行・こ・ご 作品・日本







ゴジラ                          ( シリーズ第1作/1954.11 )
ゴジラの逆襲                     ( シリーズ第2作/1955.04 )
キングコング対ゴジラ                ( シリーズ第3作/1962.08 )
モスラ対ゴジラ                   ( シリーズ第4作/1964.04 )
三大怪獣 地球最大の決戦            ( シリーズ第5作/1964.12 )
怪獣大戦争                      ( シリーズ第6作/1965.12 )
ゴジラ・エビラ・モスラ/南海の大決闘     ( シリーズ第7作/1966.12 )
怪獣島の決戦/ゴジラの息子           ( シリーズ第8作/1967.12 )
怪獣総進撃                      ( シリーズ第9作/1968.12 )
オール怪獣大進撃                 ( シリーズ第10作/1969.12 )
ゴジラ対ヘドラ                    ( シリーズ第11作/1971.07 )
地球攻撃命令/ゴジラ対ガイガン         ( シリーズ第12作/1972.03 )
ゴジラ対メガロ                    ( シリーズ第13作/1973.03 )
ゴジラ対メカゴジラ                 ( シリーズ第14作/1974.03 )
メカゴジラの逆襲                  ( シリーズ第15作/1975.03 )
※上記のうち、何本かは映画館で観ている筈ですが、どれかは明言できません…
自宅にあったおもちゃ等の記憶から、「ゴジラ・エビラ・モスラ/南海の大決闘」〜「怪獣総進撃」だと思います




 ゴジラ (シリーズ第16作) 
[MONSTER]
1984.12:日本映画(東宝)
監督:橋本幸治     特技監督:中野昭慶     製作・原案:田中友幸
CAST-1:ゴジラ田中健宅麻伸沢口靖子夏木陽介
CAST-2:小林桂樹内藤武敏小沢栄太郎鈴木瑞穂織本順吉森幹太金子信雄山本清加藤武田島義文村井国夫浦田賢一
CAST-3:御木本伸介河野保彦金井英次平野猪三央橋本功福田健次風中臣潮哲也渡辺賢酔
CAST-4:佐藤慶江本孟紀林家しん平田中由美子
CAST-5:小泉博武田鉄矢石坂浩二かまやつひろし森本毅郎江幡高志田原千之右加藤茂雄
CAST-6:ウォルター・ニコルス/ジョー・ラズナック/アレキサンドル・カイリス/ジョセフ・グレース/ルーク・ジョンストン/デニス・ファルト/ナイジェル・リード/テリー・ソンバーグ/他

STORYは…
198X年、伊豆諸島南端・大黒島の火山噴火、3ヵ月後、大黒島沖、嵐、大波と戦う漁船…第5八幡丸、アルバイトで乗船していた奥村、巨大な影を目撃、激しい揺れ、気を失った船員達… 漂流中の第5八幡丸を発見した東都日報記者・牧、ミイラ化した船員の死体、不審、探索、ロッカー内に気を失った奥村、海上保安庁から報告を受けた政府、一連の不可解な状況、調査を開始、生物学者の林田博士は「ゴジラだ…」と… そのころ太平洋、ソ連の原潜が謎の物体により撃沈、アメリカの仕業と主張するソ連だが…自衛隊・哨戒機P-3Cのレーダに写っていた影…ゴジラ、放射能を求め彷徨うゴジラ…静岡県・井浜原発に出現、現場に急行する林田、牧、奥村、放射能を吸収?…炉心を抱え動かないゴジラ、頭上を飛ぶ鳥を追うように海へ帰るゴジラ、研究所に戻った3人、奥村の妹で林田の助手・尚子を含めての検討、ゴジラの体内透視写真…磁性体(帰巣本能を持つ動物にある地軸に対するレーダ)を発見、超音波を合成しゴジラを誘導する計画、誘導先は三原山火口、地質学者・南が人為的に火山を爆発させられると… 首相官邸内、三田村首相に詰め寄る米ソの特使、世界に被害が…戦略核兵器を使用させろ!(実は使いたい)、両国首脳と交渉の末に要請撤回に成功… 夜の東京湾、ゴジラの再上陸、自衛隊を一蹴、銀座・有楽町を破壊、さらに新宿方面へ、高層ビルの一室、研究室、林田博士、牧、尚子の3人…ゴジラ誘導用超音波の合成を完了、奥村のヘリ待ち、迫るゴジラ、ビルに尾が接触、屋上への道が閉ざされる、ゴジラの前面に出現した飛行物体…自衛隊の秘密兵器スーパーX(首都防衛移動要塞T-1号)、核反応を抑制するカドミウム弾を発射、着弾…ビルにもたれ動かなくなるゴジラ、(三田村首相に悪い知らせ…ソ連が誤って核ミサイルを発射、30分後に新宿に命中!?迎撃ミサイル発射を米国に要請) そのころ奥村のヘリが到着、窓を破壊した林田博士が搭乗、三原山へ、真紅に染まる空…成層圏で核ミサイルの爆破に成功、その影響?広がる黒雲、轟く雷鳴、ゴジラを直撃する稲妻、全身を走る光、見開かれた目、ゴジラ復活、凶暴化、ビルの下敷きになるスーパーX、ビルを脱出した牧と尚子にゴジラが迫ったそのとき…


10年ぶりに復活したゴジラ映画です、1954年の第一作で初登場したゴジラ、第15作まで作製、私が最初にゴジラを見た頃には、悪い怪獣を倒す正義の味方となっていたゴジラ、ともかく大量の怪獣が出演(?)、正式名は覚えていないが(暫く前の)“東宝マンガ祭り”のようなタイトルのもと、完全に子供向け映画と化していた、だからこそ私も幼い頃に見たわけだが(どれだったか自信なし)
前述のとおり1975年の第15作後、長い沈黙状態へ、そから約10年、悪の化身としてゴジラが復活、喜んで見に行きましたが…その内容に脱力して帰った記憶がある、改めてパンフのストーリーを読んでいて…いろいろと思い出しました、ゴジラが破壊する街やビルがまだまだ模型然としてましたし、スーパーXなる移動要塞にもコケ(洗練されていない、野暮ったい)、無敵のゴジラがカドミウム弾で動けなくなってしまうわ…、さらにはゴジラに遭遇して漂流していた男の妹[※]は…その事件の調査を依頼された博士の助手だという強引な設定等々、挙げればキリがないのだが… 私はゴジラが好きなわけだし、ゴジラを復活させてくれたということで、最終的には全てをチャラにしてしまうことに、そして次作を待つこととした…
※妹役→1984年の東宝シンデレラに3万名余の中から選ばれた沢口靖子19歳(当時)
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 ゴジラVSビオランテ (シリーズ第17作) 
[MONSTER]
1989.12:日本映画(東宝)
監督:大森一樹     特技監督:川北紘一     製作:田中友幸
CAST-1:ゴジラ三田村邦彦田中好子高嶋政伸小高恵美峰岸徹沢口靖子高橋幸治
CAST-2:金田龍之介永島敏行久我美子上田耕一豊原功補鈴木京香武野功雄佐々木勝彦相楽晴子中田博久/他

STORYは…
■東京を襲撃、反撃により三原山火口へ沈んだゴジラ、廃墟と化した新宿、自己再生能力に優れるゴジラ(G)細胞を巡る2つの勢力、アメリカ遺伝子工学産業共同機構バイオメジャーVS"枯れない穀物"開発を目指す中東サラジア共和国、客員研究員?白神博士…バイオメジャーに爆破された施設、愛娘・英理加の死… ■5年後、芦ノ湖畔の白神新植物研究所を監視する2国、故・英理加の親友・大河内明日香の職場・精神科学開発センター、ゴジラに感応する少女・未希…「ゴジラが動いている」と… ■特殊災害研究会議(ゴジラ・ルーム)・権藤一佐と防衛庁特殊戦略作戦室・黒木三佐、調査、「第一種警戒体制」:対G作戦始動、生命科学研究所…桐島(明日香の恋人)が研究中の「抗核バクテリア(ANB)」、完成に必要な”G細胞”(大河内財団・保管)と白神博士、同じくANBの商品化を狙っていた大河内財団、核物質を食べるバクテリア…核の無力化、軍事バランスへの影響から長く封印、対G兵器として浮上、取出されたG細胞…(三原山噴火)、一度は協力要請を拒否した白神博士、G細胞を個人的に1週間 貸してくれる条件で協力を表明、その1週間、G細胞&薔薇(英理加)の融合…、■超音波探知機に反応、「第二種警戒体制」:陸自のスーパーX2(SX2)完成、ANBも増殖待ち…白神研究所に2国のスパイ…動き出した薔薇?刺殺… 日本政府を脅迫するバイオメジャー、ANBを渡さねば三原山を爆破・ゴジラを復活させると… 芦ノ湖に巨大植物出現、成長、怪物化、ピオランテ… バイオメジャーと取引き中、サラジアのエージェントSSS9の妨害、起爆スイッチ破壊、ANBはサラジアに…■三原山で爆発、ゴジラ復活 「第三種警戒体制」へ…


ストーリーが一般公募され5,025本 集まった中の1本がこの作品です、欲張っていろんなファクターを入れすぎ、ゴジラ映画としてはチョットだけ複雑…それが面白いかは別、娘の遺伝子で怪獣を作っちゃうわ(結果論だけど)、警戒厳重の三原山に大量の爆薬を仕掛けられちゃうは(ズサン)…、ゴジラに感応する少女がいるのに、結局は出現地点を100q以上もハズすし… 対ゴジラ兵器・作戦もやたらと多い、これだけあれば十分死ぬぞ(スーパーX2はナサケナイけど)、特に「ANB」の存在、毎回これを使えば良いのに状態の武器まで出現するも今回のみ…
もう止めようと思いつつ、今度こそなどと思いつつ見てしまうゴジラでした…
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 ゴジラVSキングギドラ (シリーズ第18作) 
[MONSTER]
1991.12:日本映画(東宝)
監督:大森一樹     特技監督:川北紘一     製作:田中友幸
CAST-1:ゴジラ中川安奈豊原功補小高恵美原田貴和子
CAST-2:チャック・ウィルソン小林昭二西岡徳馬土屋嘉男上田耕一佐々木勝彦
CAST-3:渡辺哲佐原健二破李拳竜/他

STORYは…
2204年、海底、キングギドラの死体… 1992年、超常現象ライター寺沢と「ムー」の編集者の森村千明、太平洋戦争時にラゴス島で目撃された恐竜の謎を追っていた、かつての日本兵の証言&古生物学者の真崎の恐竜生存説…導き出された仮説、ラゴス島の恐竜こそ…ビキニ環礁の水爆実験で…ゴジラに… 興味を示した帝洋コンツェルン会長の新藤から恐竜の写真提供が… 東京上空にUFOの出現、23世紀から現れた3人…未来、ゴジラによる放射能汚染で滅びる日本、過去に溯りゴジラ抹殺に来たと…彼らの計画、将来に寺沢が書く著書「ゴジラ誕生」を元にしたもの、首相官邸に呼び出された寺沢、真崎、三枝(ゴジラ感知能力を持つ女性)、1944年のラゴス島に行く要請が…


やはりゴジラは子供だましか?こんなストーリーで良いのでしょうか?タイム・マシーンのパラドクス…(ココまで無視されると無知?確信犯?) そしてゴジラは一体何匹いるのだろうか?1991年のゴジラは…、19作、20作、21作、22作…以後300年分は別物のゴジラですね…
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ゴジラVSモスラ          ( シリーズ第19作/1992.12 )
ゴジラVSメカゴジラ       ( シリーズ第20作/1993.12 )
ゴジラVSスペースゴジラ   ( シリーズ第21作/1994.12 )



 ゴジラVSデストロイア (シリーズ第22作) 
[MONSTER]
1995.12:日本映画(東宝)
監督:大河原孝夫     特技監督:川北紘一     製作:田中友幸
CAST-1:ゴジラ辰巳琢郎石野陽子林泰文大沢さやか小高恵美
CAST-2:高嶋政宏河内桃子中尾彬神山繁篠田三郎平泉成上田耕一村田雄浩
CAST-3:小野武彦斉藤暁破李拳竜/他

