■エッソ(esso)シナジーカードと改悪
シナジーカード改悪
エッソ、ゼネラル、モービルで割引が受けられるシナジーカード。 最近大きく割引ルールが変わったので、改めてまとめてみました。
なんか、、、以前と比べてだいぶ変わってしまった気が… 年会費は1312円だったものが2100円に、年会費無料化の条件も125,000円→252,000円へと格上げです。 この変更に怒っているユーザーがちらりほらりと見えます。
チョトかなりのヘビーユーザーでないとメリットが享受できない気がします。
すでに持っているユーザーで、年会費がモッタイナイナという方は解約を検討してみてください。
シナジーカードのメリットとスピードパス
いろいろ改悪はあるものの、それでもシナジーカードのメリットのある方を探してみました。
まず家の近くにエッソ、ゼネラル、モービルがある方、特に広いスタンドのある方が大前提かと思います。 ウチの近くにも入りやすいエッソExpressがあるのでできれば使いたいのですが…
加えて。ガソリンのカード利用だけで年間252,000円ある方。 月あたりに直すと21000円/月ですので相当です。 このくらい利用のある方だと▲3円/Lの割引を受けられますし、年会費も無料にできるので、 シナジーカードのメリットが出てくるかと思います。
車以外のカード利用でも割引対象となりますが、 そのぶんメインカードでのポイントが溜まらなくなる&シナジーカードでは特段ポイントが貯まらない& 車にそもそも乗らなければガソリン割引の享受少ですので…ガソリン利用分だけで試算しとくのが無難です。 また月2万円以下の場合には▲2円/Lとなりますので、年会費を払ってまでシナジーカードを利用することはないと思います。
利用額の少ない方は、出光まいどカードプラス、コスモザカードオーパスがおすすめかと。 年会費無料で持てます。
項目 |
エネオス | 出光 |
コスモ オーパス |
JOMO | 昭和シェル | エッソなど |
年会費 |
カード1回 利用で無料 |
無料 | 無料 | 1312円 | 1312円 |
2100円 無料可能 |
割引額 | ▲2円/L | ▲2円/L | ▲2円/L | ▲3.5円/L | ▲1円/L〜 | ▲1円/L〜 |
ロードサービス | 無料付帯 |
+787円 オプション |
× | × | × | |
ポイント | ENEOSわいわいポイント。給油では付与ナシ。 | 1000円で5ポイント。ドコモ/ANAマイルに交換可。 | 200円で1ポイント。イオンのときめきポイントと合算可能。 | − | ||
リンク | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
それでもエッソで作りたい、エッソが一番便利なトコにある… こういう場合はスピードパス(Speedpass)をセットで検討してみてください。 スピードパスを使えば割引の効くエッソExpressスタンドは多々あります。 利用額が少ない場合、シナジーカード分の年会費を無料にすることはできませんが、 スピードパスを利用することにより割引分を多少積み増すことは可です。
ただ考えてみれば、スピードパスの引き落としカードはシナジーカードでなくても良いので… 引き落としはメインカードにしてスピードパスのガソリン割引分だけを享受すれば良いのかもしれません。 そうすれば無駄な年会費等を取られることナシに近くの便利なExpressスタンドが使えるかと思います。
ガソリンカードとメインカード
さてここで少し目先を変えて。クレジットカード全体を見てみます。 オトクなクレジットカードを持ちたいが、何枚もカードは持ちたくない… ではどんな機能が集約されてるカードが良いかというと…下記PickUpしてみました。
- Suica
- 年会費無料
- 海外旅行保険
- ポイント還元率
- ポイントの使い道、移行のしやすさ
- 1枚で済む便利さ
- ETC
- ブランド力
- ガソリン割引
- Edy
全部の機能、特徴を満たしてるカードはないですが、 個人的に優先するものをピックアップしてけば…余計なカードは作らず済むかもです。
ただこの中でガソリン割引のカードというのはチョト特殊かナと思います。 というのは、ガソリン割引のカードだけは“それ用に1枚”持ってる方は多いと思いますので… なんとも不思議なものです。
では具体的にどのカードが機能満載カードかというと…下記表にまとめてみました。
項目 |
ANAカード JCB |
ANAカード Suica |
楽天カード |
三井住友 VISAカード |
イオンカード Suica |
Suica | × | ○ | × | × | ○ |
年会費無料 |
2100円 ただし1000マイルボーナスあり。 |
2100円 ただし1000マイルボーナスあり。 |
◎ | 条件付き無料 | ◎ |
海外旅行保険 | ◎ | ◎ | 条件付き付帯 | ◎ | |
