と同様、電車でリスボンはロシオ駅へ戻ります。この電車、便利なことに15分おきくらいに出ています。発車まで時間があったので、友人は荷物を私の前の席に置き、ホームの売店へミネラルウォーターを買いに行きました。ひとり車内で、もらってきたパンフレットを見ていると、ドアが閉まる音が聞こえ、電車が動き始めたじゃないですか。乗車する前にホームで確認した、発車時間まではまだ数分あるはずなのに!。私たちは、違う電車の時刻を確認してしまっていたのか??

慌ててドアのところへ駆け寄ると、ミネラルウォーターのボトルを握り締めた友人と、ドアのガラス越しにご対面。あらら。この時、私は彼女を心配して駆け寄ったのだけれど、後続の電車に乗ってきた友人とロシオ駅で無事に再会した時、彼女が、「ハナコが電車の中から、満面の笑みで手を振ってた。」と。いやぁ、だって、こんな面白いこと、めったにないからさ・・・つい・・・。ねぇ。