STORYは…
バース島の消失、行方不明のゴジラとリトル…1ヶ月後、香港に上陸したゴジラに異変、赤く発光する体、Gサミットよにる調査…ゴジラと関わる山根恵美子、ゆかり、健吉。ミクロオキシゲンの発明者・伊集院博士…かつてゴジラを消滅させたオキシジェンデストロイア(酸素破壊剤)に繋がるもの?台湾に上陸したゴジラは赤みを増していた、健吉とアメリカの情報官・小沢芽留は「ゴジラが核爆発する」ことを示唆、地球を壊滅させるに足りるもの…止める方法は”オキシジェンデストロイア”… 時を同じくして起きた事件、未知の微生物により水族館の魚が白骨化してしまう…、オキシジェンデストロイアを吐く生物、42年前に使われたオキシジェンデストロイアが原因、急速に巨大化する生物、臨海副都心の破壊… 一方、沖縄、豊後水道と北上するゴジラ、自衛隊のスーパーXVの出撃、カドミウム弾、冷凍兵器の使用…カドミウムでゴジラの炉心?が暴走をSTOP、リトル(ゴジラ・ジュニア)の北上、ゴジラはジュニアを追っている?日本上陸は無い…?新たな危惧、ゴジラがメルトダウンを起こす… 


「ゴジラ死す」ということで見てきましが、あまり面白しいものではなかった。まあ、いつものことですが…どうしても幼稚な感じがしてしょうがない。自衛隊のスーパーXVだの、42年後にいきなり怪獣となるデストロイアだの… 見なければ良かったかな…でも最後のゴジラだし、見納め…まあいいか (と、当時は思ったが結局ゴジラ映画は作られ続けているのであった) しかし、なんだかんだ言っても、見てるのですよネ
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ゴジラ2000/MILLENNIUM   ( シリーズ第23作/1999.12 )



 ゴジラ×メガギラス-G消滅作戦- (シリーズ第24作) 
[MONSTER]
2000.12:日本映画(東宝)
監督:手塚昌明     特殊技術:鈴木健二     製作:富山省吾
CAST-1:ゴジラ田中美里谷原章介星由里子伊武雅刀
CAST-2:勝村政信山下徹大池内万作山口馬木也永島敏行かとうかずこ中村嘉葎雄鈴木博之山本圭壱加藤浩次黒部進
CAST-3:鍋島利匡しのへけい子/他

STORYは…
1954年…水爆により誕生したゴジラが東京を破壊、大阪へ首都移転、1966年…原発を襲ったゴジラ、原発開発の断念、1996年…プラズマ発電の開発成功を発表する杉浦、しかし漏洩した中性子に反応したゴジラが大阪へ、自衛隊特殊部隊の戦い、目前で隊長・宮川を殺された隊員・辻森桐子…、そして2001年、秋葉原、Gスクラバー(対ゴジラ戦闘部隊)隊長となった辻森、マイクロマシンの天才的開発者・工藤を訪ねる、G対策本部への同行(本部長・杉浦)、作戦の説明に現れた(工藤の)大学時代の指導教官・吉沢佳乃、語られる対Gブラックホール砲構想、人工衛星搭載用にマシンの最小化が鍵、協力要請に応じる工藤… 数ヵ月後、山梨県白州、実験に成功?一瞬、時空の歪みの発生…目撃してしまった少年、不思議な卵を発見、引越し荷物と共に東京へ…不気味、下水路へ廃棄…下水の中で分裂する卵、孵化したメガヌロン…夜の渋谷、噴出する水に慌てる水道局員(実は地下水)、惨殺されたカップル、羽化してメガニューラは夜の闇に消える… 翌日、小笠原諸島付近で何物かと闘うゴジラの熱線を感知、戦闘機グリフォンで急行する辻森、メガニューラの死体発見、細胞サンプル採集、急浮上してきたゴジラ、背ビレに取付く辻森、工藤が開発した信号弾、投下されたSGS(ゴジラ追尾装置)… 完成したディメンション・タイド(ブラックホール砲の名:以後D.T.)は地球の静止軌道上へ… 地下水脈決壊により水没した渋谷駅周辺、ミニSGSの探査映像、湖底を覆い尽くす卵… そして奇岩島での作戦決行を決めた防衛庁、グリフォンによる攻撃、島への誘導… 渋谷の湖底、孵化していた無数のメガヌロンが一斉に羽化、飛行…奇岩島、空を覆うメガニューラの大群、ゴジラにロックオンできない”D.T.”、ゴジラに取付きエネルギーを吸うメガニューラ、もがくゴジラの熱線放射に焼き落とされるメガニューラ、”D.T.”始動、発射されたマイクロ・ブラックホール、誤差、失敗(2発目までに1時間必要)、海に去って行くゴジラ… そして生残ったメガニューラは渋谷の湖底…巨大メガヌロンへエネルギーを注入、羽化…メガギラス誕生、高速振動する羽根、高周波、倒壊するビル、負傷する工藤…、北上するゴジラを確認、上陸予想地点はお台場、なぜ東京へ?何かを隠している杉浦… そんな中”D.T.”を搭載する人工衛星が制御不能に…静止軌道から降下を始める…”D.T.”を制御できるのはあと僅か…怪我をおして対策本部に駆け付ける工藤…


もうゴジラは見ないと思ってましたが…子供が「小学1年生」&「おはスタ」で見たらしく、珍しく映画に行きたいと(小学1年生のオマケの割引券持って…)、前半は恐がりまくり、一時はどうなるかと思いましたが、どうにか最後まで見られました
内容ですが、シリーズのお遊び(まあゴジラ映画のウケの部分)を排除したストーリー展開、英断です…平成版ガメラを意識してか?合成技術もが格段に進歩しておりました…まあGOとしてはガメラが上なのですが…荒唐無稽ぶりではゴジラの方が上です、マイクロ・ブラックホールには絶句…映像的には面白いが…
それから…久しぶりにスタッフ・ローで従姉妹の名前を発見しました
この後、子供達のリクエストにより「ゴジラ2000/MILLENNIUM」のビデオを見ました。「ゴジラVSデストロイア」との合せ技…ゴジラ映画2度目の破壊、ゴジラの倒し方も提示されたし…、ゆえに、今回は全てをチャラにしてパラレル・ワールドでのゴジラと…、勝手に納得してしまいました…

2001.04追記:次回作でゴジラが変わる…”平成ガメラ・シリーズ”の金子修介監督が乗込んでくるぞ!
(コマ東宝:新宿)
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 ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃 (シリーズ第25作) 
[MONSTER]
2001.12:日本映画(東宝)
監督:金子修介   特殊技術:神谷誠   製作:富山省吾   調音エンジニア助手:野村みき
CAST-1:ゴジラ新山千春宇崎竜童小林正寛天本英世/バラゴン/モスラ/キングギドラ
CAST-2:佐野史郎仁科貴モロ師岡/他
CAST-3:南果歩大和田伸也渡辺裕之葛山信吾中原丈雄布川敏和角田信朗津川雅彦村井国夫石田太郎手塚昌明川北紘一杉山彩子村田雄浩/他
CAST-4:山寺宏一上田耕一山崎一木下ほうか河原さぶ松尾貴史篠原ともえ温水洋一蛍雪治朗中村嘉葎雄笹野高史かとうかずこ佐伯日菜子翁華栄近藤芳正奥貫薫徳井優西岡竜一郎高橋昌也チューヤン前田愛前田亜季山口翔悟村松利史/他

STORYは…
昭和29年、ゴジラの襲撃、東京は焼け野原と化す、創設直後の防衛軍、激戦の末にゴジラを駆逐(防衛軍・唯一の実戦経験)したと…、50年後…グアム沖で消息を断った米原潜、捜査中の防衛海軍・広瀬中佐、海底で巨大な背ビレを目撃、防衛会議に報告…政治的判断で隠蔽、幼い時にゴジラ東京襲撃を経験した准将・立花だけが不安を隠せない… 立花の娘・由里が勤める弱小BS局・デジタルQ、オカルト番組で妙高山近くの村を取材中、局所的地震に遭遇、不審な老人を目撃、その夜、付近でトンネル崩落事故、暴走族が犠牲、目撃したトラック運転手が「ゴジラ」を見たと… 鹿児島・池田湖、遊びに来ていた(傍若無人)若者達が何かに襲われ死亡する事件、取材継続中の由里、友人の作家見習・武田が持参した本、奇妙な事件の発生場所を繋ぐ「護国聖獣傳記」、妙高山に婆羅護吽〈バラゴン〉、池田湖に最珠羅〈モスラ〉、そして富士の樹海に魏怒羅〈ギドラ〉、日本古来の怪獣達が眠っていると… 本栖警察での情報収集、怪獣を語る老人!留置場にいた妙高山の老人・伊佐山…由里が面会、ゴジラは太平洋戦争で命を散らした人々の残留思念=怨念の集合体だと告げる、魏怒羅を奉ったと思われる社、不思議な石… 小笠原諸島・孫の手島、ゴジラの通過で破壊された民宿・鯨見、目撃証言、ゴジラに対する非常警戒体制の発令、防衛軍の捜索も見つからないゴジラ… 一方、気象台が新潟から南下する震源を観測、本栖で地上に出現した婆羅護吽、武田の車で追ってきた由里… 焼津に出現したゴジラ、清水の街を破壊、北上するゴジラ、箱根・大涌谷で婆羅護吽と激突、劣勢の婆羅護吽、巻き込まれる取材ヘリ、再攻撃を試みる婆羅護吽、ゴジラの熱線放射、燃え上がる婆羅護吽、崩れるロープウェイ駅舎、負傷する由里、池田湖に出現した巨大な繭、富士の樹海、自殺場所を探す男、氷穴で怪物を目撃、魏怒羅… 東京に向かうゴジラ、取材中止を勧める武田、自転車を購入、ゴジラを追う由里、懸命の中継開始…特別番組を決断する門倉部長、そして政府は防衛軍に出動要請、F-J7戦闘機のミサイル攻撃もゴジラの熱線に全滅、このゴジラを本当に50年前に駆逐した?書記官を問質す立花…答えは否、D-03削岩弾の使用を進言する立花、指揮官に名乗り出る、戦場は横浜港と決定… その頃、池田湖の繭がひび割れる最珠羅が飛立つ、そして魏怒羅が目覚める…


壊滅状態のゴジラ映画を立て直す努力は何度か行われてきたが失敗の連続?そして平成ガメラ・シリーズの金子修介監督が遂に乗込んで来た… ゴジラ映画の初期化、中間作品群を全て排除のうえ第1作と直結させる、ゴジラの基本…原爆と戦争、破壊、恐怖に立ち帰る、怪獣の設定変更…ゴジラ映画の問題点であった”日本を襲うゴジラと他の怪獣の戦う理由”の明確化、魏怒羅〈キングギドラ〉の設定は賛否両論ありそうだが、ストーリー上の座りは良い、しかし今後の展開は難しそうに思われる、どうするのだろう?
映像に関しては”平成ガメラ”に追いつけなかったのが寂しい…スタッフ全員は連れて行けなかった?(出演者は随分とゴジラへ…) しかし今回の金子脚本で?のシーンあり…イイのかな?そうか中間作品で出された設定は無視ということか… で、ハッキリ言って今回の作品は期待が大き過ぎた分、少々肩透し状態です、頑張れ金子監督!
従姉妹の名前をエンディング・スクロールの中に発見しました…
ちなみに同時上映の「劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」は見てません…
(渋東シネタワー4:渋谷)
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 ゴジラ×メカゴジラ (シリーズ第26作) 
[MONSTER]
2002.12:日本映画(東宝)
監督:手塚昌明     特殊技術:菊地雄一     製作:富山省吾
CAST-1:ゴジラ釈由美子高杉亘友井雄亮中原丈雄水野純一森末慎二/機龍(メカゴジラ)
CAST-2:中尾彬水野久美上田耕一加納幸和
CAST-3:宅麻伸小野寺華那白井晃萩尾みどり六平直政
CAST-4:中村嘉葎雄村田雄浩谷原章介永島敏行田中美里吹越満松井秀喜柳沢慎吾
     北原佐和子/他

