匂の館
1.人形展
粘土で人形を作り始めてはや3年。
ようやく日の目を見る事ができました。
なんと、
『第一回 怪大賞』
で佳作に選ばれてしまいました。
小説の方の評価はボロクソでしたけどね・・・
そちら『匂山人夜話』の方は、
兄のりへいのホームページで紹介してくれてるみたいです。
興味あったら読んでみて下さい。
【垢嘗め】【足長手長】【雨女】【いそがし】【一反木綿】【煙煙羅】【影女】【桂男】【鎌鼬】【髪切り】
【岸涯小僧】【加牟波理入道】【狐憑き】【毛羽毛現】【算盤坊主】【タンコロリン】【釣瓶落とし】【手の目】
【のっぺっぽう】【貘】【火間虫入道】【日和坊】【吹っ消し婆】【箒神】【魍魎】【目目連】【夜行さん】【山童】【轆轤首】
今丁度、風呂桶を嘗めてるところです。 見難いですが、 ちゃんと長い舌は桶内をペロペロやってます。
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二体で一体の妖怪です。 肩車してるんですけど、結構作るの大変でした。 手長が持っているのは蛸(たこ)です。 ちなみに、バランスをとってやるとちゃんと立つんですよ。 |
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長い舌で降る雨を味わっているところです。 なんとなく淋しそうな雰囲気は出ましたかね?
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終始忙しい妖怪です。 ひょうきんな感じがよく出たと思います。 動きもあって中々気に入ってます。 |
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実はこれ、箸置きなんです。 手の部分に箸が置けるようになってるんですね。 一応4人分同じものを作ったつもりなんですけど・・・ そう云えば、一反木綿の箸置きって境港でも売ってました。 多分、わたしの方が先だと思いますけど。
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煙の妖怪なんですけど・・・ どだい粘土で煙の質感だすなんて無理無理。 でも、まあ、なんとか煙煙羅かな・・・
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これは結構制作時間が掛かりました。 と言っても、全体で丸三日間くらいで仕上げたので、 色塗り込みでも一時間弱くらいでしょうか。 急いで造らないと、粘土って固まっちゃいますからね。 |
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パーツが多いのでちょっと苦労しました。 月に生える桂の木を守っている妖怪だそうです。 なので、イメエジは雲と筋肉隆隆のマッチョマンです。 虹を演出したのは、全体の色が寂しかったからです。
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これ載せるのやめようか迷いましたが・・・ 一番初めに造ったと云うこともあり、かなりセンス悪いです。 鎌鼬は三位一体説が強い為、 無理矢理造ったらコレですよ。下手くそ。 でも、ちゃんと三番目の鎌鼬は薬壺を持ってるでしょ。 芸は細かいんですが。
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髪切り(kamikiri):
ちょっと思い入れのある妖怪だったので、 出来上がりが大きめでした。 人の髪の毛を勝手に切ってしまう悪戯妖怪です。 |
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岸涯小僧(gangikozou):
色を塗ったらヌルッと感が出ました。 良いデキのものと比べると、ちょっと雑でしたかね。 何しろ巻き巻きで制作したもので・・・。 |
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便器のうんこから飛び出させちゃって汚いですけど、 妖怪と云うかトイレの守り神なんですよ、本当は。 加牟波理入道型の消臭剤とか、 上手いことペーパー・ホルダーにして、 『守り紙』なんてネーミングで売り出したら如何かな? わたしだったら、絶対買いですね。
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狐憑き(kithunethuki):
狐って本当に人間に獲り憑くんでしょうか? 日本各地のみならず、 中国にも狐憑きの話しはあるようですよ。
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毛羽毛現(keukegen):
鳥山石燕の創作毛もじゃ妖怪です。 希有怪訝にもひっかけた名前のようです。 希有(けう)とは、滅多にない、珍しいことを云い、 怪訝(けげん)は、いぶかしい様を云うようです。 しかめっ面をした孤独が好きな妖怪なんでしょうね。 気難しいアーティストタイプとでも言いましょうか? |
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算盤坊主(sorobanbouzu):
算盤苦手な小僧さんが、ソレを苦に自殺しました。 その念の強さから生まれたと云われる妖怪です。 無邪気に算盤を弾いてますが、 本当は全然できないの。 実は、わたしも算盤は五級までしか続きませんでした。 習い事って、好きじゃないと飽きちゃうんですよね。 |
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タンコロリン(tankororin):
可愛い名前ですよね。でも迫力あるでしょ? 古くなった柿が化けた妖怪と云われます。 そう云えば、柿って今が旬ですよね。 わたし、バナナの次に嫌いなんですよ、柿。 タンコロリンに襲われちゃいますかね? |
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釣瓶落とし(thurubeotoshi):
これ本当は、一輪挿しにしようと思って作ったので、 頭に穴が開けてあるんです。 でも、 「キモいからやめて!」 って怒られちゃったので、 今は木箱の中に封印してます。 「夜業済んだか、釣瓶下ろそか、ギイギイ・・・」 |
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手の目(tenome):
顔に目が無いから、鼻の穴が大きいのが目立ちます。 なんとなくわたしの亡くなった爺さんに似ています。 それに婆ちゃん(も既に死んでます)にも似てるかな? ま、年取ると爺さんだか婆さんだか、 はたまた、どれがどれだか見分けるのが大変ですもんね?
