早春譜

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春の兆し

早 春 賦

3月半ばを過ぎると 雪や氷に囲まれた世界でも
一斉に春の兆しが見える
人も 木々も 動物たちも 氷雪ですら
春へ向け お化粧直しを始める

[3月27日 八ヶ岳山麓から北アルプス望む]

御柱祭の準備が進む綱置き場付近から穂高・槍ヶ岳 200o望遠レンズ  2020年 茅野市で

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ようやく雪の消えた里に、はや鯉のぼり。バックは甲斐駒、鋸、仙丈(左から) 茅野市泉野で  March 27, 2015.

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雪解け進む林間で。ニホンリスとシジュウガラがいた。    蓼科高原で  March 30, 2015.

[春休み期スキー場閑散]

 
好天、雪たっぷり、なのにスキー場はどこもガラ空き。東日本大震災・福島原発事故で遊び気分になれない。それに、
ガソリン灯油不足で動けない。北八ヶ岳のピラタススキー場は3月28日から当分、リフトの稼働を一本だけにして、
震災被害地へのチャリティー営業にきりかえた。義捐金を募り額の多寡に関わらずリフトは無料という。それでもこの有様。

(2011,3,28.13:00)

[雪解けを待つ]

3月下旬からコースを整備、プレーヤーを待つ態勢成った蓼科高原CC。祭日も週末も降雪でプレー不能。ゴルファーの春は暫く
お預けとなった。  
(2011 03 28)

[早春を描く]
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「寒くてもこの時季の山の色が好き」と中高年画家グループ       茅野市金山で  March 28,2003.

[6年に1度の御柱祭]

諏訪大社上社の御柱祭 木落の場面  茅野市宮川の木落公園で 2010,04,04.

[芽吹きへ色づく]

残雪が多くても唐松の梢は赤みを増し芽吹き近しを感じさせる    奥蓼科温泉で   March  1, 1999.

[霧氷も早春が多い]

春先ごろ、標高1400mの山荘地帯では朝、唐松林に霧氷の花が咲くことがよくある。             March 26,2006.

[主稜線の草地]

日当たりの良い根石岳は夏山の様相なのに天狗岳つり尾根の登山者はまだ冬装備       Apr. 9, 2000.

[氷解進む湖沼]

厚い氷も3月の半ばを過ぎると泡を残して消えていく。周りに青い水面が広がる     御射鹿池で March 26, 2003.

 

[北 帰 行]

300羽近く越冬していた上川のコハクチョウ、3月になると北へ旅立つ群が増えた   Early in March, 2003.

[まだ雪に埋まる国道]

あと20日足らずで開通式を迎える国道299の麦草峠が数米の雪に埋まっていた   Apr. 1, 2001.

[国のお宝二体]
八ヶ岳の西麓 茅野市の高原で2000年に出土した縄文時代の土偶「仮面の女神」が2014年、国宝
に指定され、山麓は「縄文のビーナス」と国宝を二件も出土したとブームになっている。この二体は茅

野市豊平の尖石縄文考古館で展示されており、見学ツアーや各種セミナーで山麓はにぎわい、お土
産品から弁当・ランチにまで、”あやかり”名称が登場する騒ぎになっている。

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 新たに国宝に指定された縄文後期(4000年前)の「仮面の女神」   縄文中期(5000年前)の「縄文のビーナス」
「仮面の女神」は茅野市湖東の中ッ原遺跡出土。造形・文様など表現力は縄文時代の頂点と評価された。2001年撮影。
「縄文のビーナス」は茅野市米沢の棚畑遺跡の出土。被り物のデザインと雲母で光る体型の表現が特徴。2001年撮影。
いずれも体長30p前後仮面の方がひと回り大きい。


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Ver.10  April 8, 2016.

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