歴史博物館創設について



「高崎史志の会」活動目的
 自分の生まれたまち、育ったまち、生活するまちに愛着を感じ、誇りを持ち、何処
 のまちよりも素晴らしいと思える基礎は、まちの歴史を知ることから始まります。
 そのために
高崎の歴史を学び、見聞を広め、後世に伝承する責任を果たすと共に
 同じ活動を志す人々の輪を広げ、歴史的資料及び文化財の保存に努め、保存・
 展示出来る施設として高崎歴史博物館創設を目指しています。



高崎歴史博物館建設の必要性
 
@子供たちにとって、生まれ育つたまちの歴史は肌に感じ身近なものであることが
  求められます。

 A市民は明日への飛躍のために今日の高崎に繋がる歴史を知ろうとし、高崎の
  研究をする方々は不十分さ不便さを感じていると思われます。

 B高崎へ転居された人或いは職場が高崎である人の多くは、高崎がどの様なまち
  であるかを知りたがっております。

 素晴らしい歴史を有し発展している高崎であるにも拘らず、@〜Bの状況に応える
 
歴史資料や文化財を目的に沿って保存管理し公開する施設かありません。


江戸・明治時代を中心とした歴史博物館を必要とする背景
  江戸時代に城下町・宿場町の高崎は三ヶ所も六斎市が開かれ、地理的特長を
 活かした関東最大の“商都城下町”でありました。 明治時代になると鉄道の発展を
 的確に捉えた交流都市として発展し、この間に産業経済は勿論、文化教育面など
 各方面に亘り今日の高崎に欠かせない歴史を積み重ねて来ています。 従って、
 
高崎の名前が生れ隆盛を誇った江戸及び明治時代の高崎を知ることが今日を
 考える上で肝要であります。



歴史博物館創設による効果
  多くの市民が、高崎の歴史・文化と身近に接し今日への認識を新たにし理解を
 深める「温故知新」により、郷土に誇りを持ち、郷土愛を育むことになるでしょう。
  また、来高される方々や高崎で経済活動等に従事する方々に対し、高崎の
 素晴らしさを発信することにより高崎の理解者が増え、第二の故郷に愛着を持つ
 ことが期待できます。 
高崎の中心部の城址に歴史博物館創設することにより、
 合併町村部の史跡など歴史的建造物及び公開施設へ繋ぐ基地として、また
 名産品や各種物産などを紹介するスペースを併設することにより高崎市の観光
 拠点として大高崎の発展に寄与できるものと確信いたします。








 2020年の新型コロナ感染拡大以降、歴史博物館創設を実空間⇔仮想空間双方に
 対応すべくコンテンツの充実に重きを置く事に方針変換し勉強会のDVDやYoutube
 投稿などを実施している。

  2024年4月28日高崎市の取組みに先んじて前橋駅前ビルに
ヒストリア前橋なる
 歴史を学ぶエンターテインメント施設がオープン。
  早速体験してみたが現状テクノロジーを上手く利用してリピーターを生み出す事の
 難しさを痛感した。(歴史好きは十分楽しめるが一般の方は...)
 @Panasonic製フルHDDLPプロジェクタ10台を利用した没入型テーマシアター
  → 座席3+4、立ち見4で10名程度が限界。学校研修には規模小さすぎる。
   (床面用にプロジェクタ4台使用も費用対効果が薄い。無くて良いかも?
    最新HMDを個別に装着し3D映像化する方が没入感Up。後はコストのみ)
 Aガイダンスやテーマ展示はタッチパネルによる表示のみ、音声無し
  → 生成AIを活用し対話による深掘りが出来る見せ方が良いと思われる。