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ぬっぺっぽう(noppeppou):
わたしのイメエジですと、 ぬっぺっぽうはピンク色だったんです。 でも最近気付きました。 肉の塊の妖怪ったって、当然腐った肉ですもんね。 本当は、土気色なんでしょうね。 その方が雰囲気も出るんでしょうし。 どうも自分をモデルにしてしまいがちでイケマセンな。 |
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貘(baku):
格好は熊の様で、鼻は象、目はサイに似て、 尾は牛の様であり、足は虎のように太く斑点がある、 と云った容姿の妖怪なんだとか。 ちゃんとそう云う風にできてるでしょうか? 日本でもメジャーですが、もとは中国妖怪でしょうね? 夢を食べると云うのも有名ですよね。 |
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火間虫入道(himamushinyudou):
江戸時代に流行った文字遊戯『ヘマムショ入道』 から生まれた説や、 火に寄って来るゴキブリの変化と云う説もあるようです。 よく見ると、 顔がカタカナのヘマムショでできているのが判ると思います。
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茨城県に伝わる怪異で、 山肌にコイツが薄っすら浮き出ると、 もうじき雨があがると云う知らせなんだとか。 また、 「日和坊、出てくなんしょ」 と言って祈ると、 お天気に恵まれると伝えられているようです。 実は、テルテル坊主の元祖なんですね。
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吹っ消し婆(fukkeshibabaa):
提灯火や行灯火などの灯りを吹き消して、 悪戯する妖怪です。 今は蝋燭ってあまり使われませんからね。 まあ、安心です。 蛍光灯じゃ吹き消しようもないでしょうし・・・。 行灯まで作ってみましたけど、 逆に判りづらくなちゃったかな?
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箒髪(houkigami):
このシリーズでは、 一番最後に作った作品です。 自信作です。 写真だと判りづらいかもしれませんが、 実物は結構細かい細工がしてあります。 最後だったので、粘土の渇きも心配要らずで、 じっくり手を加える事ができました。 今後はまとめ作りはせずに、 コレの様に丁寧に作ろうと思います。
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魍魎(mouryou):
魑魅魍魎と云うくらいですから。 妖怪変化の代表格なんでしょうね、こいつは。 墓を荒らして、死人の骨をしゃぶる恐ろしいヤツです。
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目目連(mokumokuren):
『壁に耳ありクロード・チアリ』 って一時流行ませんでした? 正しくは、 『障子に目あり』 でした〜。 まさにその通りの妖怪ですね。 全部クロード・チアリさんの目で〜す。 違うだろって・・・。 |
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夜行さん(yagyousan):
なんで妖怪なのに、さん付けなんでしょうか? 偉いの? それはまあ置いといて。 この妖怪、 百鬼夜行日に首無しの馬に乗って街を徘徊するそうです。 だから、この日の夜歩きは控えましょうね。 因みに、百鬼夜行日とは、節分や大晦日などを云います。
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山童(yamawaro):
これも結構自信作です。 棚などに腰掛けられるように、 バランス良く造ってありますので、 インテリアに如何でしょう? ・・・はい、キモいね。 判りました、ちゃんと封印しますって。 妖怪って可愛そうだなぁ・・・
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轆轤首(rokurokubi):
イマイチなデキです。 なかなかバランス良く座っていてくれないもので、 首にひねりを加えちゃいました。 あんまり螺旋首にしちゃうと、 うんこっぽくなっちゃうし、 ちょっと作るのに苦しい作品でした。 初期のモノなので、顔も今一つイケてませんね。 |
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お約束通り遂にアップしましたよ、新作妖怪。
2004年版です。
前回は、
わたしのエッセイにあわせた妖怪達を作りましたが、
今回は、
わたしが作りたい妖怪を抜粋して作り始めました。
少しずつですが、展示して行こうと思います。
どうぞご覧になって下さい。
※説明書きの下部に別加工の写真を加えてみました。
それはそれで面白いかも?
