屋宜家
登録有形文化財

予約  098-998-2774
(090−1944−0185)

yagiya@cool.email.ne.jp



B737-400 STORY



銀に輝くB737-400


クールでシャープ

これから旅立とうとする緊張感が伝わる一枚
目的地はどこだろうと考えたくなります。

美しい
いい写真は何度見ても飽きない



雪がふぶいている


着陸を終えてまさにスポットに入るところか、あるいはオープンスポットでメカニックがライティングのチェックをしているのだろうか・・・


冬のSPK(千歳空港)を思い出す。
厳しいフライトご苦労様です。

いい写真ですね



後藤氏提供


ショートファイナル・まさに着陸寸前

雪のSPKの厳しさを伝え、パイロットの緊張感が伝わる一枚

アプローチライト(着陸進入灯)が見えて着陸できる喜びを感じるが、接地しても気が抜けない
滑らないだろうか・・・?ブレーキングアクションはレポート通りだろうか・・・?
と思いを巡らしながら対応を考えながら接地する。

それにしても
コクピットは忙しいだけでロマンなど感じないが、外から見る着陸は実に美しいものだ!

後藤氏提供



日本航空
B737-400 シュミレーター

この箱型のシュミレーターで色々な訓練・また審査を受けます。

コクピットと全く同じです。
コンピュータ制御でまさに飛んでいる感覚です。

どんな緊急な想定も模擬できるので訓練には最適ですがパイロット泣かせです。
コンピューター冷却のため箱の中はエアコンがビンビン効いておりますが皆汗をかきます。

シミュレーターの性能が格段に良くなり実機で訓練する機会は減りました。
年3回ほどこのシュミレーターのお世話になります。
2人ペアですので2時間・2時間合計4時間中にいます。


ショートファイナル

真下には自衛隊のアラートハンガー(緊急発進のための戦闘機用の格納庫)が見える
那覇空港


快晴に恵まれ、穏やかで気持ちいフライトだったでしょう。


何度も書きますが、
接地点を目指して微動だにしないように見える飛行機は、鳥が水面に音もなく降りていくように美しい




The Cockpit


旧型の旅客機はFE(Flight Engineer)が乗務し3名編成で飛ばしていた。

自動化とMaster Caution Lightはパイロットのワークロードを軽減し、その分マネージメントとシステムモニタへより多く注意を配分できるようになった。
Pilotは操縦の負担が軽減され、3名編成から2名編成へと移り変わっていく。


自動化とシステムモニターの進化が大型機であれ2名編成を可能にしました。



計器の照明が点いております。


CFM56エンジン

高バイパスファンエンジンのエアーインテーク

中央の”の”のマークはバードストライク防止というが効果のほどは?

WEBへリンク


CMF56エンジンの真後ろ

1番外側の丸い円筒からFANエアーが排出される。

2番目の丸い円筒からはジェットエアーが排出される。

ファン推力のほうがジェット推力よりも6倍多い。



CMF56写真


ADI
 ATTITUDE DIIRECTIONAL INDICATOR

HSI
 HORIZONTAL SITUATIONAL INDICATOR

真ん中の計器が重要な計器であり、フライトするための情報が集約されております。

ADIは飛行機の姿勢を確認する最も重要な計器です。
SPEED、電波高度計も含まれています。(3次元の世界)

HSIはコース、方位を確認する計器です。
車でいえばカーナビに相当します。
(2次元の世界)



ENGINE INSTRUMENT
エンジン計器

タービンの回転、排気温度、燃料流量、エンジンオイル圧、オイル温度、エンジンバイブレーション等の計器です。


エンジン計器にはマスターコーションが付いてないのが設計上惜しいと常々思っておりました。


同じエンジンでも数値が若干異なります。
変化のトレンドを感知しパイロットに知らせることは設計上容易いことだと思っておりました。




コクピット全景です。


上部はオーバーヘッドパネルといいますが、電気、燃料、ハイドロ(作動油)、エアコン、防氷等のスイッチ、モニターのための計器があります。


上部の異常は警告灯で知らせてもらえますので助かります。


逆説的にいえば、異常を知らせてくれるので2人編成で飛ばすことができるのです。