ききあるきサタデー
 
Workshop:03 水元公園篇 Part2 トップページへもどる  
 
ききあるきから戻ってきて、みなさんに、千住界隈の音のダイヤグラムを記入してもらいました。
同じ音でも、人それぞれ感じ方に違いが出て、面白い結果が表われています。

 

 
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モジさん
 
     
 

■子供が生き生きしてる?

 商店街はもっと音がないと思ってたんですよ。でも思ったよりありましたね。

 再開発の音は、うるさいというか、やっぱり不快な音でしょうね。

 ゲームセンターも、不快ではないですけど、どこでもあるし、千住と言うとどうしても宿場町というイメージが付きまとってしまうので、多少浮いている。

 一番良かったのは子供のお店屋さん。去年千住のギャラリーでの写真展で、何点か子供の写真を見て、子供が生き生きしてるのが千住、かなというイメージがあったんで、今日偶然にも、そういうのにめぐり会えたので良かったです。

 

 

 
 先週、先々週に千住で行なわれたまち歩きに参加して、一応音にも気を使ってたんです。今回のききあるきは失敗するんじゃないかと思ってたんですよ。音らしい音が聞こえなかったから。でも今日参加してみて、実際にはいろんな音が聴けて、意外でしたね。ききあるきの賜物というか。マイクを持って町を歩くといろんな音が聞こえて来るんだというのを改めて実感しました。

 

 

 
C3-POさん
 
     
 

■ヘッドホンを通すと快い?

 ヘッドホンを通して聞くと、僕は何でも快の方に行っちゃうんですよね。普通に町を歩いていてトラックの音なんかがすると、うるさいなあと思ったりもするんですけど、ヘッドホンを通すと新鮮に聞こえる。

 八百屋さんの掛け声なんかは千住らしいというよりは商店街らしいということで。

 子供のお店ごっこは、東京のど真ん中じゃあんな感じで遊ぶところもないんだろうし、ちょっとした空き地があってあんなふうに遊んでいる子供達ってそう言えば見ないなって思って新鮮でした。

 エレベーターの音も冗談でとったんですが、人工的な音ですけど不快ではない、どちらかと言えば快だから録音ボタンを押したんだと思うんですよね。

 

 

 
 商店街の中というのは、人の声とかお店の音というより、スピーカーの音なんだなと思った。お店でおもしろい音出しているかなとキョロキョロしても、メガネ屋さんにしても漬物屋さんにしてもそんなに音を出していなくて、スピーカーから10メートルおきに違う音が流れてきたりして。その辺が、普段あまり意識しないんですけど、音に集中してみて改めて気がつきました。

 

 

 
やまばと舎
 
     
 

■再開発の音も千住らしさ?

 一番千住らしくて快なのは、子供達のお店屋さん。商売やっている人の子という感じで、いかにも千住の子っていう感じがして。

 工事のトラックは、再開発というのが、今の千住の特徴かなという気がして、これも千住らしさのひとつかなと思って千住らしいほうに入れました。

 ネコの鈴も快でもなく不快でもなく。でも毛がたくさんついたのが・・・。音が嫌とか好きとかいうよりは、そのまわりに付随してくる気持ちみたいなところで左右されちゃうところはあるんですけど。

 ししおどしは、何でこれがここに?というのがあったので。でも心地よい音ではあるので、浮いているけど快のほうに入っています。

 

 

 
 千住でこういうことをやるのは不安もちょっとあったんですが、意外と音があって、音のネタ的にも、かんかん地蔵とか輪廻車とかがあって良かった。それからやっぱり子供がいて声が聞けたりなんかして、すごく良かったかなと思いました。こういうふうにして千住の町を歩いてみると、再開発の部分もあり、昔からの商売の部分もあり、いろんな部分が見えたかなという気がしました。