でも、ピントのブレは直りません。わたし、写真撮影下手なんで〜す。
【釣瓶火】【山爺】【さがり】【袖引き小僧】【キジムナー】【白粉婆】【天井下がり】【小豆洗い】【ひょうすべ】
【児泣き爺】【ぬりかべ】【呼子】【すねこすり】【けらけら女】【ぬるぬる坊主】【枕返し】【砂かけ婆】
【火取魔】【泥田坊】【おとろし】【ぬらりひょん】【あまめはぎ】【白蔵主】【河童】【油すまし】
記念すべき、 2004年度作品第一号です。 暫くぶりに作った割には良いデキだと思っています。 コレ、家の父も昔目撃した事があるそうです。
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写真だと細かいところが写らなくて残念です。 実物の方が絶対素敵なんですけどねぇ。 妖怪を素敵と言うのもなんですが・・・ 山に棲む妖怪って、 不思議と一本足一つ目が多い気がします。 何か因縁があるのかも知れませんね?
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コレも今一つ細かさが伝わりませんが・・・ ちゃんとぶら下がるような造りになっているんですよ。 昔、岡山県あたりに出没した馬の首の妖怪です。 |
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正直言って、息抜きで作りました。 簡単そうだったもので・・・ 人の袖を引っぱって悪戯する、埼玉県出身の妖怪です。 どうしてもわたしのイメエジで色を決定してしまうので、 行き過ぎてしまう場合もあるようです。 これは、宇宙服を着た豚みたいになっちゃいましたが、 れっきとした妖怪なんですよ。
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大変よく出来ました。 実物は他の妖怪と比べて小さめです。 特に小さい方のキジムナーは難しかったですが、 でもその分愛着があって可愛いです。 沖縄のガジュマルの樹に棲み憑く妖怪です。 こんなんですけど、火をはくんだそうですよ。
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意外と写真写りが良いですな。 今回の妖怪の中ではちょっと作りが落ちますが、 ちゃんとトックリを手に持っているし、 杖のお陰で、自力で立っていらるし、 良しとしましょう。 『脂粉仙娘』と云う白粉の女神に侍女として仕える妖怪です。
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結構長い作りでして、 下からのアンクルで写真を撮ると、 どうしても足側がボケてしまうんです。 これも実物の方が良いデキだと思います。 本当はもっと髪の量も多いんですけどね・・・ わたしの根性が足りなかった所為です。
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あっちこっちが折れちゃって、 大変苦労した作品です。 色を塗ったら、 かなり小豆洗いに見えるようになったと思うんですけど・・・ 如何でしょうか? ホント苦労したんですって。
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絶対実物の方が素晴らしいです。 かなり大きめですし。 我が家のワインラックにまたがって、 大人しく座っていますが、 これも作成中に首が折れちゃって大変でした。 爪楊枝を芯に使う事で解決しましたが・・・。 河童の仲間と云う説もありますが、 こいつを見掛けるダケで、悪事が起きると云われています。
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オギャー、オギャー! おや、爺が泣いてますか? やっぱりポピュラーな妖怪も作っておきませんとね。 作ったはいいけど、 どうしてもピントがあわないのです。 そのうち機会があったら実物を見てやって下さいな。 機会なんかあるか???
