てさて、旅のお楽しみと言えば、もっちろん!食事!!ですよね。海、もとい、川のそばの町ですもの、美味しいものが食べられるに違いない!とワクワクしながらリスボンへやって来た私でした。リスボンの7つの丘のひとつアルファマ地区をぶらぶら歩いていると、お腹が空いてきました。すると、どこからともなく良いにおいが・・・。あら・・・残念。普通のお家から漂ってくるお昼ご飯の匂いでした。あぁ!もう我慢できないっつ!早いとこ、美味しそうなレストランを発見しないと、飢え死にしちゃうよう・・・。レストランを探しながら、うろうろと階段を下りたり、坂を下ったり。結局、バイシャ地区に戻ってきちゃいました。ひしめくレストランの中から、美味しそうなところをきょろきょろ物色です。やっぱり、賑わっているレストランが美味しそうよねぇ。
し、決めた!。入り口に『Menu』と書かれた紙が貼ってあるこのレストランにしよう。『Menu』日本で言う、『定食』って感じでしょうか。セットメニューですね。安く、地元のオススメの料理が食べられるはずです。今回は、魚のセットを注文しました。アンティパストは、ハムとチーズとオリーブ。メイン料理が、白身魚のフライにフライドポテト。注文時にワインの色を尋ねられたので、赤と答えると、ハーフサイズの瓶が1本出てきました。うーん、太っ腹ぁ(笑)。最後に、コーヒーが付いて、日本円にして、千円くらいでした。ふぅー。ご満悦。さて、腹ごなしも兼ねて、またフラフラと町歩きを開始しましょうか。

のリスボン滞在期間は短い。と言うことで、翌日のお昼は違うレストランを探します。席に着き、「英語のメニューはありますか?」と尋ねたところ、英語のメニューは置いていないので説明してあげるよ、とのこと。しかし、ウェイターのおじさんは、ポルトガル語のメニューを指差しながら、ポルトガル語で読み上げてくれます。おいおい、それじゃ説明になってないやんけ!(笑)。しばし、考える時間をもらい、ひとり思案します。大きく書いてあるタイトルの文字。これは、イタリア語に似てます。ペーシェ(魚)のページと、カルネ(肉)のページですね。カルネは、さっぱり内容が分からないので、魚料理を注文することにします。ま、魚なら何でもいいや、私は好き嫌いがないしね。ウエイターを呼び、これ、と1番上を指差してみます。さぁて、何が出てくるのやら(笑)。「さわら」だと思われる魚の塩焼きのセットが運ばれてきました。やっぱり、日本人には、魚に限りますね!!。