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 バック・トゥ・ザ・フューチャーBACK TO THE FUTURE 
[SF&COMEDY]
1986 アカデミー賞[音響編集賞]
1985:アメリカ作品/1985.12日本公開(UIP)
監督:ロバート・セメキス     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:マイケル・J・フォックスクリストファー・ロイドリー・トンプソントーマス・F・ウィルソン
CAST-2:クリスピン・グローヴァークラウディア・ウェルズマーク・マックルーア
     ウェンディ・ジョー・スパーバージョージ・ディセンゾドナルド・フリーラヴ
     ジェームズ・トルカンハリー・ウォータース・Jrフランシス・リー・マッケイン
CAST-3:ビリー・ゼーンケイシー・シマスコ/他
良くできたプロット、楽しませてくれるSFコメディ映画

STORYは…
1985年10月25日、ブラウン博士(通称ドク)の研究室…リビアの過激派がプルトニュウムを強奪したとのTVニュース、部屋に現れたマーティ・マクフライ(高校3年生)、1週間行方不明の博士からの電話…深夜1時15分にアーケードに来るようにと…、彼女のジェニファー共々に遅刻して怒られ、バンド・オーディションに落ち、帰宅すれば、父ジョージが上司のビフに怒鳴られている(自分で事故ったのに)”欠陥車を貸しやがって!”と、破損した自動車、明日のデートもパー、今日もママの昔話…パパとの馴初め話〈深海のダンス・パーティ〉、ウンザリ… 深夜、ブラウン博士の電話にアーケードに急行、博士の脅威の研究成果…愛車デロリアンを改造したタイムマシンだった…、時間をセットし、時速140kmでタイムトラベル、燃料はプルトニニュウム…、インチキ爆弾で騙されたと怒り狂った過激派の出現、マシンガンで撃たれた博士、矛先はマーティへ、デロリアンに飛乗り、アクセルをおもいっきり踏み込んでしまった…140km…降り切ったと思ったマーティ、しかし、そこは1955年11月5日のヒル・バレーの町だった…、自分の出現で変わって行く過去、最もマズイのは…30年前のママがマーティに恋してしまったこと…、どうにかパパとママくっつけなければ…、そして、若い頃のブラウン博士の協力を得られたマーティは…1985年へ戻れるのか?

面白い、荒唐無稽だろうが、このプロットは実に良くできている。もう何度もTV放映されているので、細かいことは言いませんが… ラスト・シーンと「TO BE CONTINUE」に、歓喜したものでした…
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2/BACK TO THE FUTURE PART2 
[SF&COMEDY]
1989:アメリカ作品/1989.12日本公開(UIP)
監督:ロバート・セメキス     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:マイケル・J・フォックスクリストファー・ロイドリー・トンプソントーマス・F・ウィルソン
CAST-2:エリザベス・シューマーク・マックルーアジェームズ・トルカンハリー・ウォータース・Jr
     イライジャ・ウッド
CAST-3:ビリー・ゼーンフリーケイシー・シマスコ/他
実は「3部作」!単純なシリーズものと違い3部作の場合の2番目は…ネタを振って盛上げるけど結論は次回送り、一つの映画としては完結しない、3作目のつなぎ状態、でもけっこうサービス精神旺盛でよいかな…「3」は半年後!

STORYは…
※3部作の2作目の宿命?ネタバレしていますのでご注意下さい
タイムトラベル中のドク…マーティとジェニファーの子供が犯罪者になってしまう!?阻止しに行かなければ…今度は未来、2015年(30年後)の世界へ!そこで手にしたスポーツ年鑑を見咎められるマーティ、金儲けの為にタイムマシンを作ったのではない!しかし、問題解決後に帰還した1985年の世界は…ビフ・タンネンの支配する世界に…ビフと結婚しているママのローレン、マーティはその子供?なぜ?ギャンブルで連戦連勝…スポーツ年鑑が使われた!いつ未来のビフが過去のビフに渡した?(当然デロリアンを使って)…判明した日付…1955年11月12日〈あの深海のダンス・パーティの日〉…急行するマーティとドク、1955年の自分達に見つからないようにしながらの争奪戦、やっと取り返したとき…凄まじい稲光と共に消えたデロリアン&ドク、途方に暮れるマーティの前に現れた郵便局員、70年前から保管していた手紙…1885年のドクからのもの…過去へ吹き飛ばされ、デロリアンは故障、1885年では修理不能…、デロリアンの隠し場所、1回だけのチャンスで1985年へ戻れと…、しかし、マーティはドク救出を決意、頼りにできるのは、1955年のドク、まさに今、1985年にマーティを送り終えたドクの前に…またも現れたマーティ、気絶するドク、1885年のドクを救出して1985年に帰ることができるのか…

3部作の2作目は、どうしても内容が完結しない、それどころか、いろいろと謎を残して結末は次作…不完全燃焼…、この映画の場合、その仕掛けが大掛かり&笑えたため、早く次を見たいという期待大であった。ただし、いきなりこの2作目を見ても何の事やらとなるでしょうネ…単体ではやはり辛いか
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3/BACK TO THE FUTURE PART3 
[SF&COMEDY]
1990:アメリカ作品/1990.06日本公開(UIP)
監督:ロバート・セメキス     製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:マイケル・J・フォックスクリストファー・ロイドメアリー・スティーンバージェン
     リー・トンプソントーマス・F・ウィルソン
CAST-2:エリザベス・シュージェームズ・トルカンフリー
CAST-3:ドノヴァン・スコットヒュー・ギリンマイク・ワトソンウェンディ・ジョー・スパーバー
CAST-4:リチャード・ダイサート/他
半年前の「2」の続編、複雑怪奇化したシリーズを一気に解決する映画、あのパーティ・シーンはともかく笑える!

STORYは…
落雷で弾き飛ばされた1885年のドクからの手紙、故障したデロリアン(過去の技術では修理不能)の隠し場所と修理方法、チャンスは一度、1985年へ戻れと…ドク救出を決意したマーティ、1955年のドクに再度の協力要請、デロリアンの修理…気掛かりはデロリアンの側にあったドクの墓石(1885年9月7日没)、急ぎ1885年へ向うマーティ…、大平原、インディアンの攻撃、どうにかデロリアンを隠したマーティは崖から転落してしまう…、マクフライ農場のベット、当主シェイマス(御先祖様)の妻マギーの看病… 酒場で遭遇したのは…ここにもいたタンネン、危機一髪、助けてくれたのはドク!感動の再会、墓石の写真、自らの危機を知るドク、1985年に帰る方法?いかにして時速140kmを得るかが課題、そんな中、ドクは暴走する馬車から一人の女性を救出、赴任してきた教師クララ…一目惚れ、9月5日のお祭り、クララにダンスを申込むドク、乱入してきたタンネンとクララを巡っての衝突、助けてくれた保安官ストリックランド、ついに9月7日を迎える…ドクの命は?クララとの仲は?1985年に帰れるのか?


前作から半年、いよいよ完結篇…本当にこの映画、楽しませるための仕掛けが実に良くできている。これだけ歴史に干渉してはいけないなどと固いことを言ってはいけない、楽しみましょう…
(新宿プラザ劇場)
-1999format