2009年3月の映画  戻る


天使の眼、野獣の街 EYE IN THE SKY
2007年 香港 90分 
監督・脚本 ヤウ・ナイホイ
脚本 オー・キンイー
撮影 トニー・チャン
キャスト ケイト・ツイ(ホー「子豚」)/サイモン・ヤン(ウォン)/レオン・カーフェイ(チャン)/マギー・シュー
メモ 2009.3.21(土)晴れ 心斎橋ビッグステップ・シネマート
あらすじ
「ザ・ミッション」「暗戦」「ターンレフト ターンライト」、「エレクション」の監督ジョニー・トー門下のヤウ・ナイホイ初監督作品。
香港警察の情報課、監視班。ハイテクを駆使し容疑者の監視と追跡を行う部署。警察内部でさえベールに包まれている。監視班と宝石強盗犯の攻防をスリリングに描く。
感想
臨場感溢れる作品。まとはずれかもしれんけど、「スリ」とか「抵抗」の緊張を思い出す。ハイテクだけではなく、人間が記憶や知恵を振り絞る所を大きく描いている点にも好感を持つ。主犯の「影の男(ホローマン)」を、懊悩の末割り出す情報分析班のリーダがいいな。
最初は、誰がいいもんか、悪いもんかわからん内に次々場面が変わり、ついていくのにいっぱいいっぱい。なんか不満が残るとしたら、もう一度じっくり見たいという所か。
デブ(ファットマン)が見張りについている時に、コンビニでチキンにぱくついている客を見て自分も食べたくなり、カード払いしたらそこが突破口になったという脚本が、良くできている。
お薦め度★★★★戻る