我が家の猫たち


■チョンちゃんとフーちゃん
横浜に引っ越してきて間もない1984年3月、愛犬のシルバー号(シェパード犬)を散歩させようとしたところ、家の前の道路にスーパーのビニール袋に入れられて捨てられている子猫を発見。数十センチ横では車がビュンビュン走っている。あわてて自宅に持ち帰って見てみると、排尿でビショ濡れになった子猫が2匹入っていた。すぐに洗って、猫用のミルクと哺乳瓶を買いに行った。この日から猫中心の生活が始まりました。

■名前の由来
男の子は「チョン」と名づけた。当時、韓国のチョン・ドゥホァン大統領が来日することが話題になっていたので、大統領の名前ならイイんじゃないかと思ってつけました。女の子はイイ名前を考えていたのですが、動物病院に健康診断に行った際にカルテに名前を記入しなければならないので、毛が二色なのでとりあえず「フー」と記載しました。それがそのままフーちゃんになってしまいました。

■幸福を招く猫
たいへんおとなしい猫で人間によく甘えます。勉強中も食事中も団欒中も何時も膝の上で抱かれています。学校へ行ったり外出して帰ってくると必ず玄関で出迎えてくれます。猫がいるだけで家族全員が笑顔になり、楽しい日々が続きました。とにかく、居てくれるだけで家族が幸せな気持ちになります。


チョンちゃん と フーちゃん
▲生後5ヶ月頃のチョン(左側)と フー   1984年8月
▲12歳頃、 仲が良く何時も一緒に行動します。 1996年


 

■ヌーちゃんが加わる
1994年1月頃、母が夜道でチョロチョロしていたオスの子猫を拾ってきました。チョンちゃんと毛色がそっくりです。生後2ヶ月程度と思われますが、たぶん野良猫の子どもでしょう。2匹も3匹も変わらないないと思い「ヌー」と名づけて飼うことにしました。しかし、このヌーはチョンとフーに比べてヤンチャな猫で、家中で暴れまくっています。病気や事故が心配なので家の中で飼っているのですが、このヌーは野良猫だったためか、すきを見てはすぐ外に飛び出します。そして夜に泥だらけになって帰ってきます。人間にはあまり関心がない様子で、お腹がすいたときだけ擦り寄ってきます。


■チョンちゃんが永眠  享年15歳11カ月
2000年2月7日午前4時、チョンちゃんが腎不全で亡くなりました。享年15歳11ヶ月の長寿でした。3歳頃すでに腎臓を傷めており、嘔吐を繰り返していたにもかかわらず、意外と元気で長生きしました。ある日突然悪化し、3日間ほど入院しましたが、快復の見込みがないことから家に連れて帰り、その翌朝に眠るように天国へ旅立ちました。
ほんとうに可愛い子でした。楽しい想い出をありがとう。




ヌーちゃん と フーちゃ
フーちゃんのベットに遠慮なく入るヌー     2002年10月

■フーちゃんが老衰で・・・
チョンちゃんが亡くなって寂しくはなりましたが、フーちゃんが以前に増して甘えるようになり、楽しい日々が続きました。
しかし、フーちゃんも高齢で次第に体力が衰えてきました。飛んだり走ったりすることがなくなり、寝ている時間が多くなってきました。それに2002年末頃に耳が聞こえなくなりました。呼んで反応しなくなるのは寂しいのですが、それまで恐れていた掃除機やドライヤーの音も聞こえないので、ぐっすり眠るようになりました。

■フーちゃんが永眠  享年19歳2カ月
2003年に入って急激に痩せてきました。多飲・多尿に嘔吐という典型的な腎不全の症状でした。病院で血液検査したところ、末期的な数値ではないものの、腎臓と肝臓の機能が低下しているとのことでした。それから延命措置で、週に2〜3回病院に通う日々が続きました。基本的な治療は皮下点滴と薬(クレメジンとタウリン)です。治療といっても腎臓は快復することはないので、症状を緩和する程度です。しばらくは頑張っていましたが、次第に食欲もなくなり、栄養剤や流動食(リーナルケア)を与えたりしました。でも原因が老衰ですからどうすることもできません。5月になって急激に悪化し、点滴の効果もなくなりました。口も炎症をおこしているので、鼻カテーテルを挿入してリーナルケアを与えました。カテーテルを非常に嫌がったので2日目に取り外し、注射器でのどに流し込んだところ、口は痛そうでしたがなんとか飲み込みました。しかし、2003年5月5日に危篤状態になり、翌6日午後7時40分に家族全員が見守るなか安らかに息を引き取りました。19歳2ヶ月の長寿でした。

5月7日、近所の動物葬儀センターで立会い火葬しました。


19歳のフーちゃん
★楽しい想い出をありがとう★
▲2002年12月、寝ている時間が多くなりました
▲2003年4月28日、食欲もなくなりましたが、好物のカツオ生利節は食べてくれました。
亡くなる2日前、最後の写真になりました。
元気な頃は小肥りで4kgほどあった体重も1.8kgまで減少しました。
嫌いな注射や飲み薬に耐えてよく頑張りました。



いつかはお別れの日が来ることは覚悟していました。悔いが残らないよう思いっきり可愛がり、出来るだけのことはしたつもりです。具合が悪くなってからは付きっきりで看病しました。最期を看取ることができてよかったです。
20年近くいつも傍にいたフーちゃんがいなくなると本当に寂しいです。元気だった頃の想い出が次から次へとよみがえってきます。20年は長い歳月ですね。フーちゃんと出会った時、私は18歳の高校生でした。それが来月38歳になるのですから。私の人生の半分以上はフーちゃんと暮らしたわけです。家族に笑顔を与え、幸せをもたらしてくれたフーちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しい想い出をありがとう。フーちゃんと出会えて幸せだったよ。チョンちゃんと会えたかな。天国でゆっくり休んでね。



 

元気なヌーちゃん
▲ヌーの爪とぎでふすまも畳もボロボロに!
▲ソファーもご覧のとおり・・

■いたずら大好きなヌー
ヌーちゃんも9歳の高齢ですが、とても元気です。爪とぎで家の中はボロボロですが自由にやらせてます。いちいち気にしていたら猫は飼えません。
実はヌーちゃんも5年前、腎臓を傷めて入院し、多臓器不全で危篤状態になりましたが、奇跡的に快復しました。退院以後なんの治療もしていません。腎臓が治るはずがないのに・・・医者も不思議がっていました。今も家の中で走り回っています。食欲も旺盛です。ただ肥りすぎなので少しダイエットしようと思います。フーちゃんが食欲なくなってから、フーちゃんが食べ残した分までガツガツと食べてしまい、さらに肥りました。
チョンちゃんもフーちゃんも居なくなって、遊び相手がなく、少し寂しそうです。
2003年12月、10歳になりました。 冬はコタツが大好きです。
2008年1月、14歳です。専用ベットは湯たんぽ入り 2008年5月、トトロのお腹で昼寝
ヌーが10歳を過ぎて、少しジャンプ力が低下してきたみたいです。
今までのように高い所へスムーズに上がれなくなりました。
でもまだまだ元気で、食欲も旺盛です。





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