碧海電子鉄道


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構 内 放 送

【苦渋の決断】

 

50年前、東京駅で撮ったEF65Pの「出雲」を思い出しました。(←拡大画像 javascriptを使用)この週末は大井川鐵道に行ってきました。鉄道ファンではない方向けの年賀状にSLの写真をよく使います。毎年楽しみにしているというお返事を下さる方もあります。年末押し迫る時期ですが、素材収集の目的もありました。
 最近、表題の言葉を目にすることが増えたように思います。つい先日、名鉄の社長緊急会見があり、名鉄名古屋駅周辺の再開発計画が「未定」となることが発表されました。
 人件費、資材費が高騰する中、長期間、高度な推進力を要する事業です。辞退したというゼネコンさんは先が見通せない状況下に高いリスクを取ることはできないと判断したのであろうと思われます。
 時代が変わる前ならば、仕事の取り合いになっていたかも知れません。「みんなやりたい仕事のはずだ」時代の変化は急速ですが、どこか楽観的な見立てが残っていたのかも知れません。
 規模はまったく違いますが、訪問したばかりの大井川鐵道でも苦渋の決断が起ころうとしています。唯一の動ける黒いSLであるC10を改装する計画が発表されました。
 来年の7月にはSLの大井川本線での運行開始から50周年を迎えます。そのときを姿を変えられたSLだけで迎えることになります。さらには、その状態が全線復旧予定の2029年まで続く見込みと言います。会社の発表には「心苦しい」という文言があります。
 奇跡的に1両だけが残っているC10に原型を留めない改造とは何ということを・・・という声がSNSでは溢れています。私もできればこのようなことはしてほしくありません。
 しかし、復旧までまだまだ長い年月がかかります。まずは会社が存続しないことには、復旧計画もSL列車もかげろうになってしまいます。ここは計画どおりの全線復旧と黒いSLが再び見られるように見守ること。私たちができることをしていくしかないと思います。(25.12.21)


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