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もう一発、お馴染み妖怪行っときますか! よ、人気モノ。 かなり質感はでましたが、残念な事に立ちません。 色乗せ、乾燥の段階で、 微妙に足の長さが左右ちぐはぐになってしまった様です。 転び易いぬりかべって云うのも可愛いですよ。
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中々良いデキです。 ただ、これも微妙に立ちません。 足の裏が丸くなってしまったのが原因の様です。 山に棲む妖怪で、一本足ですからねぇ・・・ 一本足は立たせるの大変なんです。 コレを『山びこ』と呼ぶ地方もあるようですよ。
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実物と全然違うんです。 だってわたし、 目玉なんか作っても、書いてもいないもの・・・ 不思議ですが、この写真にだけ、 無い筈の目玉が写っちゃってるんです。 眠っていたすねこすりを起こしてしまっちゃ、 わたしのフットワークも重くなる筈ですよね・・・
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これもピントがきてなくてスミマセン。 もっと下からのアングルですと、 ちゃんと大笑いしてるように見えるんですけど・・・。 そうすると髪の毛が写らなくなるので、 けらけら坊主になっちゃうんですよね。 色々大変なんですよ、この企画・・・
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鳥取は米子での目撃談があります。 「海坊主の一種ではないか?」 と云う説があるようですが、 兎に角、油を塗ったようにヌルヌルしてるんだとか。 はい、白状します。 簡単そうなので作りました!
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我が故郷にあるお寺にも、 枕返しの間と云うのがありました。 「ご本尊に足を向けて寝ると、翌日枕を返されている」 と云った内容の言い伝えだったかな? だから実在したんですよ、コイツ。 ちょっと赤鬼っぽくなっちゃいましたけど、 本当はどんな妖怪だったんでしょうかねぇ?
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児泣き爺も、一反木綿も、ぬりかべも作ったら、 やっぱりこのお方もお作りしませんとね。 頭が大きすぎて立たなくなっちゃいました。 転んでばかりで、 これじゃあ砂喰い婆ですな。
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マイナー妖怪を作るのって、なんて楽しいんでしょう。 ポピュラーなヤツだと失敗を誤魔化せませんからね。 ところが、意外とこう云う知られてない妖怪の方が、 上手くできちゃったりするんですね、わたしの場合。 天邪鬼ですかねぇ? でもよく考えると、 『洋服に下駄』って如何云う事なのよ?
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意外とこの辺の妖怪が人気あるのは、 見てくれがそれらしく『怖い』からでしょう。 やはり、妖怪は怖くないとイケません。 わたしの作った泥田坊は、結構怖いですよ。 写り悪くて残念ですけども・・・
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なんか、ピントあいませんね。カメラの所為かな? 否、折角だから、妖怪の所為にしておきましょうかね。 お祓いしてない妖怪人形達は、 どうやら写真を撮られるのが嫌いなようです。 コレは、神社の守り神とも云われるそうで、 よく鳥居の上から落ちて来て、人を驚かすと云います。 「恐ろしい」がなまって「おとろし」だとか?
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実は、ぬらりひょんは2作めです。 前回も作っているんですが、 あまりにもデキが悪かったので載せられなかったのです。 今回は自信あるんですけど、ピントがねぇ・・・ 接写しすぎでしょうか? それとも照明の所為?
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東北や北陸地方に現れた妖怪だそうです。 一説では【なまはげ】の別名とも云われていますが? 怠け者にできる『なまけダコ』を剥ぎ取りに来ると云います。 イメエジよりも若干可愛らしくなってしまいましたが、 まずまずのデキだと思います。 決して、世に出して恥ずかしいシロモノではありません。
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制作時間がかかった割には、 今一つ納得の行くデキになりませんでした。 細かい事をやろうとしすぎたんでしょうね。 自分の能力を買い被ってはいけません。 途中で集中力が途切れてしまったので、 細かい部分と粗い部分のギャップが出ちゃいました。 とは言っても、 実物はそれなりには見えるんですよ・・・。
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重要な妖怪を作り忘れてましたよ。 河童、河童。 日本では最もポピュラーな妖怪ですものね。 実物は、ちょっと『ふかわりょう』似なんですが、 デキは良い方だと思っています。
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この妖怪も、何故かメジャーですよね? わたしが子供の頃、 一番絵に書きたかったのがこの妖怪です。 妖怪の割には可愛らしいので、 漫画にし易いんでしょうね。 粘土での造形も、し易かった方だと思います。
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以上で人形展はお終いです。
今後のパワーアップした作品をお楽しみに・・・