人間ドックの聴力検査ですら、段々なんやらそら耳が聞こえてくるような気がする身には、分析官の能力の高さと己にはこれしかない!と自分を信じる姿に圧倒される。ジーニアスの話は畏敬をもちその孤独さを哀しみそしてひき込まれる。
ストーリーだけでなく、コックピットのシュミレーターも見れて面白かった。あんなんなんや。
そして映画にはボイスレコーダー(ブラックボックス)が現われる。それはパインの缶詰くらいの大きさでオレンジ色していて、中には衝撃を抑えるためのゴムかウレタンみたいなのが詰め込まれていた。その黒い物体を取り除くと基板みたいなんが出てくるねん。
航空機には最新技術の粋が集められているとはいえ、主人公と同じく機械って繊細なもんなんやね。想定外のことが起こりかねない。リスクを少しでも減らさないといけない。
エスカレータを駆け下りる人たちを見ていると「下は空っぽなのに、怖くないんやろか」とこちらが怖い。
マスクをつけるのつけないのとごねる人がいるけど、まいど荷物と人の重量計算している航空機に乗るんやったら、機長のゆうこときかんかい!