碧海電子鉄道


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【シリーズ40年前/”リレーミステリー重連の旅”EF80はSL時代の「ゆうづる」マーク付】

C62が平機関区に配置されていた時代に使われた実物のマークと言われる。(←拡大表示)先日、84.4.1に運転された「重連ミステリー」について、アンカーのEF5889+145を改めて紹介しました。今回は第一走者のEF80重連です。調べてみましたが、この写真をいままでに使ったことはないようです。
 この列車が走った1984年、2月には九州でブルートレインのヘッドマーク取り付けが復活しました。さらに、この年の秋には「あけぼの」、「ゆうづる」が復活を遂げることになります。
 PRESIDENT Onlineの記事によれば、1969年から九州で取り付け中止。以降、各地に波及して、1975年(昭和50年)3月ダイヤ改正では東京発の列車を残すのみになったとのことです。真っ先に取りやめた九州が復活も先駆者になったのは意外でした。
 このような背景があって、ミステリー列車で先行取り付けを行ったのではないかと考えることもできそうです。
 EF80のものは針金で止められているのがわかります。まだ復活用の新しいマークは製作されておらず、過去に平機関区所属のC62が取り付けていたものであるという記事が見つかりました。(鉄道ファン279号[1984.7])
 昭和40年代後半から昭和50年代前半にかけては合理化合理化の大合唱。このようにヘッドマーク取り付けを中止したり、塗装の簡略化(修学旅行色廃止、一般形気動車のタラコ1色塗りなど)が行われました。労使関係も悪化しており、私個人は暗黒の時代であったと思っています。
 ヘッドマークの復活や各種イベント列車、後にジョイフルトレインと呼ばれるようになる団体向け車両の登場は、暗黒の時代という長いトンネルの先に明かりが見えて来た時代を反映していたのかも知れません。(24.4.21)


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