クリスマスまで後4扉(12月21日)ってところでサンタは「全員にクレヨンのおまけ」と気まぐれを言いだし、エルフのリーダ、目ガネをかけたマグヌスが「残業してもムリです」と抗議してんのにサンタ社長は「効率悪いんちゃう? 働き方改革や!」なんて言うもんやから9万2千人のエルフが全員倒れてしまう。
エルフを治すためのカカドゥプラムの果汁(要するにビタミンC)を求めて、サンタは地球に向かうがムーランルージュの赤い光にひかれパリに降り立つ。
感想
日本の子供からひらがなでサンタさんにお手紙来てた。キティちゃんのシールがはってある。「まどか」って読める。
「ディディエ」、
「ミッション・クレオパトラ」のアラン・ジャバが監督・脚本・サンタのアクの強いおとなのクリスマスストーリー。
緑色の服を着たサンタが頑固で自己主張が強くサンタなのに何故かふらんす人。サンタは寝てる子供しか知らないってのも楽しい。
そしてサンタは全てのおとなの子供時代の願いを覚えている。髭づら強面の警官に「今でも人形遊びを?」って言うねん。
見どころは3つかな。
しょっぱなのサンタのスノボシーンもいいけど、エルフたちのユニークなおもちゃ作り、ポップコーンみたいに羊のぬいぐるみがポンポンできる。サンタとトナカイの「んご。んご」会話、最後のソリでのパリ空中遊覧飛行。
サンタが舞い降りた家のママ・アメリが
「バハールの涙」のバハールとは。本作ではほんまにべっぴんさんです。
このご時世、目がくいつくのは男も女も兄弟もハグしてチュッチュチュッチュの濃密接触。うん。感染するね。