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●WESTさん撮影、名鉄の旧塗装AL車など
奈良県のWEST様から1977年頃に撮影された旧塗装のAL車など多数のプリントをお預かりしました。現在もJRの気動車列車などの編成記録を熱心に残されているWESTさんらしく、800系、3550系を中心に車輌番号順に整理されています。今回はランダムに6コマを追加しました。旧塗装幌付きの3780系など貴重な画像をどうぞご覧下さい。
撮影:WEST様
1977年頃の旧塗装AL車を中心に
モ801
モ801+ク2311です。この車は一度火災で焼失し、車体は復旧されたものですが、アルミサッシ化、プレスドア化が行われておらず、原形に近い姿でした。偶然にも開設者がモ804を西尾線で撮影したのと同じ日の撮影です。
モ809
モ800形のうち、モ809、810の2両は2両固定編成ではなく、両運転台を生かして単独で使用されていました。3880系の導入前はホームの電光掲示板に「3両」が点灯すれば809または810が付いたと思いますが、当時、表示板に「3両」があったか否かは記憶がありません。
「広見」は路線名に残っていますが、駅名は「新可児」に改称されました。
ク2502
3500系は戦時中の1942年、2ドアクロスシートの計画を3ドアロングシートに変更して登場しました。モ3500が1951年には当初の計画に近い形に「復元」されたのに対し、制御車ク2500形はついに最後まで3ドアロングシートのままでした。
このク2502の連結相手は2扉のモ832でした。ヘッドライトが未改造なのも貴重です。レンズが黄色がかって見えますが、旧形電車には黄色っぽいライトがよくありました。
モ3826
この写真を拝見して少々驚きました。それまで、3800系は旧築港線専用の編成のみが緑色だと思っていたからです。3800系は元々ロングシートで、クロスシートに改造された多くの編成は黄色+赤帯の塗装でしたが、このモ3826の編成はロングシートのままであったとのことです。AL車はクロスが黄色、ロングは緑と区別されていたのでしょうか。因みにHL車3700系グループはロングでも黄色でした。
ク2787
この画像、3つの意味で貴重です。第1に、3780系は赤への塗り替えが早かった中、旧塗装を維持していること。第2に旧塗装でありながら、瀬戸線への転属を控えて貫通幌を設けていること。そして・・・既に思い出となった「大須」のサボも貴重です。
モ3552
知立に進入するモ3552+ク2552の2連。この編成はかなり遅くまでダークグリーンを維持していたと記憶しています。
左側奥に黒い柵が見えていますが、このあたりには私も友人たちとカメラ片手に何度か立ったことがあります。WESTさんも当時近くまで撮影にお見えになっていたのですね。
モ3553
金山橋に停車中のモ3553です。モ3550形はアルミサッシか高運転台改造車が中心でした。
モ3554
須ヶ口を発車する津島線のモ3554です。前面両側の窓は未改造である代わりに貫通扉の窓はHゴム支持となっています。
モ3555
ダークグリーン×2+黄色(きな)×2の4連も当たり前のように見られましたが、今となってはとても懐かしいです。左の女の子や右端の少年など、人物からも時代が感じられます。
3550系はク2500とは違って扉部分にはステップが付いていました。
ク2555
金山橋に進入するク2555+モ3555ほかの4両編成。特急御嵩ゆきとはこれまた貴重です。ダークグリーン塗装、ロングシートの旧型車がパノラマカー並の車体を持った7300系と併結する姿も当たり前のように見られました。
モ3558
1977.3ダイヤ改正の直前に撮影されたモ3558です。AL車の特急は珍しくありませんでしたが、改正後は座席指定の列車を指すようになったため、消滅しました。旧型車を使用した多くの優等列車は急行となりましたが、一部現在の全車一般車特急に相当する「高速」もありました。
モ3561
1形式1両のモ3561です。3550系とは連番のようですが、外観は大きく異なっていました。「準急」のサボはライトブルーが少し濃いように思います。因みに、普通電車も以前はスカイブルー無地のサボを差していました。
●WEST様より
見返してみると結構出動してるんですね。通学の途中で見つけて追い掛けたり、金山橋で待ったり。しかし、何度も思いますが、もっと撮れば良かったなあと。(03.3.9)
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