STORYは…
1999年、千葉県・館山、特生(対特殊生物)自衛隊の厳重な警戒、陸揚げされた巨大な荷物… 数日後、大型台風13号、房総、暴風雨の実況中継中のTVクルー、背後に立上った影…ゴジラ、特生自衛隊出動、メーサー砲の攻撃、ゴジラの反撃、メーサー砲オペレータの女性自衛官・家城茜三尉、パニック?運転ミス…葉山二尉達が乗る車と接触、崖下に転落、ゴジラに踏み潰される…その後、太平洋に消えたゴジラ… 事故調査、出頭した家城三尉…弁明せず、資料課へ転属、官邸内の柘植総理、説明:1954年のゴジラは芹沢博士が退治済…方法は博士が封印、その後モスラ、ガイラが上陸、その都度撃退してきた特生自衛隊、そして2匹目のゴジラ…しかも強い、五十嵐科学技術庁長官を中心に対ゴジラ兵器開発に着手…、大学の研究室、人工生物学・湯原徳光、政府関係者の訪問と招待、ロボット工学、マイクロウェーブ、低温物理学他、各界のトップの集まる会議室、窓の外…極秘に運ばれた1匹目のゴジラの骨、これをもとに対ゴジラ用生体ロボット開発の依頼、断る湯原博士…娘・沙羅と2人だけの生活、政府の提案…子供連れでも参加を!決断…プロジェクト発足、(黙々と体を鍛え続ける家城の姿)、機龍を「メカゴジラ」と呼ぶ沙羅… 2002年、柘植総理退陣、五十嵐内閣誕生、翌2003年、家城の前にかつての上官・富樫二佐(家城の能力と努力を知る)…機龍隊への配属命令、防衛庁技術研究所に着任、慣熟訓練、同僚の中に葉山二尉の弟…家城に対し執拗に非難を繰り返す、引く同僚、孤立する家城、その一方で家城に惹かれる湯原、沙羅の行動(母を亡くしおじぎ草と語る姿)に過去の自分を見る家城、機龍完成、操縦士に決まった家城、葉山の皮肉、全世界に向けての記者会見中、ゴジラ発見の報、特生自衛隊幕僚監部の指揮下に入る機龍隊、出動、横浜・八景島に上陸したゴジラ、AC-3しらさぎで空輸される機龍、ゴジラと対峙、ロケット弾、ミサイル砲、ツイン・メーサーの波状攻撃、反撃できないゴジラ、最強兵器アブソリュート・ゼロ(絶対零度砲:但し大量のエネルギーを消費)の準備に入る家城、大きく咆哮するゴジラ、原因不明の機能停止に陥る機龍、海に逃込むゴジラ、帰還準備中…突然動き出した機龍、全身の火器で街を火の海に…葉山機が被弾し不時着、緊急着陸する家城、葉山達を救出、直後に爆発、制御不能の機龍…エネルギー切れ待ち、瓦礫の山となった街、機龍計画の中心である五十嵐総理の責任を問う声、機龍の修理を急ぐ特生自衛隊、暴走の原因を探る科学者達…DNAコンピュータにゴジラDNAをそのまま使用、ゴジラの咆哮が干渉しての暴走、DNAの塩基構造の操作を急ぐ湯原博士、助けてくれた家城に悪態をつく葉山、仲間として認めた他のメンバー、忙しい作業の合間を狙い家城と会話のチャンスを見つける湯原、賭け…食事の誘い、興味ない家城…沙羅との会話、家城の過去、望まれずに生まれた自分、戦って勝ち取った自分の場所、母の死により「命」に対して敏感な沙羅の一言に衝撃を受ける家城… そして品川にゴジラ再上陸の連絡、特生自衛隊の攻撃、おりない“機龍”出撃命令、総理へ直談判に向かう富樫二佐、総理の決断は…


今回も見てしまいました、子供が付き合ってくれなかったので一人寂しく行ってきました、ナンダカンダと言いつつゴジラが好きで、しかも「修羅雪姫」以来の釈由美子にも興味があったもので…
ゴジラ映画も今作で“26本目”…いろんな設定、ストーリーをやってしまいました、更に1995年「ゴジラVSデストロイア」の「ゴジラ死す」で 1ユニットが終了、連続性が切れた後、最近の各作品は1954年公開の第1作「ゴジラ」とのみ連続する独立したものとなっている、今回は単体の「モスラ(1961)」と「サンダ対ガイラ(1966)」はライン上にいる設定(他のゴジラ作品はいない)…毎回苦労されてます(これを書いた後にパンフを読んだら同じようなことが書かれていた…偶然です)
そして前年に引続き「劇場版とっとこハム太郎」との組合せで、1時間30分程度の上映時間、前回が子供には難解だったのだろう…、今回はかなりシンプルなストーリーとなっています(その割に↑書いたストーリーが長い)が、それはそれで良い、登場4度目の「メカゴジラ」…宇宙人や未来人・作でなく、現代科学の結集によるロボットとの設定も多少なりリアル感があり、まあ良い、今回ゴジラは脇役、「メカゴジラ(機龍)」側が主役…子供向けの「ロボットものTV」のようでもあり(笑いはとらない)、機動戦士ガンダムを思わせる装甲、燃料切れで夕陽に佇む姿は新世紀エヴァンゲリオンを意識?(ファンの方は否定するだろうが…許してくださいね、私にはそう見えたので)、笑うやら、よくやるヨと逆に感心するやら…、また主人公に釈由美子を起用したこと、ライバルは仮面ライダー・ギルス役の友井雄亮、そして当然ゴジラ…、子供・マニア・お父さん、お母さん達の各方面を押さえたかな?あと妙に説明口調というか棒読みセリフの方々が多いのはチョット気になる(この筆頭になりそうだった釈由美子は寡黙な役なので、問題はない)、もしかして子供に分かりやすいように噛んで含んだような言い方だと言うならご苦労様
そうそう、ゴジラ映画の出演者の方々というのは、手を変え品を変え役を変え出てくるので、チョイ役で出てくる彼らを探すのも面白い、たとえば、前々回主役の田中美里は今回は看護婦、同作の生物学者にして前回漁師の中村嘉葎雄はTVのコメンテイター、2000で主役等の村田雄浩はゴミを片付ける商店主、ゴジラ&ガメラにて自衛官役でしばしば出演される永島敏行は今回も自衛官で、自衛官・水族館の警備員・某村の村長役でチョイ役の多かった上田耕一は防衛庁長官兼機龍プロジェクト参謀役でたくさん映ってましたし、挙げていけばキリがない…、そのほかにもニューヨーク・ヤンキース入りを決めた松井秀喜が本人役、家を壊されると騒ぐ男に風見慎吾も出ている、本人を確認できなかったがエンディング・スクロールのCASTに北原佐和子とあったが…あの北原佐和子?現在のところ確認手段なし(追記:芸能活動を続けられていることを確認…本人と断定して問題なさそう)、こんなことをコチラに書いていたらパンフにも書いてあった…またもカブッテしまったようだ、どうせだからそこで仕入れたネタだが、監督始めスタッフの方々もチョイ役で出ているそうです、それからオマケ?「モスラ」や「ガイラ」も出てきてナンカ嬉しかった…
最後に主役の釈由美子…「修羅雪姫」同様にビジュアル的に成功と思う、かなり鍛えたようで戦闘服での後姿など決まっている、が…なんか痛々しいし、またそこが○○っぽい(オヤジと言われそう…)、天然だとかいろいろ言われてますが、このような作品ではケッコウいけると思う… 今度、彼女主演のドラマが始まるのですが、多分 見ていると思います
まあなんだかんだと言いながら、総合的に見れば「まあまあの上」くらいの出来かと思われる、今回は落ち込み気分にならなかった分、この欄が異様に長くなってしまいました、読んだ方、ご苦労様です
その他のネタ:難しい会話、漢字だらけの字幕(施設名等)に…映画館中から「今なんて言ったの(書いてあったの)」の騒ぎ、これがかなりウルサイがいたしかたなし…「とっとこハム太郎」だし、それからケッコウな入り…席が埋まっていて…確保した席の真後ろが少年…おもいっきり身をかがめるなどして気を使いまくって見てました、それから、まあどうでもよいことですが、先着○○○○○名に「ゴジハム」のプレゼントがありましたが、帰宅後に開封したら壊れてました
(渋東シネタワー4:渋谷)
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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS   ( シリーズ第27作/2003.12 )



 GODZILLA FINAL WARS (シリーズ第28作) 
[MONSTER]
2004.12:日本映画(東宝)
監督:北村龍平
CAST-1:ゴジラ松岡昌宏菊川怜ドン・フライ水野真紀北村一輝ケイン・コスギ國村隼
CAST-2:水野久美佐原健二船木誠勝四方堂亘高杉亘榊英雄田中要次中尾彬上田耕一
CAST-3:宝田明橋爪淳泉谷しげる須賀健太長澤まさみ大塚ちひろ
CAST-4:伊武雅刀魚谷佳苗
CAST-5:佐野史郎小橋賢児谷原章介さとう珠緒松尾貴史大槻義彦韮澤潤一郎マイケル富岡篠原ともえ角田信朗木村大作レイ・セフォーゲイリー・グッドリッジ山寺宏一北村龍平玄田哲章
CAST-6:野口雅弘増本庄一郎坂口拓松本実金澤大朗七海智哉大場一史松原慎太郎/他

STORYは…
■南極付近の海底、ゴジラと戦闘中の海底軍艦・轟天号、突然の地震、地割れ発生、落下するゴジラ、爆撃、崩れ落ちる岩、生埋め、氷の下…長つ眠りにつくゴジラ ■地球環境の破壊、巨大怪獣達が出現、怪獣の脅威…国家・民族の枠を超えた協力…人類存続をかけた戦闘組織・地球防衛軍の誕生、時を同じく…人類の中に特殊な身体能カを持ったミュータントが出現、これを組織し「M機関」と命名、新たな対怪獣用戦カとして育成を図る ■ノルマンディ沖…海底火山噴火中の深海、マンダと戦闘中の新・轟天号、艦長ゴードン大佐の大胆な指揮とミュータント兵・尾崎の能カ、マンダを撃破、轟天号も多大な損傷…修理ドッグへ、軍法会議こかけられたゴードン大佐、上官を殴打して懲罰房送り、尾崎(風間との戦闘訓練後)…国連から派遣された分子生物学者・音無美雪の警護命令、訓練での詰めの甘さを指摘する風間…お似合いの任務とあざ笑う ■美雪の調査対象…北海道沖で引き上げられた未知の怪獣、防衛博物館主任・神宮寺博士から…その怪獣は機械と生物の融合体、約12000年前の物であり、ミュータントの超常能力の基であるM塩基が検出されたとの報告、ミュータントと怪獣の関連性は不明、突然、女性の声…次の瞬間、インファント島の洞窟にいる3人、目前には2人の小美人、件の怪獣の名はガイガン、12000年前・地球に飛来、モスラを敗って破壊の限りを尽くしたと告げる…岩に刻まれた絵、ガイガンが甦れば…地球は再び破滅の危機、そして…尾崎に邪悪な血が流れていると指摘…インファント島に伝わるお守りを渡す、次の瞬間…元の研究施設内、夢?尾崎の手にはお守り ■日本人初の国連事務総長に就任した醍醐、TV番組の生放送、インタビューアーの音無杏奈、番組後…専用機でN.Y.に向かう醍醐、太平洋上でラドンの襲撃、爆発、そのままN.Y.に飛来したラドン、時を同じくして…世界各地に怪獣が出現、上海にアンギラス、沖縄にキングシーサー、パリにカマキラス、アリゾナにクモンガ、シドニーにはイグアナに似たジラ(ガッジーラ)が出現、破壊の限りを尽くす、そして富士山中…猟師親子の前にミニラ、銃を向ける父、守る子供 ■反撃を始める地球防衛軍の空中戦艦・火龍VSアンギラス、ランブリングVSラドン、エクレールVSカマキラス、尾崎も地上部隊員として…東海コンビナートに出現したエビラを攻撃、指揮をとる熊坂、地球防衛軍が怪獣達を追い詰めたその時…突然現れた宇宙船、怪光線を発射…消滅する怪獣、宇宙船から現れたX星人司令官、妖星ゴラスが地球を直撃すると…警告しに来たと告げる、その後方から…X星人に助けられたという醍醐が現れる、友好関係推進、国際連合から宇宙連合の時代が来たと熱弁、熱狂的に歓迎する人類、宇宙船に招待される地球防衛軍司令官・波川玲子達 ■地球防衛軍施設、尾崎&美雪の元…ブームを疑惑の目で見ている杏奈が訪問、醍醐の映るビデオをチェック、瞬きをしていない!彼は本当に人聞?疑惑、波川に報告しようとした尾崎、波川も瞬きをしていない!とっさに…警備体制の話題に変更、後方であざ笑う影…地球人はこの程度、慎重を期す司令官に不満…強行に出るべきと若き参謀 ■神宮寺博士の指摘…妖星ゴラスは人工的な映像!全てはX星人の仕組んだ罠と断定、波川の件もあり…信じられる指揮官は?尾崎の脳裏に浮かぶ名前…