ポイント還元率 | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ |
ポイント使い道 移行しやすさ |
△ | △ | ◎ | ○ | ○ |
1枚で済む 便利さ |
△ | ○ | × | ○ | ○ |
ETC | ○ | ○ |
× 有料525円/年 |
◎ 一体カード可 |
○ |
ブランド |
△ JCB |
○ | △ | ○ | △ |
ガソリン割引 | △ | △ | △ | △ | △ |
Edy | ○ |
△ Edy付帯可。Suicaは無くなる。 |
○ | × | × |
まず1番手として挙がるのがANAカードJCBです。 マイルが稼げるカードとして人気がありますし、実際還元率も高いです。 年会費は2100円ですが、毎年1000マイルをもらうことができるので、実質は1000円ほど?です。
ただこのカードの欠点は、なんといっても“JCB”な点です。 他には年会費有料な点、あとは…飛行機に乗らない人はマイルを貯めてもしょうがない点でしょか。
またANAカードVISAなら海外の利用も問題ないですし、Suicaを付けることもできます。 最近はコンビニでもSuicaが使えて便利ですので、使いやすさはANAカードJCBを上回りそうです。
ただANAカードSuicaの欠点は、ポイントをマイルに移行する際、手数料が6300円掛かります。 JCBだと2100円で済みますので、この点はデカいネックです。 年間カード利用額が多い方は多少薄まると思いますが、 年間100万円くらい利用額がないとメリットが感じられないかもしれません。
とはいうものの。ブランド力はありますし、海外旅行時の保険も無条件で付きます。 移行料が掛かるとしても昨今のカードは“還元率▲1%”を超えてれば高還元カードと言えますので… 年間カード利用額の多い方は検討してみてください。
楽天カード
ANAカードの年会費有料がどうしても許せない場合。 年会費無料で選ぶとしたら、楽天カードの評価が個人的には最近上がっています。
以前はそれほど注目してないカードでしたが、 楽天を利用する機会が多くなり、『楽天カードがあればオトクだナ』と思うことが多々ありました。
楽天では楽天カード保有者に有利なポイント還元を実施しています。 楽天カードで決済するとポイント倍付けをしたり、 ポンカンサービスと呼ばれるポイントオトク制度も楽天カードに限った特典です。
楽天をよく利用しない人にはあまりメリットがありませんが、 楽天でよく買い物する人はメリットがあると思います。 ただ楽天カードの欠点としてはETCカードを無料発行できません。 他のカードはたいてい無料なのですが…楽天カードだとなぜか525円年会費が取られます。
ETCは他のカードで…という選択肢のある方は、楽天カードを持ちやすいかと思います。 ブランド力あるカードとは言えませんが、楽天カード自体は年会費無料で持てるので… 楽天以外での利用時も還元率▲1%あるので問題ないかと思います。
三井住友VISAカード
そして。なんだかんだで底力のある三井住友カードです。 私が一番最初に持ったカードで、且つ今もメインで使っているカードです。
まず。ブランド力は問題ないかと思います。 また年会費は通常1312円ですが、やり方次第で年会費無料にすることも可能です。 もともと有料のカードなので、年会費無料で使える特典としてはオトク感があります。
ポイント還元率は▲0.5%と低いです。ただカード利用額が少ない場合は、 年会費無料&海外旅行保険付帯など特典の厚いカードを選んだほうがオトクなので… 海外旅行に全く行かないという方は別ですが、海外旅行に行くと保険代が1万、2万と飛んできます。 微々たるポイント還元差よりもこちらを優先したほうがオトクです。
というわけで。年会費無料で持てるなら底力のあるカードであります。 このへんが総じてブランド力につながっているという感じでしょか。
イオンカードSuica
そして最後にイオンカードを挙げておきます。
イオンカードでなくても、最寄りによく行くスーパーのある方、 例えばヨーカドーだったりダイエーだったり…はたまた西友だったり、 このようなスーパーには▲5%割引デーがあるので、それを利用すればポイント還元率よりトータルでオトクかと思います。。
更にイオンカードの場合は、イオンカードSuicaがおすすめです。 特典はイオンカードと同じで、且つSuica付き&海外旅行保険付きとなっています。 明らかに普通のイオンカードと差がありすぎるので『いつか改定が入るのでは?』と思いますが、 今のところ改定される気配はないようです。
年会費も無料。隠れたオトクカードかと思います。
というわけで。メインカードとしてオトクなカードを挙げてみました。 これらのカードの補助的な形でガソリンカードを持つということになると思います。 そうすると利用するのは車のときだけ、年会費も無料なほうが良いというのが求められる事項かと。
近くにこれらの広メのスタンドのある方は合わせて検討してみてください。