畑村エンジン研究事務所の実績

自動車技術会春季学術講演会(2021)

TOP↑

最近のHEROの研究実績

 

次世代の環境対応車の調査研究

  • 電気自動車(EV)のカーボンニュートラル走行を実現するための条件(JSAE論文集Vol.50-2)

    次世代の環境対応車を考える場合、2050年はカーボンフリーのパワートレインにするとして、2030年の現実的な解はEVでなく、日本が技術的優位にあるハイブリッドである。EVの普及を急ぐ前に、再エネを増加して火力発電を廃止する昼用がある。 再エネ電力が余剰になる時間帯にEVの充電を実施して初めてEVがカーボンニュートラルになる。

    EVが排出するCO2排出量(LCA評価) 環境対応自動車の実際に近いCO2排出量

    ※記事全文の表示は、こちらからPDFファイルにてご覧になれます。

    EVの電力源を考える

    日刊自動車新聞 2021年3月3日掲載より

TOP↑

単気筒2ストローク対向ピストンガソリンエンジン

  • シリーズハイブリッド専用2ストローク対向ピストン ガソリンエンジンの性能シミュレーション(JSAE論文集Vol.51,No.6)

    シリーズハイブリッド専用の2ストローク対向ピストンガソリンエンジンの基本諸元の最適化計算を1D-CFDと最適化ソフトを使って実施した。その結果、ミラーサイクル効果を利用することで幾何学的圧縮比24の高効率SI燃焼と、より低い負荷で同等の熱効率のHCCI燃焼の実現可能性を明らかにした.熱効率50%超を達成するエンジン技術の方向が見えてきた。

    単気筒2ストローク対向ピストンガソリンエンジン 熱効率50%超の可能性

TOP↑

特許出願と論文発表

特許出願
年月日発表先研究テーマ研究概要発表者
特許出願
2019/8/7
特願2019-145495対向ピストンエンジン対向ピストンエンジンの排気クランクを遅角してミラーサイクル効果を強化する特許畑村・西田
特許出願
2019/1/12
特願2019-219585発電装置対向ピストンエンジンに置いて、SI運転とHCCI運転を切り替える制御畑村・西田
特許出願
2018/1/15
特願2018-4534発電装置(対向ピストンエンジン)シリーズハイブリッド専用の無振動対向ピストンエンジンの構成に関する特許畑村・西田
論文発表
年月日発表先研究テーマ研究概要発表者
2020年4月41th. Internationals Wiener Motorensymposium2020Conditions for Reducing WTW CO2 Emissions from Automobiles through the Spread of Electric Vehiclws(EVs)EVの充電に伴う発電所からのCO2排出量をマージナル電源の考えで考察し、EVの普及によってCO2削減を実現する条件を明らかにしたKoichi Hatamura
2020年2月IFP2020_Conference_2-STROKE ENGINES_Future Automotive Powertrain and Potentiality of w-stroke Opposed Piston Gasoline Engine2ストローク対向ピストンエンジンの熱効率向上の可能性を1D-CFD1最適化ソフトを組み合わせて予測したKoichi Hatamura
2019年12月内燃機関シンポジウム2019, JSAE論文集(Vol.51 No.6, 20204528)シリーズハイブリッド専用2ストローク対向ピストンガソリンエンジンの性能シミレーション2ストローク対向ピストンエンジンの熱効率向上の可能性を1D-CFD1最適化ソフトを組み合わせて予測した畑村・西田
2018年5月2015年JSAE春季学術講演会、同論文集(Vol.50 No.2, 20194263)電気自動車(EV)のカーボンニュートラル走行を実現するための条件EVの充電に伴う発電所からのCO2排出量をマージナル電源の考えで考察し、EVの普及によってCO2削減を実現する条件を明らかにした畑村
2017年7月環境工学シンポジウム2017電気自動車を普及させた場合と天然ガス自動車を普及させた場合のCO2排出量の比較Well to WheelのCO2排出量はEVが少ないとはいえない。CO2の少ない天然ガス自動車の普及を図るべきである。畑村

TOP↑

ページの最初にもどる