煉瓦のこと       



 旭川に架かる山陽本線鉄橋の橋脚は、上り線が明治開通時の煉瓦造、下り線が大正複線化時の鉄筋コンクリート造です。建築物の構造として、煉瓦造は、幕末期に西欧から導入され明治時代に全盛期を迎えますが、濃尾地震や関東大震災で多数の倒壊被害を出すこととなり、鉄筋コンクリート造へ時代が変わります。
 ここでは、これら新旧の構造が隣り合って林立する光景が楽しめます。







 煉瓦よりコンクリートの方が強いはずですよね? しか〜し

 大正期鉄筋コンクリート造の基礎部分は煉瓦なんですよ


 こっちの橋脚も足元は煉瓦!! 


専門家の方、どなたか解説してくれませんか?
下るたびに気になってしょうがありません (ToT)

PS 歴史遺産めぐり「山陽本線鉄橋」で引用した小説「阿呆列車」は、マンガ本が岡山市幸町図書館にありますので、オリジナルを読む暇のない方はご活用ください。

 (2017年7月30日 記す)