こがれのポルトガルに上陸です。

まずは、空港のATMで両替をしなきゃ(2001年の話です。まだヨーロッパの通貨は統一されていませんでした)。2日後の夜、日本からやってくる友人とユースホステルで待ち合わせをしているのですが、さて、それまでどうしようかな・・・。

空港のツーリストインフォメーションでホテルを紹介してもらいました。条件はただひとつ。「安いホテルをお願いします」(笑)

紹介してもらったホテルは、『PENSAO CASAL RIBEIRO』というところ。地図に印を付けてもらいます。45番のバスに乗り、バス停から徒歩数分ってところです。がしかし、私は、バス停を一駅乗り過ごしてしまいました。あらら。せっかく、バス停に近いホテルだったのに。

ホテルの住所は、『Rua Braancamp.10』。地図を片手に、ホテルを探します。おぉ、あったあった。見つけましたよ、Braancamp通り。建物の壁に埋め込まれた陶器の番地を頼りにホテルを探します。・・・5、6、7番まで来たところで、横断歩道がありました。

ということは、この向こうがホテルか?。いや違う・・・。11番だ。9、8、7、6・・・。???。ん?。通りの向かい側も探してみたけれど、見当たらない。さっきから、もう、10分はこの辺りを彷徨っているでしょうか・・・。だって、さっき、配達に出かけたピザのデリバリーのお姉さんが、戻ってきた・・・(涙)。彼女に尋ねてみましょう。彼女は、この辺りに詳しくないらしく、店の中から男性が出てきてくれました。メモを見せ、この住所のホテルに行きたいんだけど・・・。

彼は、私に英語が話せるか?と聞いた後、通りの奥を指差し、「セブン、エイト、ナイン」。そうそう!ナインまでは私も見つけたのよ!私が行きたいのは、その次の『テン』なの!!。



で、彼は、おもむろに通りの反対側を指差し、「フォーティ、サーティ・・・」。は?英語のお勉強の時間か??いやいや、私が知りたいのはそんなことじゃなくて・・・・。彼はなおも続けます。「フォーティ、サーティ、トゥエンティ、テーン! OK?」。オ、オ、オッケーですとも!!。ご親切にありがとう!。完璧です!!

しかし、無事にホテルにたどり着けたというものの、どうも納得いきません・・・。