「シリーズ50年の集大成、最高峰にして最終作」との宣伝文…一応?「さらば、ゴジラ」です
ついに終わってしまうのか…寂しい気持ちです、1954:破壊神「ゴジラ」誕生、以後快調に続編が製作されるも…次第にマンネリ、陳腐化、幼児向け化とコメディ化…私自身も、この時期から見始めているのだが(映画館だったかが不明)、「ゴジラ対へドラ(71)」では公害などの社会問題を取り入れ大転換も、その後の変身ヒーロー・ブームの影響を色濃く受けた敵キャラに…私は興味を失う(メガロやメカゴジラは、あまり好きではないもので…)、そして「メカゴジラの逆襲(75)」後…ゴジラ映画は長きに渡り眠りにつく…  9年の歳月を経たのち、破壊神「ゴジラ(84)」が復活…私もゴジラ映画に復帰、ただ“O氏”が監督や脚本を担当したゴジラを楽しめず…再び私は眠りにつくこととなる
2000年:私の子供がゴジラに興味を持ち出して、再びゴジラ映画への復帰、ただし、泣きたいのが…2本立ての相手が「とっとこハム太郎」だということ、入場者全員に「ゴジハム人形」プレゼントには…腰砕け状態
2001年…平成ガメラ・シリーズを成功に導いた金子修介監督の起用も…世界観が世間的には小難しすぎたと思われるが、やはり監督自身のゴジラ体験が最大の敗因か?ゴジラ映画を撮りたくて監督になって…念願かなったのだろうが、どのあたりのゴジラ映画を撮りたかったのか想像すると…やはりダメか、映像的にも平成ガメラ・シリーズはどこに行ってしまったのか疑問、スタッフを引連れていけなかったのは痛いしだい、それから…またしても「とっとこハム太郎」と2本立て
2002年、釈由美子を見たさに「ゴジラ×メカゴジラ」を見る、釈チャン、カッコ良過ぎ…ファンの贔屓目?、でも、どうにかしてほしい…「とっとこハム太郎」との2本立て  2003年…前作の成功を受けて(?)、再びメカゴジラも…釈チャンは出演せずで…見に行かず、確か「とっとこハム太郎」と2本立て
そして…2004年、ゴジラ誕生50年にして、ついにシリーズ打切りが決定、最終作に起用されたのが…まさかの「北村龍平監督」、アクション系ゆえ、どうなるのか心配するも…劇場予告を見る限りは大丈夫そう…、そして子供達も「最後のゴジラ」に反応、早々と見に行くと宣言、近場の「渋東シネタワー」は諸般の事情で回避して…有楽町の「日劇2」へ
東宝の怪獣・SF系映画を総括する内容…懐かしい!ラストらしいかも!あれもこれも…ファンが喜びそうなネタ満載、怪獣は15種、ネタ元となった映画の数は複数、怪獣達の動きもなめらか、高速移動・攻撃による迫力(着ぐるみであるゆえのもたつきは除く)、轟天号、空中戦艦、敵マザーシップ他の造形美の良さとSFX技術の美しさは…今後の日本SF映画に希望の光(…何度も裏切られて入るが、今回も多分裏切られるだろうけど)
そして北村監督お特異のアクション・シーン(&北村監督映画の常連の方々)、私は嬉しいがゴジラ映画としては多少長いので…賛否は分かれそう、コメディ路線も網羅、ミニラ、サッカー、X星人のボケッぷり、そしてゴジラの凄まじ過ぎる破壊力、どこまで飛んでいくんだ怪獣達!「アルマゲドン」も「ID4」も問題なし、アメリカの「ガッジーラ」をコケにするシーンは大笑い(知らない方には意味不明でしょうが)
ゴジラ映画の常連&北村映画の常連の方々、これでもかの出演陣、子供連れのお父さん達のためには…菊川怜&水野真紀のおみ足シーンのお色気系サービス付き、TOKIOの松岡君の起用はジャニーズ系好きのお母さん達のため?そして、X星人…北村一輝の怪演!北村(龍平)映画を支えている方々の迫力のアクションは見応えあり、全方位網羅!
難点は外人出演者の吹替えが浮いてしまっている点&ケイン・コスギのセリフ、もし子供連れなどの制約がなければ、ゴジラ・ファンには一部字幕の夜の部をお勧めします、(ケインのセリフは目を瞑るしかないが…)、またスピードに付いていけない出演者には多少なり苦笑…チョット無理だろうな、それから盛りだくさんのネタ…できれば、もう少し長く「ゴジラ」を見たかったと思うのは私だけではないと思う、またキングギドラ好きの私としては…こちらももう少し粘って欲しかった(造形がやや異なるが)、チョット残念ではある
今回は、みょーに感想が長くなってしまったが…、やっぱり、まだ続くのです、(一応)最後のゴジラですので…、これだけの映画を撮れたのである、次回作の話は絶対に上がってくると思われるがいかがか?

まだ続く…映画を見ているあいだの話…
開始前から並んで、良い席をキープ、前にも家族連れが座ったが…コチラの次男の前に、前列のデカイ父親が座っちゃった、「〇〇クン!スクリーン見える?前に大人の人が座っちゃったけど?」と言ってあげました、慌てて前列の家族は、座り位置を変更してました、本来ならこのようなことを言わないでも、気にするものではないのだろうか?疑問
映画を見ている最中、後方の子供が私達の座る椅子に足をあてて貧乏ゆすり状態、そして蹴る・蹴る・蹴る…気になって仕方がない、振返って父親を睨みつけるも、一向に気にしていない様子、已む無く、子供を叱り付ける

映画館入場の際のネタ…
列に従い映画館に入る、何事もなく…パンフやジュース購入し、ふと入口を見ると何かを配っている、近付くと、入場者全員プレゼントだと言っている、さっきは無かったはず!?係の人に、入場時に配っていなかったのではと問うと、何名様ですかとの答え、アッサリとグッズ入手、やっぱり配り忘れていたのね!
そうそう、パンフが2種類…通常のものとCD付き、中身は一緒かと聞くと…全く内容が異なるとのこと、最後のゴジラだ!と、奮発して2冊を購入してしまいました、なんか乗せられてしまった感じ

前売り券購入時のネタ…
会社帰り、渋東シネタワー(渋谷)にて前売り券を購入、券を購入の際に「当館と日劇のみの券」だと…まお、それはいいのだが…チケットブース内の女性達はイヤイヤそうな動き、金を支払った際に「今度から、前売り券の購入は7時(19時)までにしてください」と…アゴで何かを指し示した様子、どこかにそのようなことが書いてあるのだろうかと探すも不明、ムッとしてしまった、19時過ぎに終了する映画を見ていた方は劇場予告を見て、帰りに前売りを買うことすらできないのか????そんなことだから、映画館離れが起きるのでは?極論ですが…、ということで、渋東シネタワーで見る気はおきずに有楽町の「日劇」へと行ったしだいです
公開15日目、668席の映画館(日劇2)、初回10:10の回、2〜3割程度の入りと思われる(日劇2:有楽町)
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 シン・ゴジラ 
[MONSTER]
2016.07:日本映画(東宝)
総監督:庵野秀明   監督:樋口真嗣
出演:長谷川博己竹野内豊石原さとみ
大杉漣柄本明余貴美子平泉成國村隼
高良健吾市川実日子松尾諭
渡辺晢中村育二矢島健一津田寛治塚本晋也高橋一生光石研古田新太松尾スズキ鶴見辰吾
ピエール瀧片桐はいり小出恵介斉藤工前田敦子浜田晃手塚とおる野間口徹黒田大輔
吉田ウーロン太橋本じゅん小林隆諏訪太朗藤木孝嶋田久作神尾佑三浦貴大モロ師岡
犬堂一心原一男緒方明KREVA石垣祐磨野村萬斎
大迫一平前原滉川瀬陽太森優作原知佐子大槻修治信太昌之橋本じゅんキンタカオ
柳英理沙島津健太郎佐藤五郎/他
2004年の「GODZILLA FINAL WAR」から12年
もう作らないはずだったゴジラが12年ぶりに庵野総監督・樋口監督のもと蘇える
子供1号が一緒に行くというので、早々にネット予約して…
早くしないとネタがバレるバレる…

