1997年に登場した第1編成(青池)に続き、2003年に増備された第2編成です。当初は第1編成も「青池」という名称はありませんでしたが、第2編成が「ブナ」と命名され、第一編成も区別されるようになりました。
前回の「リゾートうみねこ」の前身「きらきらみちのく」は2002年の登場であり、第2編成「ブナ」はその後の登場となります。キハ48形を種車とし、上下に拡大された客室窓、中間車の簡易個室(ボックスシート)などは共通の仕様、構成になっています。
さらに2006年には第3編成の「くまげら」が増備されています。旅番組や旅行雑誌などで頻繁に取り上げられ、年々需要は増大。「リゾートしらかみ」が目論見どおり着実な成長を遂げたことを物語っています。
2010年にHB-E300系ハイブリッド車の新「青池」が登場すると、第1編成は事実上「リゾートしらかみ」チームからは外れ、主に一般団体列車に使用されるようになりました。「ブナ」は旧「青池」からキハ481543(→第34回)を召し上げ、4両編成となりました。
2013.8の青森遠征時には五能線を訪れる余裕はなかったため、青森までやって来る2本を迎えることにしました。風光明媚な五能線ではなく、架線の下で撮るのは不本意ではありますが、上々の乗車率で快調に飛ばして行く様は、撮っていて気持ちのよいものでした。
8631D「リゾートしらかみ1号」 キハ48701 2013.8.11 13:12 奥羽本線 津軽新城−鶴ヶ坂にて(キハ48701→2020.9廃車)