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薬と肥料


元気なトマトを作るために、最良の環境を整え、最良の肥料と、必要最低限の薬を与えます。
現在田中ハウス農園では、以下のものを使っています。

肥料
(大塚ハウス肥料シリーズ使用)
大塚ハウス肥料
養液栽培に使用することを目的として作られており、
ナトリウム、塩素、重金属等の不純物を極力少なくした、高品質の肥料です。

(M式養液栽培の場合)
大塚ハウス1号(割合1.5) 大塚ハウス2号(割合1) 大塚ハウス5号(割合0.5)
窒素 10.0
内アンモニ ア性窒素 1.5
 硝酸性窒素 8.2
リン酸 8.0
カリ 27.0
苦土 4.0
マンガン 0.10
ホウ素 0.10
鉄 0.18
銅 0.002
亜鉛 0.006
モリブデン 0.002

 

硝酸性窒素 11.0









石灰 23.
 アンモニア性窒素 1.5


カリ 9.0

マンガン 2.0
ホウ素 2.0
鉄 5.70
銅 0.04
亜鉛 0.08
モリブデン 0.043


肥料作り 肥料の原液を
作っているところ。
この原液をさらに薄めて、
水路に流します。


(TC21養液栽培の場合)
TC−21専用肥料A号 TC−21専用肥料B号
窒素9.0
内アンモニア性窒素1.0
 硝酸性窒素7.8
水溶性リン酸9.0
水溶性カリ28.0
水溶性苦土4.0
水溶性マンガン0.100
水溶性ホウ素0.100
鉄0.18
銅0.002
亜鉛0.006
モリブデン0.002


硝酸性窒素11.0









硝酸石灰(カルシウム)16.4


pH調整剤
pH調整剤「ダウン」
(「アップ」もあります。
 うちの場合ほとんど使いません。)
培養液のpHが6.5以上のとき、pHを下げるために使います。
使用している天然水のpHは普通、6.3なのですが、ロックウールの使用により、グラスファイバーが水となじむまで、pHが6.7〜6.8くらいに上がってしまいます。
その間だけ、調整剤により、pH調整します。

葉面散布剤
トマトが赤くなり始めた頃、栄養剤を、葉面に散布します。
栄養補給によって、糖度をアップすることができ、
病害防止にもなります。

カルクロン カルシウム補給
カルシウムエキス カルシウム補給
リーフ・アップV3 天然病害防止
エバホウソ ホウ素欠乏予防 ↑カルシウム剤・エバホウソ

さらに…
糖度をアップするために、有機肥料を加えます。
有機栽培は水耕の性格上難しいものがありますが、液状の有機肥料(堆肥)を加えることができます。
たくさんは使えません。


昨春、使用できる農薬の基準が大きく変わりました。
それを機会に、使う薬を見直そうと思いました。
とりあえず、今まで使用していたものは使うのをやめました。
今、葉面散布や水和剤の殺虫剤は一切使用していません。

環境を整え、丈夫な苗を育てることにより、病気に強くなり、
使う薬の量も、減らすことができるという基本理念は変わりません。

ラノーテープ

温室コナジラミの除去
コナジラミを防除する、特殊テープです。
詳しくはこちら
ベルクート水和剤
トリフミン薫煙剤
葉の病気に対しての殺菌剤
(葉カビ・灰色カビ・リンモン病・萎凋病・エキ病など)
※ハチには害がありません。


消毒(画像はこちら
苗を定植する前に、養液を流す水路を消毒します。
ケミクロン きれいな状態にしてから、新しい苗を植え付けます。その消毒剤は十分に水で流します。
こうして、連作障害の心配もなく、何度でも繰り返し、植えることができます。
プール用塩素中和剤

music by Sora Aonami