STORYは…
東京湾内羽田沖、漂流中のプレジャーボート、無人、遺留物、揃えられた靴
大きく揺れる海面、大量の水蒸気の噴出、アクアラインへの浸水
一報を受け取った矢口蘭堂内閣官房副長官、志村祐介内閣官房副長官秘書官
首相官邸・地下危機管理センターで情報収集に奔走
局地的地雷なのか、海底火山噴火なのか、東京湾内は封鎖される
官邸・総理執務室、大河内清次内閣総理大臣、赤坂秀樹内閣総理大臣補佐官達が協議
大規模熱水噴出の見解に傾くが…矢口はネット情報を基に巨大生物の存在を主張するが
水蒸気煙は突然に収束、それも束の間…巨大なしっぽの映像、騒然とする閣僚達
巨大不明生物は水蒸気を噴き上げながら?川を遡上していく
尾頭ヒロミ環境省自然環境局野生生物課長補佐、肺魚のような脚の存在を推測、上陸の可能性を指摘、無視
官邸では大河内総理が巨大不明生物の上陸の可能性を否定
しかし巨大不明生物は蒲田に上陸、パニック、障害物を壊しながら品川方面に進行
巨大不明生物は進行を続ける
小塚東京都知事が自衛隊の治安出動を要請する
地下危機管理センターでも武力攻撃、防衛出動の是非をめぐって議論
矢口、赤坂、東内閣官房長官達は大河内に災害緊急事態の布告の宣言を迫る
躊躇する大河内、苦渋の決断、自衛隊初の防衛出動が決定
財前統合幕僚長から回転翼機による駆除作戦の立案が伝えられる
木更津駐屯地より発進していく対戦車回転翼航空機AH-1S
巨大不明生物は品川湊に達していた
だが船着き場付近で突然停止、訝しがる大河内達
巨大不明生物が体を立ち上がらせ始めた、進化を始める巨大不明生物、陸上生物に特化した第3形態
咆哮、八ツ山橋方面へ二足歩行を始める、京急本線・北品川駅が巨大不明生物のしっぽで破壊される
上空に対戦車ヘリコプター隊が達する
作戦展開区域の住民の避難完了の報、花森防衛大臣が射撃命令を大河内総理に促す
巨大不明生物を追従するAH-1Sに射撃開始が告げられる、ところが逃げ遅れた住民を発見、作戦中止
その時、巨大不明生物の背中が赤く発光、咆哮、向きを変える京浜運河を東京湾へ去っていった
官邸内に「巨大不明生物特設災害対策本部」、通称「巨災対」が設置される、矢口が事務局長を兼務
巨大不明生物のエネルギー源は何か、まさか核分裂、都内の放射線量に軽微な上昇
巨大不明生物の移動ルートと空間線量分布図が一致
米国大統領次席補佐官が極秘裏に来日、大統領特使のカヨコ・アン・パタースンが矢口に接触
巨大不明生物の存在を予言し、7日前に成田に降り立った牧悟郎という人物を探して欲しいと
元城南大学統合生物学教授、日本を追放されるように米国へ
エネルギー関連の研究機関に帰属した老人
羽田沖の無人の小型船は彼の所有物だった
矢口はカヨコに小型船にあった書類封筒を渡す
表には「私は好きにした、君らも好きにしろ」、“呉爾羅”と記されていた
カヨコが差し出したファイルにも“Godzilla”と
米国エネルギー省(DOE)によるコードネームで、呉爾羅は牧の故郷の大戸島で神の化身を意味する
巨大不明生物はゴジラと命名される
60年前、各国が大量の放射性廃棄物を深海に捨てた、それをゴジラが食べた
生物の存在を知ったDOEは牧が所属する研究機関に調査・分析を依頼
太古から生き延びた海洋生物の生息地域に放射性廃棄物が投棄され
その影響下でも生き残る耐性を持つ生物へと変化したというのが牧の仮説だった
牧の遺品である解析表を示すカヨコ
米国に遺された最終データにこれを合わせると完全版になるという
ゴジラに微量の放射能があることを大河内総理が発表する、間准教授が見解を述べる
ゴジラは体内に生体原子炉を有し、背びれなどから放熱をする
だがそれは余熱調整の補助でありメーンは血液流を冷却機能としている可能性が高い
討伐には体内冷却システムの強制停止が有効ではないか?
血液凝固促進剤の経口投与を目指す矢口プランが発案される
より巨大化したゴジラが相模湾に出現、鎌倉に再上陸、さらに進化した第4形態
このままでは3時間以内に都内に侵入してしまう
首都防衛のため大河内総理は決断を下す
多摩川を絶対防衛線と定め、多摩川河川地域を主戦場とするB-2号「タバ作戦」が開始される
三沢基地から戦闘機F2、木更津駐屯地からAH-1S、立川駐屯地からAH-64Dが発進
多摩川河川敷に機甲科と特科大隊が終結、武蔵小杉駅上空に対戦車ヘリ中隊が待機する
射程範囲に入るゴジラ、大河内総理が武器使用を許可、タバ作戦フェイズ1
ゴジラの頭部に機関砲滞空射撃を始めるAH-1S、しかし効果なし
続いてAH-64Dによる30mm機関砲の射撃を行うが、これもゴジラの外皮に弾き飛ばされる
大河内総理が武器の無制限使用を決断、対戦車ヘリが誘導弾を一斉発射
爆煙に包まれるゴジラだが損傷なし
作戦はフェイズ2へ、地上戦力による攻撃
10式戦車、99式自走155mm榴弾砲などの地上部隊がゴジラに直接攻撃を始め
富士駐屯地からも自走発射機M270 MLRSが砲弾を浴びせる、ついにゴジラの進行が止まる
作戦はフェイズ3に移行する
F2が投下したJDAMがゴジラに直撃する、北西に進路を変えたゴジラ
F2から再びJDAMが投下される、ゴジラに着弾、爆煙がゴジラと丸子橋を覆い隠す
しかしゴジラは丸子橋を破壊し、前進基地や地上部隊を戦闘不能に追いやる
爆煙の中から姿を現したゴジラは多摩川を越え東京都内に侵入、タバ作戦は失敗した
目黒区内に侵入したゴジラ
東が記者会見を開き、日米安保条約に基づく駆除協力を在日米軍に要請したことを国民に知らせる
米軍の爆撃予定範囲は予想以上に広い
都民が一斉に避難を始めたために交通・輸送機関は麻痺状態
官邸もゴジラの予想進路内に位置する
郡山内閣危機管理監と矢口、東が大河内総理に退避を進言する
大河内総理は官邸を捨てることを決意、大河内総理と東らはヘリ、矢口は車で移動が決まった
米軍の攻撃が始まる、地中貫通型爆弾MOPUがゴジラの頸椎部を直撃、ゴジラの体液が飛び散る
ゴジラに異変が起こった、激しく咆哮、背部が光を放ち始める
ゴジラは口内から熱焔を放出、それは猛烈な勢いで広がる、熱焔に包まれて吹き飛ぶビル街
次いで熱焔は急速に収束、熱線へと変化していく
ゴジラは顔を上げ、熱線を空に向けると、上空の戦略爆撃機B-2が撃墜される
ゴジラの背後から回り込み、さらにMOPUを投下するB-2
ゴジラが背中を丸めると、背部からも熱線が放射される、MOPUを爆破
続いて背を回したゴジラは残ったB-2も撃墜する
大河内総理達を乗せ官邸を飛び立ったヘリはゴジラの熱線を浴びて爆発した、官庁街は炎に包まれる
発光が収まったゴジラは東京駅構内線路上で活動を停止する
大河内総理、東、花森達閣僚の多くが死亡、官邸機能は立川広域防災基地内の災害対策本部予備施設に移管
内閣総理大臣臨時代行に里見祐介農林大臣が指名される
矢口は巨大不明生物統合対策本部副本部長、赤坂は内閣官房長官代理に就任、巨災対の活動再開
その調査分析結果からゴジラの無生殖による個体増殖の可能性が指摘される
個体から群体化し、小型化、さらに有翼化して世界へ
矢口と会うカヨコ、米国がゴジラの処分に核熱兵器の使用を考えているのだ
国連の名の下に米国がゴジラの処理を管轄することになった
もはや多国籍軍による核攻撃に頼るしかないと赤坂は矢口に告げる
政府はゴジラへの熱核攻撃を容認した
人道的配慮により都民の避難が優先される
矢口はその間に凍結プランを確立させることを決心する
巨災対の働きにより血液凝固剤製造のためのプラントの確保が進められる
米国から多国籍軍の推測するゴジラの活動再開は360市時間後と通知される
ついに核熱攻撃開始のカウントダウンが始まる
牧が残した解析表は元素を変換する細胞膜の分子構造図ではないかと間が仮説を立てた
ゴジラは熱核エネルギー変換生体器官を内蔵する混合栄養生物と推測される
しかしその機能によって血液凝固剤も無力化される可能性が高い
矢口プランの確度を上げるためには、この分子構造を解析し、回避手段を考案する必要がある
そして解析表が細胞膜の活動を抑制する極限環境微生物の分子構造あると判明
この抑制剤をと同時に投与すれば血液凝固剤の性質が維持できる
ゴジラの活動凍結を目的とする血液凝固剤経口投与を主軸とする「ヤシオリ作戦」が実行される
カウントダウンは残り2日、抑制剤の最低量の製造確保に3日かかる
政府はフランスを動かし、秒読みの中止を申し入れた
カヨコも同調する、凍結プランを推進すべきだと米軍との共同作戦を矢口に提案するカヨコ
必要最低限の抑制剤が確保された、日米共同による対ゴジラ総力戦
ヤシオリ作戦の火蓋がついに切られる


みんな待っていたんだな…公開2日目の10時25分始まりの初回は満員
ざわつく劇場内、なんか熱気に溢れる感じ、暑い?ってか
しょっぱなからゴジラらしきものが出てくるが全容は見えず、分かってらっしゃる庵野総監督
で、おやっ?ゴジラじゃないじゃない、いや!ゴジラか?なんだなんだ?
見せ方、工夫してますね、しかも今までとは異なる…異形のゴジラ、恐怖感すら感じる
人間対ゴジラのリアルな戦い、確かにそう戦うしかない
日本を守る怪獣は出てこない、荒唐無稽な武器も出てこない
対ゴジラの人間達というか政府の対応の物語
登場人物が多数、情報量(セリフ)膨大、圧倒的!
ゴジラよりそちらにやられるかもしれない
石原さとみの日本語⇔英語の展開もついていくのが大変だね
今、このページを打ちながら情報量の多さに…暗くなっている、一体何日かかるだろう?
そして…果たして、次なるゴジラ映画は作られるのだろうか
続編としては無理か?アメリカに渡ったゴジラ細胞が引き金に?無理か…日本を襲ってくる意味がないし…
新たな怪獣が出てきて戦う意味がないし…
可能性としてはゴジラ対ゴジラだな
まあ無理かな…
しかし劇場は暑かったな、せんす使ってしまいました
ちなみに公開2日目の第1回(10:25)、299席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN3)
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 ゴジラ -1.0/G -1.0 
[MONSTER]
2024 アカデミー賞[視覚効果賞]
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2024 日本アカデミー賞[最優秀作品賞]
2024 日本アカデミー賞[最優秀脚本賞]:山崎貴
2024 日本アカデミー賞[最優秀助演女優賞]:安藤サクラ
2024 日本アカデミー賞[最優秀撮影賞]:柴崎幸三
2024 日本アカデミー賞[最優秀照明賞]:上田なりゆき
2024 日本アカデミー賞[最優秀美術賞]:上條安里
2024 日本アカデミー賞[最優秀録音賞]:竹内久史
2024 日本アカデミー賞[最優秀編集賞]:宮島竜治
2023.11:日本映画(東宝)
監督:山崎貴
出演:神木隆之介浜辺美波
青木崇高吉岡秀隆佐々木蔵之介山田裕貴
安藤サクラ永谷咲笑
田中美央飯田基祐
橋爪功
 遠藤雄弥/他
今なぜ「ゴジラ」なのか?
答えは「ゴジラ(生誕)70周年」!
あれっ?第1作公開が1954年11月なので、公開でカウントすると「69年」じゃやない?
(パンフに2024年で70周年と神木隆之介が言っている!)
それから後付の「実写版30作品目」の売り文句!
多分興業的に大失敗?一部ファンを除けば話題にもならなかった「アニゴジ3部作」は無かったことにされてるみたい!
まあ何はともあれコンテンツ不足でゴジラのお出ましか、東宝さん?
しかし主演がNHK朝の連続ドラマ「らんまん」で人気を博した「神木隆之介」と「浜辺美波」におんぶに抱っこ!
で、監督・脚本でVFXの第一人者、ファンタジー映画が得意の山崎貴監督(&多分コンビの「白組」だろうな)!
「ALWAYS/三丁目の夕日」でないことを祈るばかり!
でね【根本的な問題!】
ゴジラは1954年の「ビキニ環礁の水爆実験」を起因に“水爆大怪獣映画「ゴジラ」”が製作・公開されたので…
言わば「1954年生まれ」なのだが、今作は終戦後「1945年」が舞台!あれっ?9年遡っちゃった?
もしかして「広島と長崎に投下された原爆」を理由にでもするのか?
「?1.0」と題するなら「(ゴジラ誕生を描く)“0”」を先にやるべきだたんじゃない?とも思う!
もしかして「シン・ゴジラ」をそれと扱った?あれは描き方が異なる別次元映画!独立作品!
今度も同じ論法だろうか?
「シン・ゴジラ」でさえ倒すのに四苦八苦するのに「太平洋戦争終戦のぶっ壊れた東京」にぶつけてどうなるのやら?
それから、なんか予告映像のゴジラに実物感「0」だしね!モロにVFX丸だし!大丈夫だろうか?
なんか観る前から「やっちゃた感」があるが、一ゴジラファンとしては確認に行ってこよう!
ってTOHOシネマズ会員特典で一般客より「3時間」早く、ベストポジションを予約したが
あらら満員になってた!
まだ朝9:00だというのに劇場売店はグッズ購入者で3列+αに大勢が並ぶ状況
まさかのパンフ購入に15分!

