■甍ヶ淵駅第4展示室

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海線非電化区間廃線間近の頃  ドクターYさん撮影

三河線非電化区間は2004.1からの入院が大幅に長引いてしまい、とうとう満足に撮影できないまま最後の日を迎えてしまいました。水が豊富にある矢作古川の鉄橋など、行ってみたいところは多かったのですが、とても残念なことをしました。そんなとき、国鉄末期の頃からのお知り合いであるドクターYさんが作品を提供して下さいました。例年ならば雨がちとなる3月下旬ですが、好天に恵まれたようで何よりです。(碧)


三河旭付近をゆくキハ31
三河旭付近をゆくキハ31

2002年廃止の谷汲線や八百津線などと同様、特別な装飾はなく、簡素な方向版を掲げただけだった。

「大提灯号」の方向版
「大提灯号」の方向版を掲げたキハ33

「大提灯号」の方向版を掲げたキハ33。臨時の増発列車。

最後の日曜日
末期の頃はキハ20の2連もしばしば日中の列車に充当された。

最後の日曜日、キハ20の2連は定期列車に充当。

矢作古川鉄橋を渡る(1)
矢作古川鉄橋を渡るキハ30型。

水を絡めて撮れるのがよいですね。私もここへ行きたかった・・・。(碧)

矢作古川鉄橋を渡る(2)
河口に近く、豊富な水を入れて撮れる鉄橋だった。

河口に近く、豊富な水を入れて撮れる鉄橋だった。

長大な矢作川鉄橋
廃止区間のハイライト。矢作川の鉄橋をゆく

単行の小さな気動車には立派過ぎる鉄橋。残念ながら廃線後に取り壊されてしまった。

最近はあまり撮影に出掛けることもありませんでしたが、三河線に出向こうと思ったのはキハ30がお気に入りの車輌だった為です。以前は撮影に出向いた時に限ってキハ20ばかりが運行されていて見るチャンスがなかったのですが、年が明けていよいよカウントダウンと思い、また、最近は他にコレといったものがありませんので、出掛ける気になった次第です。
 簡単なロケハンをしましたが、全般的に単調で、見せ場といい、撮れる場所といい鉄橋辺りしか良い場所がなかった気がします。三河旭駅は矢作川鉄橋のたもとで撮っているときに目に入りました。よい光線が当たっていて、無人駅の雰囲気も撮っておきたいと思い、構えてみました。

 廃止後訪れてみると、直ちに駅名看板、時刻表、行き先票などが取り外され、駅は廃虚となった感じです。駐輪場もロープが張られ、それまでは溢れていた自転車、バイクが1台もなく、「終ったんだな。」と感じるものでした。それほど田舎ではないところに思えるのに、ガラーンとした状況から、さまざまな光景や雰囲気に与える鉄道の存在は大きいと感じます。

ドクターYさん


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