけど、流れは覚えて、自分の番になりました。

知っている英単語を口にして、店主となんとか話しをします。
「私は日本人で英語ができません、ごめんなさい。私の髪を全体を短くして欲しい」
「いいよ。長さはどのくらい?(親指と人差し指で隙間を作って示してきた)」
「この位でお願いします(指で3mm位の隙間を作って示した)」
「わかった」
片言の英語とゼスチャーで、望み通りになりました。

「いくらですか」
「$10」
これってチップ込みの値段かなーとも思いましたが、へたれなので、$12渡しました。

「たくさんありがとう。またね」
「またね」