STORYは…
1945年(昭和20年)、太平洋戦争の末期、大戸島の守備隊基地に着陸する零戦、操縦する敷島浩一少尉!
敷島は特攻へ向かう途中、機体が故障してこの基地に着陸したと言うが…
ベテラン整備兵“橘宗作”は故障箇所が見つからないと言い、彼が何かを隠していることを見抜く
その夜、尋常じゃない地響きと鳴き声?全高15mの恐竜のような生物が基地を襲撃
整備兵の一人がこの生物は、島の伝説で語り継がれる「呉爾羅(ゴジラ)」だと言う!
橘は敷島に、零戦の20ミリ砲で呉爾羅を撃つように進言するも…敷島は恐怖で撃つことができなかった
恐怖して発砲した整備兵、すると呉爾羅は整備兵達を襲撃、彼等は橘を遺して全員が死亡!
翌朝、橘は生き残った敷島に「みんな死んだんだぞ!お前が撃たなかったからだ!」と怒りをぶつける
この年の冬、引き上げ船で一緒になった橋は、敷島に亡くなった整備兵達が持っていた家族写真を手渡す
1945年(昭和20年)冬
焼け野原になった東京へ帰ってきた敷島!特攻隊員がよくオメオメと生きて帰って来たなと罵倒する隣家の太田澄子
彼女は両親も子供3人も空襲で亡くしたと…敷島の両親も死んだという!天涯孤独になった敷島
闇市で食事する敷島、赤ん坊の明子を抱えた大石典子との出会い!追われてる?突然赤ん坊を預けられる敷島
成り行きから彼女と明子を自宅のバラックへ連れ帰った敷島だが…そのまま居ついてしまった典子(&明子)との共同生活
澄子から面倒事は持込まないで欲しいもんだと嫌味
でも全く赤ん坊の育て方を知らない2人に…事情を聞いた澄子がお節介をし始める!
(私は3人の子供を育てていたんだよ!)
生活のため、敷島は戦争中に日米両軍が撒いた海中機雷を撤去する仕事に就く(命を張る分高額)!
その撤去作業を行う特海艇「新生丸」…機雷に反応しない木造船に驚き!
敷島の他に艇長の秋津清治、戦時中に兵器開発に携わっていた元技術士宮・野田健治、若い乗組員の水島四郎
彼等は仕事を続けるうちに仲間意識が芽生える!
敷島と典子も夫婦のような関係…みんな夫婦だと思っているけど…敷島は毎晩、大戸島の悪夢でうなされている
生き残ったことに負い目を感じていた!決して自分だけが幸せになることはできない!
典子は苦悩する敷島を見守りながら、幼児に成長した明子と一緒に自立するため銀座で働く決心をする!
1946( (昭和21年)夏、米軍による核実験、「クロスロード作戦}」がビキニ環礁で行われる!(一瞬の映像)
(以下パンフには書いてあるけど映像なしの情報…若い人のために!)
接収艦の戦艦“長門”もこの実験で沈没、またこの時に近海を回遊していた呉爾羅も被爆
身体を焼き尽くされ、体表の奥深くまで紛れ込んだ放射性物質は表皮の細胞にエラーに次ぐエラーを起こし…
呉爾羅の持つ再生能力をもってしても、元の姿を取り戻すことはできなかった!身体は暴走したかのように巨大化!
それは以前の姿を遥かにしのぐ巨体と化していった!「ゴジラ」誕生である
(パンフ情報から元に戻る)
1947年(昭和22年)、太平洋で謎の巨大生物による米国船舶が被害を受ける事故が続発!
被害を受けた船に残された生物の皮膚組織から大量の放射能が検知される
巨大生物は日本へと近づいていると予測された!
木造船の「新生丸}には巨大生物を足止めしろという無茶な命令が下る!
敷島は巨大生物の正体が呉爾羅ではないか?被害の状況からかつてより大きく凶暴になっていると判断!
やがて「新生丸」の前に、体高50mへと変貌したゴジラが姿を現す!
敷島は船の機銃で立ち向かうが歯が立たず、回収した機雷をゴジラにぶつけて爆破させるが効果はなし!
最後の機雷をゴジラの口の中に流し込み、これを敷島が機銃で爆発させる!
しかしゴジラは急激に細胞を再生させて完全復活!
絶体絶命と思われた瞬間、接収艦の重巡洋艦“ 高雄”がシンガポールから駆け付ける!
“高雄”の砲弾を浴びるゴジラ、一旦は水中に消えるが、ゴジラの反撃!ゼロ距離からの砲撃の“高雄”
水中に落下したゴジラだが、海面が青い光に包まれる!
ゴジラが上空へ向かって吐いた熱線!によって“高雄”は海の藻屑となって消える!
その状況を現場から逃げながら「新生丸}の乗組員達は絶望と共に見つめていた…
ゴジラとの戦いによって気を失った敷島は病院で目覚める!
野田から「ゴジラが東京へ向かっていること」&「政府は混乱を恐れて国民に情報を伏せている」と知らされる
病院から戻った敷島、塞いだ様子、一人思い悩む敷島に、自分も一緒に人生を背負わせてくれと言う典子
自分が特攻から逃げた人間であること、大戸島での過去を語り…「ゴジラ」と再び出会ったと告げる!
「自分は生きていてはいけない人間だ」と語る敷島
典子は漸く敷島が抱える心の苦しみを知り…「生き残った人間はきちんと生きていくべきです」 と言って抱きしめる!
そして翌朝、遂にゴジラが東京へ上陸する!
鳴り響く空襲警報、ラジオからの緊急放送、東京湾から品川を経て銀座へ移動中!
典子が銀座で働いている!慌てて銀座に向かう敷島
山手線に乗っていた典子はゴジラの襲撃、乗っていた電車の車両ごと持ち上げられるが、辛くも脱出!
逃げ惑う群衆の中、東京大空襲を思い出し茫然と“生”を諦めて歩いていた典子を発見した敷島!
2人で逃げ始めると、ゴジラの背びれが青く光り出し…熱線が吐き出される!そのエネルギーによる爆風!
咄嗟に敷島をビル陰に押し出した典子が…吹き飛ばされる!
東京大空襲並みの被害!典子が消え去った世界!ゴジラへの復讐を誓う!
ゴジラによって東京は壊滅的な被害を受けたが、駐留連合国軍はソ連軍を刺激する恐れがあるとして軍事行動を避け…
自前の軍隊を持たない日本は民間人だけで ゴジラに立ち向かうことになる!
野田が敷島に告げる…民間組織によるゴジラ退治
海軍駆逐艦“雪風”の元艦長・堀田辰雄をリーダーとした「巨大生物策説明会」が開催される…
聴くのは元海軍兵、「新生丸」のメンバーも集合
そこで発表された「対ゴジラ作戦」を立案したのは野田!その名も「海神〈ワダツミ〉作戦」!
実験装置を使った説明
フロンガスの泡でゴジラを包み込み一気に深海まで沈めて急激な水圧の変化によってゴジラを倒す!
第2作戦、今度は大きな浮袋を深海で膨らませ、海底から海面まで一気にゴジラを引き揚げ…
凄まじい減圧を与えることで息の根を止める!前代未聞の作戦、成功の可否は分からず!
でも「誰も(国も連合国も)守ってくれない!」&「誰かが貧乏クジを引かなくてはいけない!」
脱落者はいたものの…戦争を生き抜いた民間人達は戦いを決意する!
自分も行くと言う水島(戦争に行けなかった世代)を止める秋津!(この後の日本を頼む!)
一方で野田達とは別に、敷島は独自のやり方でゴジラに立ち向かうことを密かに決める!
そのために敷島は使用可能な戦闘機と「大戸島」元整備兵の橘を探し始める!
「海神作戦」と敷島の対ゴジラ戦への準備が進む中、遂にゴジラの東京への移動を確認する…

まあ19年前にもう「GODZILLA FINAL WARS」で終結した和製実写版ゴジラだけど
まさかアメリカに「ゴジラ(トカゲもどき)」製作を許可したら、まさかのバカ当たり!
今も続編が作り続けられる(アップルTVでシリーズドラマまであるらしい)
で、2016年「シン・ゴジラ」の大ヒット!
東宝としては、是非とも復活させたいコンテンツだったよう…
2017-18年に「アニメ版ゴジラ3部作(このページの下の方にあり)」が製作されたが失敗/
その後、実写版についていろいろ模索したうえでの今回作!
「ゴジラ、完全に脇役」!
死ねなかった(母とした生きて帰る約束)特攻隊員の「彼なりの終戦」のケジメの付け方を描く映画!
なんか最もゴジラと縁が遠そうな「神木隆之介」が主演、脇を「浜辺美波」と「吉岡秀隆」が固める…
正にそう「GODZILLA/三丁目の夕日'45」的な雰囲気
(安藤サクラの役が薬師丸ひろ子だったら完璧だったんだけどね)
特攻隊として死ねなかったことを責められ…最後は「特攻」を選択する
えっ、ちゃんと逃げ道があるが「特攻精神」美化に繋がりかけない危険さを孕む内容
ともかく周囲の熱量が高過ぎて少し引くぐらいかもしれない
まあ先に「特攻精神美化」とは書いたが…オチは読めるし、ラストはバレバレ
彼や彼女がどうなるかもウスウス分かる展開
そこに向かってひたすら突き進む!
たぶん街中でゴジラが暴れると、背景を作り込まなければいけないからか?
ほぼ海のシーンで終始(あとはコジンマリしたセット)
でだ…「海神〈ワダツミ〉作戦」が行われるのが、深度1500mを超える相模湾(相模海溝上部)
そこに「ゴジラが立っている」ように見える…少なくとも上半身は海上に出ている!
てことは「身長50m、総低体重2万t」のゴジラは…あの体制を維持するために
海面下で「必死に立ち泳ぎ」している!
これは完全に爆笑物である!
まあ途中で考えうる結末、そのままに終わる捻りの無さだが
エンディングロール後に会場は…拍手喝采!絶賛の声・声・声
おお〜珍しい光景!
そんなに感動したか?イロイロ考えると「まあ面白かった」!程度なんだけどね!
まあ観るなら大きくて音響重視スクリーンを選択すべし!
私はTOHOシネマズ日比谷SCREEN5(397席、Dolby-ATMOS選択+200円)
公開初日の第2回(9:30)、397席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN5)
2011.09format



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GODZILLA               (番外編/2008:アメリカ・2008/07:日本公開 )



 GODZILLA/ゴジラ 
[MONSTER PANIC]
2014:アメリカ作品/2014.07日本公開(東宝)
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソンエリザベス・オルセンカーソン・ボルデブライアン・クランストンジュリエット・ビノシュ
渡辺謙サリー・ホーキンスデヴィッド・ストラザーン
 山村憲之介/他
さあ、もう日本では作られない「ゴジラ」映画…喉の枯渇感、観たいのに…(夏だしね!)
ハリウッドでリメイクされる「GODZILLA」…しょうもないもん造ってるんじゃないかと思いきや…
意外とオリジナルに沿った形で進んでいるようだ
「ガッジーラ」じゃなくて「ゴジラ」だし…まじめにオリジナルに対応!
ジュラシック・パークのトカゲもどきじゃないようですし…怪獣の理解を得られたようで…
観に行ってみましょう!

STORYは…
1999年:フィリピン、巨大な炭鉱の崩落現場
調査にやってきた芹沢猪四郎博士と助手のヴィヴィアン・グレアム
巨大な穴の中、繭のような物体が付着(2つあったであろううちの1つ)した巨大生物の化石
化石を辿って地上へ、崩落した?かのような跡が海岸線へと続いていた…
1999年:日本、ジャンジラ原子力発電所(富士山の麓&海岸線)に勤務するジョー・ブロディ&妻サンドラ
(ジョーの誕生日の準備をする息子フォード、本人は忘れている様子、サンドラは内緒で…準備の手伝い)
数日前から起こっている電磁波と異常震動の関連を調査するジョー、意に介さない日本人技術者達
調査に向かったサンドラ達技術者!直後の緊急警報!
原子炉内にサンドラ達を残したまま防護壁を閉じる苦渋の決断、走り来た妻を目の前に閉じる扉
ジャンジラ原発崩壊、幼い息子フォードは幼稚園の窓越しにその様子を眺めていた…
2014年:16か月に及ぶ軍での任務を終了したフォード
サンフランシスコの家族の元へ(フォードの誕生日祝い)
自宅に…大使館から電話、父ジョーが逮捕されたとの知らせ、身元引受けのため…急遽日本へ
日本に暮らし続けていたジョー、事故の真相を追って…放射能汚染による立入禁止区域への立ち入り
ジャンジラ原発跡地で再び頻発する異常振動の調査のため…逮捕
あの場所で何かが隠蔽されている…フォード共々と再侵入を図るジョー、ガイガーカウンターは“0”!?
再度、パトロール中の警官に捕まるジョーとフォード、謎の研究施設へ連行
そこは…何故か放射能の影響外?多くの研究者が見守る中、巨大な穴の中に繭!
やがて繭が強い電磁波を発する、施設の指揮を取る芹沢博士、高電圧で…繭の始末を指示するが…
一足遅く…繭の中から甲殻類(どっちかというと昆虫ボクないか)を思わせる巨大生物が誕生
更に強力な電磁波、施設内の機能をダウンさせると…羽根を広げて空へとと飛び去って行く
粉々に破壊された施設、多くの犠牲者、ジョーも瀕死の重傷、フォードに見守られながらの死亡
芹沢達の正体…未知の巨大生物を探索・調査する国際組織「モナーク」の科学者
米海軍空母サラトガで巨大生物を追跡することへ、フォードも同乗
ジョーを巻き込んだことを悔やみつつ…フォードに真相を語り始める芹沢
〈先史時代の地球、現在より遥かに高濃度の放射性物質で満ちており、あらゆる生物はそれを食糧源としていた〉
〈だが地表の放射能レベルが次第に低下すると…彼らは生息域を深海や地底に変え…〉
〈地核から放射能を吸い上げるしかなくなり、次々と絶滅していった〉
〈ところが、第二次世界大戦で核兵器使用、その後も連続した核実験、地表の放射能レベルUP〉
〈1954年:米原子力潜水艦が、とある巨大生物の生存を発見、核(水爆含む)実験と称して連続攻撃〉
〈ますます生命力を高めたまま…姿を消した〉
〈「モナーク」では、日本の大戸島の伝説の怪獣“呉爾羅”にならって「ゴジラ」と呼ぶようになった〉
〈更に15年前、フィリピンでゴジラの同種と思われる遺物の化石と、それに寄生した別の生命体が…〉
〈海上へ這い出した跡を発見された生物…
ムートー(Massive Unidentified Terrestrial Organism)と命名〉
(※直訳すると…未確認巨大陸上生物)
〈放射能をエネルギー源、ムートーが次の寄生場所としたのが、日本のジャンジラ原子力発電所〉
飛び去ったムートーは原子力潜水艦を襲い、ハワイの山岳地帯に上陸
その夜、ワイキキの繁華街に別の巨大生物が上陸…ゴジラ!
いまや体内に放射能を充満させたゴジラと放射能を求めるムートーとの戦い、宿命?
ゴジラとムートーはホノルル国際空港で死闘を繰り広げる、世界に配信されるニュース、翌朝には消えた怪獣
アメリカはネバダ州ユッカマウンテン放射性廃棄物処分場、15年前に輸送された繭、密かに保管されていた…
そこから羽化したムートーのメス、オスの呼び掛けに呼応した動き、ラスベガスを破壊
報告を受けた芹沢博士、オスとメスのムートーは繁殖のため同じ場所を目指している!と断定
ゴジラを追尾するデータと合致した場所…サンフランシスコ!
米軍は最終手段として、サンフランシスコ沿岸での核爆弾の使用を決断
それを嘲笑うようにムートーが飛来、核弾頭を奪うと…巣へと運んでしまう
そこにゴジラが出現
いまや戦場と化したサンフランシスコ市街、ゴジラとムートーとの戦いの決着はつくのか?


