屋宜家
登録有形文化財

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B767 STORY

ここに掲載されているB767−300タイプの南西塗装の写真は非常に貴重な写真です。
この塗装での運航は幻のごとく、わずか1年足らずの短い運航でした。

1993年7月1日、南西航空から日本トランスオーシャン航空(JTA)に社名変更



ショートファイナル、ランディングギアが前のめりになっているのが惜しい
設計上車輪を上げたときの収まり具合のためではあるが、
B747,B777等は鳥がフワーと着地するようなデザインで美しいと思います





オレンジ塗装のSWAL B767-300


昔このような飛行機が飛んでおりました。
懐かしい限りです。


パイロットは皆モチベーションが上がりました。
しかし、束の間の夢に終わりました。

多くを語ることは・・・・・・




鳥居氏提供




宮古島空港


宮古空港では実に大きく見えます。

宮古の2000m滑走路では、接地にかなり気を使いますがブレーキの効きは素晴らしいものがあります。


実にいい飛行機でした。



鳥居氏提供



那覇空港


小雨が降っているのでしょうか、ぼんやりとバックにはJTAのハンガーが見えます


南西カラーからJTAカラーに変わっております。

767は社名変更の真っ只中にありました。
JTAになってB767は300タイプから200タイプになりました。


この写真はB767-200タイプです。


B767左エンジン


退役間近


B767 左エンジン


何故か、767のエンジンの呼び名は(Left Engine(左エンジン)、Right Engine(右エンジン)と呼んでおりました。

B737をはじめ一般的にはNo1、No2・・・と呼びます。


機種によりエンジンの呼び名が違うとは、ボーイング・ポリシーはどうなっているのだろうと疑問を持っておりました。


767THRUST LEVER


軍用機的なごっついダグラスのデザインとは違うやさしいデザインです。

自動操縦の場合にはオートスロットルを使いますので、コンピューターの制御で自分勝手にLeverが動きます。

オートスロットルを切る場合にはディスエンゲージボタンで切ります。
(レバーについている黒いボタン)


左側にはSPEED BRAKE LEVERが見えます。
これを引くと降下率が大きくなります。



1992年8月号

月刊エアラインの表紙を飾りました。

前縁のスラットと後縁FLAP(高揚力装置)の開度が大きいような感じがしますので着陸のようです。

接地と同時にブレーキが自動的に効きパイロットはリバース(逆噴射)レバーを引き上げて最短距離で止まるように飛行機をコントロールします。

767のブレーキ性能はよく、効き具合もスムーズです。
こんな大きな飛行機が2000mで余裕で止まります。


宮古空港



トーイング中のB767-300

写真のバックを見ると羽田空港です。


このような南西航空塗装のB767-300型機があったなんて・・・
素晴らしい正夢でした。


この写真を見ると思い出すことがあります。

それは丹波哲郎主演のGメン75スタイルです。(Gメン75 歌)
滑走路上を7名の刑事が一列に並んでさっそうと歩いてくる光景を連想します。


20年ほど前の過去がしのばれます。

(当事がしのばれる1枚として許せるかと思い、許可なしに無断投稿しております)