1954年オリジナル・ゴジラ、1984年・再スタート・ゴジラに対する敬意がはらわれているというか
「ゴジラ」をようやく「ガッジーラ」ではなく「ゴジラ」と理解したようだ
ただの悪役怪獣ではなく、時に地球を救う立場に回る不可思議なグレーゾーンにいる「ゴジラ」が分かったようだ
しかも原爆・原発に関する注意喚起が描かれている(チョット自己都合が強いけど)
爬虫類の進化系で魚食のトカゲから、ちゃんと「怪獣」になったしね!
敵の怪獣も現れるし!
などの理由を元に映画館に足を運びました!
公開初日の初回、大スクリーン、前日にネット予約、ガラガラの中で両サイド開けて予約したら…
なんで隣の席に座る奴がいるの…1割程度の入りなのに…それは、大きな鑑賞ポイントだが我慢したとしよう…
「ゴジラ」を「ゴジラ」映画として撮られたのは評価しよう!
でも、たった2回じゃまだまだだな…
今度は「ゴジラvsモスラ」または「ゴジラvsキングギドラ」、「ゴジラvsメカゴジラ」希望!
これがちゃんと創れれば、認めてあげよう!と言うか
オリジナル原作枯渇しているアメリカゆえ、頑張ってもらえないだろうか…
「ゴジラvsメカゴジラ」当たりが順当かな?巨大ロボットもの得意そうだし…「パシフィック・リム」か!?
しかしジンジャラ原子力発電所って何?
ジンジャラ・じんじゃら・神社等?無理があるな…何処じゃ?あえて何処か言わない配慮か?
放射能の影響の有無に関する突っ込みは、日本側も自爆するので放っておいて…
細部に突っ込み入れるのなら…
15年も野ざらしのフロッピー・ディスクは健全だろうか?読み取り機器が無いぞ(笑)!
それからホノルル国際空港のやり取りって無駄じゃありません?
アメリカ人なら好きそうだけどね…「ゴジラ」には無駄なサイド・ストーリーですね!
日本の夜景、緑屋根&赤ちょうちん、日本って、やっぱり、中国・台湾・韓国なんかと一緒にされちまうよね
もしかして「千と千尋の神隠し」の影響?
ところで名前を貰えなかった敵役のムートー(カッコ悪!)
一部ではラドンでは、との憶測もありましたが…昆虫系でしたね!
しかも…よくある系の無機的な…宇宙船ぽくもある、生物らしくなくて、カッコ悪いですね
それから今回は、アメリカにしては「アメリカ国家」「アメリカ軍」が前面に押し出してこないのが不自然過ぎ…
まあ、上げてけばキリがないので…まあ、この辺にしときましょう…
で…
ともかく、あまり期待し過ぎない事、ハードルを上げないようにして観ることをお勧めいたします
一生懸命トレースしていますが、血肉が通っていない感あり、そこが薄っぺらい感じ
なんか盛り上がり切れませんでした…
ところで…パンフレットだが850円、何だか分からないが無茶苦茶臭い、手にも臭いが移ってる…臭い!
値段は、いい値段だが中身を確認できない…なんてもったいない買い物
早くデータ投入して、封印したい…どうする?ビニル袋封入か?
ちなみに公開初日の第1回(10:10)、644席の映画館で1割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN7)
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ハリウッド版ゴジラ公開記念でエプソンからペーパークラフトがアップされていましたので作製しました
@「ゴジラ対モスラ」時代のゴジラのペーパークラフトは→コチラ

A「ゴジラ対メカゴジラ」のメカゴジラのペーパークラフトは→コチラ
B「モスラ」のペーパークラフトは   →コチラ
C「キングギドラ」のペーパークラフトは →コチラ
D「2014ハリウッド版ゴジラ」のペーパークラフトは →コチラ



 ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ/GODZILLA/KING OF THE MONSTERS 
[MONSTER PANIC]
2019:アメリカ作品/2019.05日本公開(東宝)
監督・脚本:マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラーヴェラ・ファーミガミリー・ボビー・ブラウン
渡辺謙チャン・ツィイーブラッドリー・ウィットフォードサリー・ホーキンストーマス・ミドルディッチ
アイシャ・ハインズオシェア・ジャクソン・Jr.デヴィッド・ストラザーン
 チャールズ・ダンス
アンソニー・ラモス/他
日本ではゴジラを撮影しなくなりました…もう何も悩むことはありませんね
観に行きます!今度はキングギドラ、モスラ、ラドンが出てきます!
まさかアメリカ映画が、怪獣総進撃するとは思ってもいませんでした!
子供1号も帰省しているので、一緒に観に行くこととしました
まあせっかくだから、良い席で観たいなと…
ゴジラと言えばの…TOHOシネマズ新宿!
ファーストデイ(映画の日)を利用して、IMAX・3D!を選択しました!

STORYは…
2014年、アメリカ上陸したゴジラ、息子アンドリューを探すマーク
巨大生物の存在を長年隠してきた秘密組織モナークの解体を叫ぶ声
中国・雲南省、モナークの前進基地に住むエマ・ラッセル博士と娘マディソン
モスラの幼虫が卵から誕生する瞬間を目撃
暴れ出す幼虫、ラッセル博士が起動した音響装置“オルカ”、おとなしくなるモスラ
その時、ジョナをリーダーとする傭兵部隊が基地を襲撃、博士と娘を人質に連れ去る
モナークの幹部・芹沢博士、ラッセル博士の元夫でオルカの共同開発者マークに協力を要請
マークは娘を救うため…2人を探すことを承諾
やがてラッセル博士達が南極大陸にあるモナークの前進基地に向かっていると知ったマーク、南極へ
その頃、南極基地は傭兵部隊により占拠、そこに眠るキングギドラを甦らせようとしていた
モナークの面々が到着、銃撃戦、元妻と娘と再会するマーク
その目前で…ラッセル博士は氷漬けのキングギドラを解き放つ爆薬のスイッチを押す!
キングギドラ復活、窮地に立たされるマーク、そこにゴジラが出現、死闘!飛び去るキングギドラ
ラッセル博士が自ら進んで傭兵部隊に協力していると知ってショックを受けるモナークの面々!
ラッセル博士はオルカを使って…地球上の全ての巨大生物(確認されているだけでも17体)を覚醒させ…
人類により汚染された地球環境をリセットし、巨大生物と共存する新たな世界を生み出そうとしている
メキシコのモナーク前進基地内の火山からラドン、逃げ惑う住民達
そこにキングギドラ出現、空中戦も…ラドンは敵でもなし、更にゴジラが出現、戦闘
米軍は怪獣を葬るため、新兵器“オキシジェン・デストロイヤー”を使用
半径3kmの生命体を殲滅させる兵器が…ゴジラとキングギドラに放たれる
果たして怪獣達と人類の運命はどうなっていくのか?


何と言いましょうか?ゴジラ愛に満ちている映画ですね!
IMAX・3Dは大正解でした!これでもかのド迫力!余力があればコチラの設定でどうぞ!
(今回行けなかった子供2号にはIMAX・3Dを勧めると子供1号)
だいぶ日本版ゴジラを研究されていたのでしょう
あれやこれや懐かしいものが出てきます
まあアメリカ版でモスラやキングギドラが観られること自体凄いことですが
対ゴジラ兵器「オキシジェン・デストロイヤー」が出てくるとか!
ゴジラの臨界点だとか…赤ゴジラ!
ゴジラのテーマ曲、モスラのテーマ曲!鳥肌もの!まさか掛かるとは思わなかったんでね!
(念仏は笑い)
しかし今回一番驚いたのは…(笑ったのは?)
古代文明のゴジラの壁画の横にカタカナで「ゴジラ」の文字!
やはり超古代文明から日本は…(笑)
そうだ今回もだけど…「ガッジーラ」ではなく「ゴジラ」で通してもらったのは、良いですね!
ラドンが「ロダン」だったのはチョット残念でしたけどね!
あと途中途中で「コング」「髑髏島」のセリフ、そして…エンディングスクロール中の説明!
次作「ゴジラVSキングコング」の宣伝か?
でも2者を戦わせるのは無理がないかな?
それでもアメリカの代表的モンスター!一度は戦わせてみたいのか?
観るかどうかは、その時の気分次第です!
で、今回の評価ですが…いろいろ頑張ってもらってるんですが
あちこちと気になる点アリです…アメリカ人は、高放射能ということを理解しているのか?
(ゴジラとキングギドラ゛どらの戦闘中の足元で人間が活動できるか?)とかね
でも、子供1号と共に楽しめました!子供1号の評価も良かったので、
としました!
ちなみに公開2日目の第1回(10:00)、313席の映画館で満員です(TOHOシネマズ新宿 SCREEN10)
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 ゴジラ VS. コング/GODZILLA VS. KONG 
[MONSTER PANIC]
2021:アメリカ作品/2021.07日本公開(東宝)
監督:アダム・ウィンガード
出演:アレクサンダー・スカルスガルドミリー・ボビー・ブラウンブライアン・タイリー・ヘンリー
ジュリアン・デニソン
レベッカ・ホールケイリー・ホトルカイル・チャンドラー
小栗旬エイザ・ゴンザレスデミアン・ビチル
ロニー・チェン/他
vs キングコングってだけで、ちょっと悩んでいます
日本製のゴジラとアメリカ製のキングコングで戦うとすれば
そりゃキングコング有利な内容になるんだろうし…
次のことを考えれば、痛み分けでゴジラが最後に海へ逃げておしまいなんてのが見えている
でもな…せっかく観るなら、IMAXレーザー・3Dを選択
映画自体は、TOHOシネマズ6ポイント行使して0円…
IMAXレーザー・3D分のみ1000円支払って観ます!

STORYは…
ゴジラとギドラとの戦いから3年後
髑髏島にあるモナーク第236前進基地、コングが島の環境を再現したドームの中で生活
コングとゴジラは太古からのライバルで、ゴジラからコングの存在を隠すためのドーム
しかしコングも体長100mを超え…ドームに収容しきれない
そのストレスから暴れるコング
島でコングと共に育った少女ジア、彼女を養子にした人類言語学者アイリーン・アンドリュース博士
一方“大怪獣の真実”というネット放送を続けるバーニー・ヘイズ
何らかの陰謀を企むエイペックス・サイバネティクス社のアメリカ本社技師として潜入
陰謀の核心を掴もうとしていた
だがその時、ゴジラがエイペックス社を急襲
破壊しつくされた社内でバーニーは謎の機械を発見する
世間はゴジラを人類の敵として報じるが、バーニーはゴジラがエイペックス社を襲ったのは偶然ではないと放送
ゴジラに特別な思いを寄せるマディソン・ラッセルは放送を信じ、父のマーク・ラッセルが止めるのも聞かず
同級生のジョシュ・ヴァレンタインと行動を開始
バーニーの居所を突き止め、彼が観た機械の正体を探るため、3人は廃墟と化したエイペックス社内に潜入
その頃
エイペックス社のCEOウォルター・シモンズは主任研究員・芹沢蓮と共にデナム倫理科学大学の…
ネイサン・リンド博士を訪れていた
ネイサンは地球空洞説を唱え、空洞の中に巨大生物達の生誕の地があるという仮説
ウォルターは空洞の中に巨大生物の命を支えるエネルギーがあり…
それを利用すればゴジラに対抗する武器が作れるという
そしてネイサンに自説を立証するためにも、エネルギー源へ旅する手助けを依頼
ネイサンは古い友であるアイリーンにコングの故郷へ帰る帰巣本能を使って…地下空洞へ
コングを故郷に帰したいという思いがあるアイリーンは、彼への協力を了承
空母に護衛され、特殊輸送船で地下空間に通じる穴がある南極へと運ばれていくコング
そのコングを海上でゴジラが急襲
海での戦いを苦手とするコングが苦戦
ネイサンの機転でピンチをやり過ごす…去っていくゴジラ
〈地下空洞〉
マディソン達はエイペックス社の地下深くまでエレベーターで降り、リニアモーター・システムのポッドに…
閉じ込められ、高速発進、一路香港へ
南極に着いたネイサン達は、コングの案内で地下空洞の中にある原始世界に辿り着く
コングはこの世界の中に自分の種族が築いた巨大な宮殿を発見し、先祖が残した斧を手にする
〈香港〉
その頃香港に着いたマディソン達はスカルクローラーを粉砕するゴジラそっくりのメカゴジラ
それこそウォルターが秘かに製造していた対ゴジラ兵器!
その存在を感知したゴジラが香港に現れる!地下空洞に向けて熱戦を放射
その威力によって、たちまち香港と地下空洞が繋がる
コングはゴジラの存在を感じて、地下から香港へと向かう
そして地下旅行に同行していたウォルターの娘マイア・シモンズから…
ゴジラの命を支えるエネルギーの情報がメカゴジラに送られた!
フルパワーになったメカゴジラとコング、そしてゴジラは香港の地で…激突する!


大雨の東京ですが、映画館は3割強の入り、まあIMAXで1000円加算のスクリーンですからこんなものかな!
座席は1席おきのルールがないようなので、すぐ隣に人がいる
ポップコーン&コーク?食べながら観ていたので、ほぼマスクしていない人が隣にいるのは
チョット気になるようになってしまった…私!
閑話休題…
やっぱりアメリカ映画のため
「キングコング」の映画に無理矢理ゴジラを出して、より派手にするためメカゴジラを付けて足した感じ
やっぱりアメリカのゴジラは、トカゲ色が強いな!まあ当初から見ればまだマシだが…
まあ地球の敵(悪)に対して、戦いを挑むということの流れは理解いただいたようだが…
(相手がモスラや日本版メカゴジラの場合などを除く)
(そもそもゴジラ誕生の理由は無視されているんだな)
メカゴジラを動かすたびに小栗旬が白目剥いているいるのは…失笑
どうりで、{言葉少なく}積極的に宣伝しないわけだ!
アメリカはもうゴジラ映画撮らないでいいよ!
キングコングで映画作っていたらいいよ
放っておくと、「アベンジャーズ」みたいになってしまうのが恐怖である!
ゴジラとキングコングとモスラとラドンとメカゴジラとキングギドラと米国軍が協力し合って
宇宙の巨悪と戦う映画なんか作らないで欲しい!
このままでは(もう戦う相手もいないので)絶対にその方向に向かっていくに違いない
まあアイアンマンだとか、バットマンとは組まないとは思うが…
やりかねないので…チョット心配ではある!
それから舞台は香港なんだけど…まあ興業的に致し方ない?
まああれだけ超高層ビルが密集しているのが“絵”になるのだからね…まあしょうがないのかもね!
ちなみに公開1日目の第2回(10:25)、313席の映画館で100人程度の入りです(TOHOシネマズ新宿 SCREEN10)
2011.09format



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 GODZILLA/怪獣惑星 
[ANIMETION]
2017.11:日本映画(東宝)
監督:静野孔文瀬下寛之   原案・脚本:虚淵玄
声の出演:宮野真守花澤香菜杉田智和梶裕貴小野大輔堀内賢雄
櫻井孝宏山路和弘
諏訪部順一三宅健太中井和哉/他
まさかのアニメ版ゴジラです
子供1号・2号も観に行くというので、一緒に行くこととしました(ムビチケ3枚購入)
アニオタの子供達の情報によれば、原作者の虚淵玄〈ウロブチ ゲン〉氏はその道で有名な方とのこと
納得いく展開になるか?ハッピーエンドならぬバッドエンドもありうるかも!?と…
今までのゴジラとは一線を画したものと考えていた方が良さそうですね
まあアニメならではの荒唐無稽で大迫力ある映像を期待して行くこととしましょう

STORYは…
20世紀末、放射能濃度上昇、急激な環境変化を察知した地球意思による生物淘汰現象発動?
1999年カマキラスに端を発した巨大生物「怪獣」の出現、戦闘
2030年、その怪獣を駆逐する究極の怪獣「ゴジラ」出現、戦局は一変、世界中を蹂躙
その間、2035年にエクシフ、2036年にビルサルドと2度にわたる異星人の飛来
人間に新たな科学技術をもたらす
しかし無敵のゴジラ、異星人との共闘による健闘も空し、2046年、対ゴジラ最終決戦と位置付けた戦いに敗北
人間、エクシフ、ビルサルドの人類は地球における生存圏が僅か10%となり…
ついに「地球外惑星移民計画」を実行に移す
2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人類、恒星間移民船アラトラム号で…
11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指して旅立つ
20年を掛けた亜空間航行、タウ星eの地球との環境条件差、予想値外…人類が生存できるものではなし
移民船に乗る青年ハルオ・サカキ大尉、4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され…
20年間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた
移民の可能性を閉ざされた人類、ハルオを中心とした「地球帰還派」が主流に!
危険な長距離亜空間航行を決断、地球を目指す
だが帰還した地球は、既に20,000年の歳月が経過、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界に!
果たして人類は地球を取り戻せるのか?そしてハルオの運命は?


わー!パンフレットのストーリーが最初の5分位しか書いてない!
覚えてるうちに打ち込めるだけ打ち込まねば!
20世紀末に出現した怪獣、その頂点に立つゴジラとの戦い、地球に飛来した2種族の異星人…共生
ゴジラとの戦いに敗走した人類&宇宙人、一度は捨てた地球
新たな植民地を目指し、亜空間航行を重ねて20年後、植民星は望み薄、地球帰還!
地球時間にして20,000年後、そこは怪獣達が支配する世界だった!
彼等は怪獣達、いやゴジラから地球を取り戻すことができるのか?
アニメなのだから当然のごとく、実写不可能な映像が創りえる、どんな設定も可能である
沢山の種類の怪獣が出現、2種族の人間型宇宙人も出てくる…アニメならでは!
(歴代最大のゴジラ!との宣伝文句だが…比較対象物がなくて良く分からないのは笑い)
しかし何の情報もなしに「シン・ゴジラ」からの流れで期待して観に来ちゃった人は、戸惑ったろうな
別次元の別物ですよ、しかも3部作の第1作ということで、謎をばらまいて終わっちゃった
ストーリーの展開としては虚淵玄氏らしい…らしい、そんなものか
私的には…1作品としては、なんか物足りなさを感じてしまった
ところで次作は「●●●●●」が出てくる!?エンドロール後に出てきた少女は何者?早く知りたいところだが…
第2作は、半年先の2018年5月公開、なんか待たされるのね…、そして第3作はいつなのかな?
来春、子供達が2人そろって社会人ととなる我が家、次は3人で観に行くのだろうか?
子供達とストーリーや設定について話したりなんて時間を共有することもなくなるのかな、チョット寂しいかも
まあいい大人が3人して「アニゴジ」観てるのも変かな?
まあ評価は続編を観てから考えます
話は全然変わるが、実は今回は映画だけが目的ではなく…
以前、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観に行ったとき、子供1号と…
昼食にTOHOシネマズ新宿の1Fにある「串家物語」…自分で揚げる串揚げ食べ放題のお店に行ったのだけど
映画に行かなかった子供2号が興味?1号が煽った?
GODZILLA/怪獣物語を新宿に観に行って、「串家物語」に一緒に行くという、スケジュールを組まれてた
ということで、仕事のある初日金曜日はパス
舞台挨拶付きの土曜日昼間帯は前売り券が全席売り切れ
やむなく公開3日目のお昼の回を観に行くこととなりました、まあこんなこともあるのね!
ちなみに公開3日目の第2回(11:00)、501席の映画館で6割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN9)
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 GODZILLA/決戦機動増殖都市 
[ANIMETION]
2018.05:日本映画(東宝)
監督:静野孔文瀬下寛之   原案・脚本:虚淵玄
声の出演:宮野真守花澤香菜杉田智和梶裕貴小野大輔堀内賢雄
櫻井孝宏山路和弘
諏訪部順一三宅健太中井和哉
上田麗奈小澤亜李/他
アニメ版ゴジラの第2弾です
子供1号・2号が就職して東京を離れたので1人で観に行くこととなりました…寂しい
が、観る気満々でムビチケ購入済みです

STORYは…
超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、散り散りになってしまったハルオ達…
ハルオを救ったのは、人類の生き残り?「フツア」の民、ミアナ
フツアはこの地球で初めて出会った人型の生命種族、彼らは人類の子孫なのか
「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ、挑むもの、抗うもの、全て炎に包まれて消える」という彼ら
「これは、人類の手に地球を取り戻す、最後のチャンスなんだ」と繰り返すハルオ
一方ビルサルドの指揮官ガルグ…
フツアの持つ矢じりが“自律思考金属体=ナノメタル”でできていることに気付き歓喜
それは21世紀に彼らが富士山麓で「対ゴジラ決戦兵器」として開発も…
起動寸前で破壊された〈メカゴジラ〉を構成するものと同じ物質!
その開発プラントが今も残っている証
この発見を機に、ハルオ達は〈対ゴジラ・アース戦術〉を編み出し、超巨大ゴジラに挑むが…


予想はしていたが、今回もパンフにストーリーは僅かに書かれているだけ
さっさと書かねばなりませんね、ハイ!
ああ、ネタバレしてますのでご注意を!
主題に入る前に、脇道から行きましょう
フツアの民って、インファント島の住民を模しているのでしょうね
小人の双子の代わりに小柄なマイナとミアナ
「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ…」とはモスラだな
で、モスラは出てこないのだな
で本題、今回はメカゴジラが主役かと思いきや、メカゴジラを構成したナノメタルが増殖した都市!
絶体、メカゴジラとの対決が観られると思ったら肩透かしを食らう
まあ題名見ればそのままなんだけどね
でも巨大化したゴジラ・アースと戦うには城塞都市というのは納得
でも観たかったなメカゴジラ、代わりにヴァルチャー?
そうは言いつつ、まあ楽しめたかな
今回もエンドロール後に重要シーン
次回はあいつが出てくるのかな!?
ちなみに公開2日目の第1回(9:00)、292席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズ日本橋 SCREEN8)
2011.09format



 GODZILLA/星を喰う者 
[ANIMETION]
2018.11:日本映画(東宝)
監督:静野孔文瀬下寛之   原案・脚本:虚淵玄
声の出演:宮野真守花澤香菜杉田智和梶裕貴小野大輔堀内賢雄山本兼平
櫻井孝宏山路和弘
中井和哉
上田麗奈小澤亜李/他
いよいよと言いますか、やっとと言いますか?第3弾、完結編です!
どう決着するのでしょうか?地球をゴジラから取り返せるんでしょうか?
早々とムビチケ購入して、待ってました!が…
アレヤコレヤで公開1週間遅れで観に行きます
おっ、先週の映画興行収入の上位に入ってるじゃないか!これは期待してよいか?

STORYは…
人間達に広がる敗北感と虚無感
宗教種族エクシフの大司教メトフィエスは…ハルオが生き延びたのを“奇跡”と唱え、信者を増やしていく
それはエクシフが秘め隠してきた“究極の目的”
そんなメトフィエスを警戒するフツアのマイナとミアナ
ハルオは自らが“人”として何を為すべきか自問する
やがてゴジラ・アースを打ち倒す者がいなくなった地球に降臨する…金色の閃光を纏ったギドラ!
天地を揺るがす超次元の戦いが始まる
ゴジラとは何か?人が為すべきことは何か?ハルオが目にする未来とは?
今、その全てが明らかになる!

うーん、どうだろう?
キャラ設定がそうだったから仕方ないけど、宗教種族エクシフか…
あ・な・たは神は信じますか?ハルオが生き延びたのは奇跡です!さあ神の名を唱えましょう!
さあ〜ご一緒に…!ギドラ〜!!!
暗躍するエクシフ、信者獲得、邪魔者のフツアを排除!利用されたハルオは逃げる!
なんか宗教勧誘を描く映画
降臨したギドラ!ゴジラはやられてるだけ…動きなし
そうか、今回のシリーズはゴジラがメインの怪獣映画じゃなくて…
対ゴジラを背景とした、ハルオを代表する人類と宗教の映画だったのだな、まあ人間ドラマ
なんか怪獣達は活躍せずといった感じでした
(影だけだかモスラも出てきた)
なんかストーリーの後半は書かなくてもいいよね?そんな気分
まあヴァルチャーで突入ということで…
映画館は満員でしたが、観終わった時の劇場の雰囲気の暗いこと…
ネットで評判を見てみたら、低いね!
ちなみに公開9日目の第1回(13:20)、119席の映画館で満員の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN6)
2011.09format